7月8日に「NASA」のミッション「STS-135」が「スペースシャトル アトランティス」によって実行が開始されました。この「STS-135」をもってスペースシャトルのラストミッションとなるのです。
本来この「STS-135」はその前の「STS-134」で「耐熱パネル」の損傷などで帰還できなくなった場合に備え、もう一機のシャトルが救援機として準備されており、いつでも飛行可能の状態である為に、「STS-134」が終了し、「待機シャトル」が使われないのは「予算がもったいない」と言った理由から今回の「STS-135」のミッションが計画されたのです。ただし、今回の「STS-135」ではもう他のスペースシャトルが「引退」しているので救援機「ロシア」の「ソユーズ」にて救援飛行を行うために乗員制限の理由からクルーの人数は通常の7人から4人と少なくなっているのです。
それで、スペースシャトルと言えば、「ISS」との「ランデブー」が日本でも度々観測されているのですが、今回は「JAXA」の「ISS軌道予報」を見た限り、7月8日からミッションの終了である7月20日の間に日本で「ISSが見れる機会は無い」のですよ…。折角のラストフライトなのに…。
それでは、本日の登場人物はこの方。現在「精霊士官学校」で「天象精霊」になるべく為に修業をしている「織河 天音」さんです。天音さんも「スペースシャトル」のラストフライトを見ようと思って調べてみたところ、STS-135の期間中は日本で観測する事ができない事が発覚…。