昨日の天気予報は「17時くらいから雨が降り」、「21時からは晴れ」となっており、実際に「17時くらい」は曇っており、いつ雨が降ってもおかしくないような状態。
昨日は今年最後の「月面X」の日で、「久喜プラネタリウム」では「ミニ観望会」を開催する予定でした。しかし、9日の時点で「天気が良くない」と天気予報から判断し、「中止」の流れで進めていました。当日、昨日ですが、朝から雲が多く、15時の時点で「WN」や「GPV」を見ても「雨」となっているので、完全に「ダメですね~」と中止を決め、「ミニ観望会中止」の張り紙を出し、完全に「中止モード」に。ただ、「来てしまう人がいるかも知れない」と言うことで、19時まで居る事にしたのです。とりあえず整理と、翌日の投影準備などをしようとしたときです。17時半頃m天文自然クラブのメンバーの方が来て、「今、月が見えるよ」と。
完全に中止モードで諦めていたのにその一言で、外へ出てみると確かに雲は多いですが、確かに「月」そして「金星」も見えているじゃないですか!
急いで「望遠鏡」を出して、設置。ただ、「月面X」は「見える時間」があり、今回は「17時半」で前後1時間が見える時間となるのです。18時の時点ではまだ早く、「X」にはなっていない状態。雲は「南~北」へ流れており、切れ目がポツポツとある状態。ただ低高度である「金星」が見えるという事は、かなり遠くの「南」は「雲が無い」状態なハズです。どうなるか不安ですがともかく見えるトコまで見てみようと、雲の切れ間からつきが見える時に見ることを繰り返していると、18時過ぎに「この天気だから来ました」ともう一方天文自然クラブのメンバーも登場。この時くらいから雲の切れ間は大きくなって「天頂付近」は「夏の大三角」が見える状態。そして、月も完全に雲から抜けだしてきました。時間的に少々早いので、完全な「X」ではなく「米印」や「火」のような感じに見え、少しだけある雲で途中隠れる事もありましたが、徐々に「X」になっていく様子を見て、中心時間帯である「19時半頃」に。この時になるとまた雲が多くなり、少々キビシイ状態に…。それでも雲の隙間から「X」が見えましたよ。それからはまた雲が空一面に広がり19時45分くらいで観望は終了。
ちなみに、何回か天気予報をチェックしましたが、「雨」マーク」は消えていませんでしたよ。「雨」降っていなかったのに。
観察機材は今回もいつもと同じ「ペンタックス」の「100mm屈折望遠鏡。「接眼レンズ」は初め「12.5mm」を使っていましたが、あまり良くは見えないので「9mm」に。最終的にはさらに拡大って事で「6mm」を使いました。さすがに「6mm」ですとよく「X」が見えますよ。たださすがに高倍率ですから「中心」に入れるのは大変ですがね。そして定番な「携帯コリメート」で撮影してましたよ。
ともあれ「もうダメでしょう」と話して、完全に「中止モード」でいたのですが、見れたので良かったですよ。まぁ「ミニ観望会」は中止になってしまいましたが…。ちなみに次回は「2014年4月7日 月曜日 18時頃」と「2014年11月29日 土曜日 19時頃」です。
それでは、本日の登場人物はこの方、「天体」や「プラネタリウム」にある事をきっかけに興味を持ち始めた「森谷 ちさと」さんです。「天音」さんと一緒に「月面X」を見る予定でいた「ちさと」さんですが、昨日からの天気予報を見て「今日は見れないね」と中止モードでしたが、18時ごろ偶然外に出てみると…。ちなみに背景が今回の「月面X」を「ペンタックス 100mm屈折望遠鏡(焦点距離1200mm)」で「接眼レンズ 6mm」を使用したのを「コリメート」して「携帯」で撮影した写真です。