こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

太陽に挑む彗星(ほし)

2013年11月10日 | プラネタリウム

 今月末に「太陽に最接近」し、「今年最大の天文ショー」と言われている「アイソン彗星」。今回の「久喜プラネタリウム」の番組は、そんな「太陽に接近」した彗星たちのお話です。

 彗星の中でも太陽に近づくのもを「サングレーザー」と呼ばれ、これは「太陽をかすめるモノ」という意味があるのです。今、話題になっている、「アイソン彗星」もそんな「サングレーザー」の一つでして、「世間」では「大彗星」になると、予想されており、「某国営放送」もそんな事を言っている上に「11月29日が一番の見頃」なんていていますね。でも、「久喜プラネタリウム」での、現在の状況からの予報は「びみょ~」なのです。これは私も、そう思いますよ。

 確かに「0.1天文単位」まで接近しますし、発見当初の「木星軌道」辺りで「19等級」の明るさと、セオリーから考えると「明るくなる」のですが、調べてみると、どうやら表面に「鎧」のようなものができており、これが彗星が「溶ける」のを邪魔しているような状態になっているのです。そのため、当初の「予報」よりも暗めになり、「11月8日」の時点で「約9等級」くらいと、この時点でも当初の予報を大幅に下回っていますからね。それにうまく接近したとしても、太陽に接近しすぎて崩壊、そのまま消滅。なんて事もありえますので、ホントに「予想が立てづらい」んですよ。一応、「ある学者さん」が言うには「17日くらい」で結構正確な予報が立つようですが…。

 こんな状態から現在「久喜プラネタリウム」では、「日本で唯一」アイソン彗星に対する「ネガティブキャンペーン」を実施中なのです。

 とりあえず、見ごろとしては、太陽を通過した後。つまり、12月上旬って事になるのですが、通過した直後は「太陽に近い」ため、高度が低いので、あまり見るには適していませんから「5日以降~10日」までが良いのではないでしょうか?まぁこれも保証はできませんのであしからず。

 それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。天象運行を監視している「カスミ」さんでもこれから「アイソン彗星」がどうなるか正確な予想は難しいようですね。

2013_11_10

コメント
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