こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

NEWS展示とはいえこれだけかぁ…。

2022年05月27日 | 博物館・科学館

 昨日は、ウチが檀家をしているお寺さんでの「お施餓鬼」があったのですが、コロナ禍の影響で、今年も特に説教とかも無く、行ってお塔婆を申し込んでお墓参りをして終了でした。

 ただこのまま家に帰るのも面白くないので、少し気になる「展示」があるので、見に行ってきました「国立科学博物館 上野本館」へ。

 今回はお施餓鬼でしたから、何時に行けるか目途が付かなかったので、お墓参りを終えてから予約をとる事にしまして、やはり平日だからですかね、入館予約は「一般展示」は全ての時間帯で空きがあったので、すんなり取る事ができましたよ。

 それでもって、今回私が気になり、見に行く事にしたのが、「科博NEWS展示 「日本天文遺産認定 小山ひさ子氏の太陽黒点スケッチ群」」。

 「国立科学博物館 理化学研究部」の主任研究官を勤めた「小山ひさ子」氏が観測した50年におよぶ太陽黒点スケッチ群、約1万枚が日本天文遺産に認定された事を記念しての「NEWS展示」なのです。

 一人の観測者が長期にわたり同じ方法で記録した精緻な観測は非常に重要で、「小山ひさ子」氏が観測した太陽黒点観測記録は太陽活動の長期変化を調べるための基準の一つにもなっているほどなのです。

 今回の展示では「太陽黒点観測スケッチ」の実物も展示され、スケッチは黒点の形は当然。濃さまでも精緻に描かれており、それは写真のようです。また、太陽観察における小山氏の著書、太陽活動におけるの論文、解説パネルが展示されています。

 が、それだけなんですよ。「太陽黒点観測スケッチ」は「1958年3月30日」の1枚だけに「解説パネル」は2枚と著書と論文。しかも展示場所も「シアター36〇」の付近で、普段は展示予告などの「広報パネル設置場」となっている場所。せめて関連展示である地球館地下3階に展示されている「20cm屈折望遠鏡」の隣であればよかったのですけどね。現在のコロナ禍でその周囲は使われていないのですし。

 なんだか展示方法が残念でしたよ…。

 それでは、本日の登場人物は「博物館」の話でしたのでこの方。「ベルギー国立博物館 天体室」の「学芸員」で「ブリュッセル・グリフォン」の「Chefille」の「コレット・アバック」さんです。「日本天文遺産」として今年度認定された「小山ひさ子氏の太陽黒点スケッチ群」の展示セットが「ベルギー国立博物館」へやってきたのですが…。ちなみに背景が「科博NEWS展示 「日本天文遺産認定 小山ひさ子氏の太陽黒点スケッチ群」」の全体なのです。

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