KADOKAWA 2017年8月25日
★3
“文字”で出あわなければ絶対に読まなかった本だと思う。
文庫の最後、角川文庫ベストセラーを見ていたらなんともインパクトのあるタイトル、そして内容。
【「人間の顔は食べづらい」安全な食料の確保のため、食用クローン人間が育てられる日本・・・】
『はぁ!?何だこりゃ~?』
【横溝賞史上最大の問題作!!】って。
好奇心を刺激されてしまった。
即、Amazonクリック。
その時、初めて表紙を見た。
『あっ!これっ、本屋さんでは絶対手に取らない。ってか、近寄らない系の本だ!』
が、好奇心が勝った。
ノーベル賞作家、カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」だって、「君の膵臓をたべたい」だってあるし~
読んでみると、それ程高尚でも胸キュンでもなかった。
『あぁ、横溝正史賞だったね(後で知ったが、受賞していない)』
エログロ、ホラー。
救いはそれが“文字”ってこと、頭で映像に変換しなければ読んでいける。
殺人事件なども起こるが、私の興味は“何故に日本は日本人を食べるんだ?どうしてそうなったんだ?”だけ。
最初、そうなったことの説明はあったが、あまりにも薄っぺらで稚拙な設定で、最後まで読めばその奥になにか在るのかと思っていた。
何も無かった。
最後まで読めたのはただただ私の好奇心で、だけだった。
ただ、好奇心を刺激したものは間違いなく在ったと思う。
乱読本感想リスト タイトル【な】行
乱読本感想リスト 作家【さ】行
★3
“文字”で出あわなければ絶対に読まなかった本だと思う。
文庫の最後、角川文庫ベストセラーを見ていたらなんともインパクトのあるタイトル、そして内容。
【「人間の顔は食べづらい」安全な食料の確保のため、食用クローン人間が育てられる日本・・・】
『はぁ!?何だこりゃ~?』
【横溝賞史上最大の問題作!!】って。
好奇心を刺激されてしまった。
即、Amazonクリック。
その時、初めて表紙を見た。
『あっ!これっ、本屋さんでは絶対手に取らない。ってか、近寄らない系の本だ!』
が、好奇心が勝った。
ノーベル賞作家、カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」だって、「君の膵臓をたべたい」だってあるし~
読んでみると、それ程高尚でも胸キュンでもなかった。
『あぁ、横溝正史賞だったね(後で知ったが、受賞していない)』
エログロ、ホラー。
救いはそれが“文字”ってこと、頭で映像に変換しなければ読んでいける。
殺人事件なども起こるが、私の興味は“何故に日本は日本人を食べるんだ?どうしてそうなったんだ?”だけ。
最初、そうなったことの説明はあったが、あまりにも薄っぺらで稚拙な設定で、最後まで読めばその奥になにか在るのかと思っていた。
何も無かった。
最後まで読めたのはただただ私の好奇心で、だけだった。
ただ、好奇心を刺激したものは間違いなく在ったと思う。
乱読本感想リスト タイトル【な】行
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