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読書感想「みとりねこ」有川ひろ

2024年06月09日 10時54分20秒 | 乱読本感想
講談社文庫 2024年4月12日


表紙に緑っぽい猫のイラストがあったので「“みどり”ねこ」だと思っていたら、「“みとり”ねこ」だった。
「旅猫リポート」外伝2編もあるってことだ。
ヤバイ!「世之介」で涙腺が緩んでいる今、これは絶対泣いてしまう!
お風呂読書決定。
猫と子供と(大人も)生と死との間の優しい時間が描かれる。
とってもとっても優しくて良い話したちだけれど、避けられない“別れ”が描かれているので泣いてしまう。
だからといって、愛をそそげる猫との生活は不幸ではない。
猫も人間も幸せな時間が圧倒的に“ある”
私は犬派だけど、犬も猫も幸せは一緒だ。


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