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読書感想「呪い人形」望月諒子

2023年09月17日 15時48分05秒 | 乱読本感想
集英社 2022年12月20日

木部美智子シリーズの3作目だそうで、シリーズを読むのは4作目だ。
相変わらず話しがあちこちに飛ぶので読みにくいったらありゃしない。
それでも読み返しながらでも進もうと思うのは事の真実を知るためにはどんな苦労も厭わない木部美智子をリスペクトしているから。
とは言え、私は望月諒子作品では木部美智子しか知らないんだけどね。
本作品はテレビドラマの「必殺仕事人」のようだとちょっと思った。
でも、決定的に違うのは“それは正義では無い!”と思う人がちゃんと存在する所だ。
何が正しいか正しくないかを常に問い続けているジャーナリスト木部美智子に望月諒子が宿っているようだ。
私なりに頑張って読んだのに~
『あれっ!ここで終わり?』という最後だった。
それを行なった人たちの全貌が解らないままじゃない!
間違いなく複数いる実行者達の真の目的が解らない。
正義だと思っているならそれでもしかたないし、ひょっとしたら快楽なのかもしれないし、それぞれの気持ちが知りたかったな。

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コメント
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