こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

明日は「月面X」なんだけど…。

2013年11月09日 | 天文・科学

 明日は「月面」の一部が「X」に見える今年最後の「月面X」なのですが、現時点で天気予報を見るに、無理そうですね…。
 「月面X」とは難しく言いますと「月面の南緯25.5度、東経1.1度」の地点が明暗境界線 、簡単に言うと太陽光のあたっている面とあたっていない面の境のことですが。になる頃の「1時間ほど」見られるのが、この「月面X」でして、大まかな視的位置では「月の南端から北へ1/3ほどいったところ」に隣接して2つ並んでいる「クレーター」、「アリアケンシス」と「ヴェルナー」があり、その2つの並びあったクレーターから、「並んだ延長方向」に「X」を見ることができるのです。これは「ブランキヌス」「ラカイユ」「プールバッハ」のなる3つのクレー ター壁によってできた地形です、「半月」の時は「太陽の光」が「側面」から当たる事になるので、そのクレーターでの凹凸が陰影の加減で「×」として見えるのです。ただ、そんなに大きくは無いので肉眼で見る事は無理でして、「双眼鏡」や「望遠鏡」で見るとハッキリと解ります。

 そんな現象で、ちょうど「日曜」という事もあり「久喜プラネタリウム」では「ミニ観望会」を開く予定でいましたが、いかんせん天気予報では絶望的な予報で「中止モード」に移行しつつあります。

 で、天気予報を見てみると「昼くらい」から雨で、「月面X」が終るような時間である21時から天気は回復しているんですよ。まるでその時だけ見れないような感じなんですよね…。天気「予報」ですから、予定よりも雨が早く終れば、大気の条件が良い環境で見る事ができるのですが、果たしてどうなるでしょうかね。

 それでは、本日の登場人物は、「天体」って事で、この方。現在「精霊士官学校」で「天象精霊」になるべく為に修業をしている「織河 天音」さんです。「月面X」が見れるということで地上へやってきた「天音」さん。友人である「ちとせ」さんと明日の天気で話しているときフト思い出したのは「気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局」の局長が「月の智霊」の称号を持っているのに気が付き…。ちなみに背景は「GPV天気予報」での「2013/11/10 20時」の「雨の予報」です。

2013_11_09

コメント (2)
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