こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

宇宙への扉 ~日本のロケット拠点~

2014年07月13日 | プラネタリウム

 先週「久喜プラネタリウム」では「七夕投影」がされていたのですが、「ショクダイオオコンニャク」の方を優先してしまったため見逃してしまいましたが、今日は一般投影を見てきました。今月の「テーマ番組」は「宇宙への扉~日本のロケット拠点~」です。

 さて、日本のロケット開発は戦後、「東京大学生産技術研究所」の「糸川」教授によって「1955年」に「東京都国分寺」で「ペンシルロケット」の発射成功を切欠に進められ、その後「ミューロケット」「ラムダロケット」「H型ロケット」と進化していきました。今でも「国分寺」には「日本近代ロケット発祥の地」とされ記念碑があるようです。

 そして、現在、日本国内には「2箇所」の「宇宙ロケット打上げ場」があり、二つとも鹿児島県にあるのです。「ロケット打ち上げ施設」が「種子島宇宙センター」と「内之浦宇宙空間観測所」にあるのか?といいますと、ロケットを打ち上げるのは相当な「力」が必要になるのはお解りですね?でも大出力の物、「ロケットエンジン」は大量の「液体水素」と「液体酸素」。その他の燃料を使います。そうなると燃料代も相当な物なりますし、エンジンの出力も大きくなければいけません。そこで、少しでも力を減らすため「地球の自転」を利用するのです。ようは「ハンマー投げ」の原理のよう「遠心力」を利用するのです。地球上では一番自転による遠心力が強いのは「赤道直下」。「EU」では「ギアナ」、すなわち「赤道直下」に「発射施設」を持っていますし、「米国」も「フロリダ」や「ヒューストン」は南の方に位置しています。ですから「鹿児島県」の南端にある「内之浦」、「種子島」なのです。でも「南」だったら「沖縄」の方が「南」だ。と思われるでしょう。「種子島宇宙センター」が建設された当時、沖縄はまだ米国の占領下だったのですよ。そして、その他に「人口密集地」でないこと「東が開けている」などの条件が当てはまるんですよ。

 この二つの「射場」ですが、「内之浦」は「科学衛星」や「観測衛星」が多く、打上げ用ロケットも「ラムダ」や「イプシロン」といった「小型ロケット」。「種子島」は「商用」や「大型ロケット」による打上げをしているのですよ。

 今回も番組の内容から「ロケット打上げ」の動画が登場するのですが、見ているとやはり実際に見てみたくなりますよ。何とか来年は予算の都合をつけて「種子島」に行ってみたいものですよ。

 それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。人間にとって「ロケット」が「宇宙への扉」である事をしみじみ思う「カスミ」さんなのです。

2014_07_13

 

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