こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

振動と言っても地震じゃないですよ

2010年01月18日 | 天文・科学

 今日はそれ程ではなかったですが、先週はとても寒かったですね。東京でも「最高気温」が10°を下回るほどの寒さ。さらに、日本海側は大雪にみまわれています。しかもこれは「日本だけではなく、ヨーロッパでも寒波にみまわれているようで気象庁によると、先月16日以降の最低気温が、「ポーランド・ワルシャワ」で「-19.2°」で平年は氷点下5度くらいですからとんでもない寒さですね、他には「ノルウェー・オスロ -17.9度°、お隣の「ソウル」では「-15.3°」「ドイツ ベルリン」では-14.4°」といずれも例年最低気温より10°近くも低いのですよ。

 ともかく各地で30年に一度の異常低温らしく、雪も結構振っており、「積雪」は「ワシントン」で「41cm」、「ソウル」では26cm」を記録したそうです。

 それで、この30年に一度の異常な寒波の要因は「北極振動」と呼ばれる現象なそうです。だた、「振動」と言われていますが「揺れ」の「振動」ではなく「脈動」の振動を言いまして、メカニズムとしては「北極」と「北半球中緯度地域」の「気圧が逆の傾向」で変動する現象でして、「北極圏」では「寒気」が「蓄積と放出」を繰り返すことから、寒気が北半球中緯度地域へ大量に流れ込み気温が極端に低くなるのです。さらに放出が続いているのは、北極圏の気圧が高く、中緯度帯の気圧が低い状態が維持されて寒気が流れ込みやすくなっているためなそうです。ちなみにこの寒気放出の強さは過去79年以降で最も強いそうですよ。

 それでは、本日の登場人物は「北極地域」の気象制御管理をしている「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 北極支局 北極支局総合副局長 気象参謀」の「イリューシャ・ニクス・グランセリウス」さんです。いくら気象制御管理をしている精霊さんでもこのように大きな現象は手に余るようですね。

2010_01_18

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする