途中下車してときどき嵐

ブログ人から引っ越してきました。

韓国ドラマ感想「青い海の伝説」

2018年11月30日 09時35分58秒 | 韓国ドラマ感想
レンタルショップに並んでいる量から推測するとかなり人気の作品らしかったが、新作料金でなくなるまで待っていた。
イ・ミンホくんとチョン・ジヒョンさん主演、内容はまったく知らない。
前回に観た「相続者たち」は私的にはハズレだったけれど「星から来たあなた」は面白かった。
さあ、楽しめるか!?
結果、最後までワクワクドキドキして観ることができた。
「星から来たあなた」と同様、圧倒的存在感のチョン・ジヒョンさん、美しくて面白い。
ストーリーも壮大で、凝りに凝った人物設定(いや、まぁ、ホ・ジュンジェは途中でキャラ設定がブレてたけど)、”誰が悪人か?”で色々ミスリードしてくれてスリルが味わえた。
最後も穏やかな終わりで、良かった。
そこまでは。
感想を書こうと、ドラマ情報をチェックしたら・・・
あららぁ~、そうか、これがそうだったのか!
韓国ドラマで東日本大震災が妙な扱われ方をしていたとの記事の見出しを見かけた事があったが、これか~
今まで何度もドラマの中で反日描写は観てきたので今さら驚かないとはいえ、面白いドラマだっただけにより苦いものが残った。


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読書感想「彼女がその名を知らない鳥たち」沼田まほかる

2018年11月27日 09時22分50秒 | 乱読本感想
幻冬舎 2009年10月

★4

バカな話から。
書店に行った時、”北村匠海”くんのポスターが目にとまった。
『あらっ!かわいい!!』
見れば、カバーにも彼の顔。
彼の顔が付いた本を買おう!と、なぜか思った。
幻冬舎文庫はけっこう読むので、読んでない本を探した。
「彼女がその名を知らない鳥たち」
今年の日本アカデミー賞授賞式をちょこっと観ていた時に、小耳にはさんだタイトルがあった。
内容は全く知らなかったが、ノリで買ってきた。
読み始めて、あぁ~失敗だった。
私のあまり好きではない男と女のぐちゃぐちゃ面倒くさい恋愛話だ。
おまけに、描かれる男はロクなもんじゃない。
それ以上にグチグチと男のモンクを言う女がクズすぎる。
でも、グイグイ惹き付けられてしまう。
彼らの行動から目が離せない。
得体のしれない何かがある。
最後に分かった”事”がその得体のしれない何かだったのかもしれない。
”愛”なのだろうが、”狂気”でもある。
登場人物のほとんどがクズすぎてムカつくし、読後感が良かったとは言えないけれど、インパクトはあったなぁ~
そしてこれは恋愛小説だと思って読んでいたが、ミステリーでもあったのだと、後で気が付いた。
映画のキャストは蒼井優さんしか知らなかったが、読後に調べた。
すごいなぁ~このキャストは納得だわ。
でも、この物語を映画で観るのはキツイなと思う。


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漫画感想「かくかくしかじか」東村アキコ

2018年11月23日 18時54分22秒 | 乱読本感想
集英社 2015年3月25日

★5

”出遇い”というのは面白いな~
おばさんになってプールで知り合った人(やっぱりおばさん)が「面白いから読んでみて」と渡してくれたのがこれだった。
昔は漫画っ子だったけれど、最近はほとんど見ていないので『これ、誰?』
調べたら、「海月姫」「東京タラレバ娘」の人だそうだ。
「東京タラレバ娘」はドラマを観たので、そういう話なのかと思ったら、全く違った。
と言うか、今までに読んだことがない類の漫画だった。
自伝的エッセイ漫画。
プールでの出遇いがなかったら、自力では絶対に出遇えていない。
”出遇い”ということで言えば、物語の2人の出遇いは凄いな~と思う。
日高先生(本名:日岡兼三)は強烈な個性の持ち主。
物語は脚色されていないとのことなので、本当にこんな人がいるんだ!とびっくりしながら読んだ。
そして、東村アキコさんも、かなりぶっ飛んだ人だと思った。
周りの人たちも、美大を目指す人や芸術家(漫画家も含む)はやっぱり普通じゃないなと妙に納得してしまった。
普通じゃないとは思うが、憎めなくて温かい芸術家たちの生態は興味深かった。
そんな人たちが織りなす物語は東村アキコさんの出会いと別れ、成長と悔恨の物語だったんだと思う。
5巻は涙涙だった。
タイトルの「かくかくしかじか」これを読んだ人は、「かくかく」に「斯く斯く」ではなく「描く描く」をあてたくなると思う。
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韓国ドラマ感想「アチアラの秘密」

2018年11月21日 13時02分09秒 | 韓国ドラマ感想
面白いのか面白くないのかの感想以前に、登場人物たちの自分本位な考えや行動に圧倒されてしまった。
お母さん、ユン・ジスクは、色々事情があるもののここまでやる?言う?の人。
演じる女優さん、シン・ウンギョンさんの演技が巧いものだから、あっけにとられて見入ってしまった。
また高校生のガヨンも、精神的にちょっと異常をきたしているのではないかと思われるキャラ。
どちらも韓国ドラマではよく見かけるキャラではあるが、他の自分本位の人たちの上をいくすごさに、ここまでやる必要があるの?と思ってしまった。
ミステリーホラーだそうだが、それぞれのキャラが必要以上に誇張されているので、ホラー的怖さは感じなかった、というよりここに出てくる人たちが怖い!と思ってしまった。
ストーリーは意外に、もちろん突っ込みどころはあるけれど、まともに展開して面白く観ていけた。
このドラマ、警察関係者がみんなまともで、韓国ドラマには絶対いる裏切者がいなくてちょっと良かった。
キム・ヘジンをめぐる血縁の人たちが異常だっただけに救われる思いだった。
最後、不覚にも涙したが、やっぱりユン・ジスクは異常だと思う。
綺麗に終わらせてしまうほどジスクは善人ではないと思う。
あと、真の悪者が犯した罪に対する罰が十分に描かれていないのが不満足。


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韓国ドラマ感想「身分を隠せ」

2018年11月17日 13時51分48秒 | 韓国ドラマ感想
非公開捜査チームを描いたアクションドラマだとか、よくよく見ればキム・ボムくんご出演。
「花より男子」の美少年の面影はまったくなく、こけた頬に無精髭、暗い目をした傷ついた男が居た。
そして、つい先日観た「リメンバー~記憶彼方へ~」で癖のある弁護士役をしていたパク・ソンウンさんも居る。
良い人なのか?悪い人なのか?読めないところに期待が膨らむ。
派手なアクションとエグイシーン、それ程気にはならないが、やっぱり突っ込みどころはけっこうある。
そう言えば「バッドガイズ」の制作陣だったな。
ハラハラドキドキしつつも突っ込みながら観ていく中で、“ゴースト”なる“悪人”の正体はなかなか面白かった。
誰が本当の“悪人”なのかを問いかけていた。
途中、登場人物がごちゃごちゃして解りにくくなったが、最後で繋がり締まった結末になったのは良かった。
そして、キム・ボムの笑顔が最後に観られて良かった。
いや~、ずっと暗くて厳しい顔だったもんね~

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読書感想「夜また夜の深い夜」桐野夏生

2018年11月16日 10時13分32秒 | 乱読本感想
幻冬舎文庫 2017/8/4

★4

読み始めると違和感がまず来る。
マイコが七海さんに宛てた手紙の完成度が高すぎる。
各国を転々とし、日本に住んだこともなく、学校教育もほとんど受けていない。
友達も、まともな隣人もいない。
そんな環境で育った女性にこのような文章が書けるのか?
でも、違和感を押しのけて、マイコとその母親の奇妙な生活に惹きつけられる。
マイコが母親の元を飛び出して色々な人や出来事に遭遇しながら生きていく。
現実にはあり得ないだろうと読んでいくが、マイコが知り合ったエリスとアナのあまりにも悲惨な境遇は現実のニュースで見聞きした現実だ。
平和な日本で生きている人間(私)の“正義”とは違った“正義”で逞しく生きる彼女たちにハラハラドキドキする。
ワクワクさえもしてしまう。
「OUT」に出会った時の感覚に似ている。
一気に読んでしまった。
最後に母娘が何故そういう生活をしていたかは解ったが、ちょっと物足りない。
結局、七海さんはどんな人だったのだろう?
お母さんの娘に対する“愛情”とはどんなものだったのだろう?
本作は舞子の話であったが、七海さんの話、お母さんの話も読んでみたい気がする。


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読書感想「雪冤」 大門剛明

2018年11月13日 16時05分33秒 | 乱読本感想
角川文庫 2011年4月23日

★4

横溝正史ミステリ大賞の、ちゃんと大賞を受賞した作品ということと舞台が京都ということで買ってきた。
大門剛明さんは初めて読む。
京都の見知った場所が出てくるので読みやすいとは言え、重苦しい。
殺人事件に冤罪が扱われているからか。
読み進むうちに、『あっ!この人が怪しい!』という人物が出てくる。
意外にたいしたことないなと読み進む。
その人が犯人だ!と話が流れていく。
が、
巧くミスリードされてしまった。
殺人の理由が明かされた時、死刑囚・八木沼慎一のその行動が理解できた。
作品としてはなかなか巧い作りになっていた。
でも、慎一のそういう選択が悲しくて、憂鬱な気分になった。


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読書感想「SOSの猿」 伊坂幸太郎

2018年11月01日 16時36分51秒 | 乱読本感想
中央公論新社 
中公文庫 2012年11月22日

★3

妙に癖のある人物がぞろぞろ出てきて、話が時系列に並んでいないなんてことはたいしたことじゃない。
エクソシストが出てきて、猿が出てきて、その猿は「孫悟空」・・・
正直、よく解らない。
伊坂幸太郎はこういう感じだと、雰囲気で読んでいって、最後に感動が来るか、『う~~~』が来るか。
今回は後者。
そもそも、下地になっている「西遊記」、私はドラマや映画、児童文学レベルでしか知らない。
ユングは心理学者である、としか知らない。
エクソシストに至っては、悪魔払いされる方だと思っていた。
払う方か~
伊坂さんの参考文献を見ると膨大な量。
西遊記なんて全10巻ほか、数冊。
参考文献を全て読めば、この「SOSの猿」が理解できるのか?
解説を読むと、解説者が「また妙な小説を書いたものだな」といっている。
解説はされているが私の頭では理解できない。
全体的には理解できないけれど、二郎くんのお母さんと辺見さん、このひと年取った婦人たちの達観した生き方考え方はすごく理解できる。
いろいろぐちゃぐちゃ悩んだ結果、ここにたどりつけたなら幸せなことだなと思う。
作品の本筋とは違ったところで共感した。

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