久しぶりに「嵐」ネタ、だけど・・・
私、今「ルーズヴェルト・ゲーム」の本を読んでるの。
作者は池井戸 潤さん、ドラマ「半沢直樹」で一躍脚光を浴びた感があるけれど、それ以前から知る人ぞ知るって存在。
この人の特筆すべきことって、なにげに映像化された作品が多いってこと。
それも最近立て続けに数本。
さすがに彼の原作のドラマはもういいか~と思っていたけれど、ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」をとりあえず、観たら、
いやぁ~、思ったよりは面白かった!いや、想像以上に面白かった!!
何より、野球の場面が良かった。
私はなにげに野球が嫌いなんだわ。
だから、ニノの所みたいに若い男の子がいるわけでもない社会人野球部絡みの話なんてとちょっとバカにしていた。
でも、そこがドラマの面白さの一番の要因だと分かった瞬間、『あれっ!?じゃ、なんでニノんとこ、面白くないんだ?』と。
あらぁ~、自分の心の内にあったモノが言葉になっちゃった。
そうかぁ~、やっぱりそうだったのか。
なんでなんだろうと考えて・・・
ニノのとこ、強さもスピード感も無いからかなぁ。
メリハリないし、一応、イケメンの若いお兄ちゃん揃えてもらってるけど、おばちゃんにとってそれほど破壊力のある子がいないし。
もちろん弱い野球部の話なんだけど、どこかに何かシャープなものが無いことには締まらないんだよね。
そのシャープな部分はニノ、青志先生がやっぱり担うべきものじゃないかと思うんだけど・・・今のところ青志先生にはそれが無い気がする。
ニノにはあるんだけどね、シャープさ。
始まる前はニノと青志先生って同類みたいだし、良いんじゃないって思っていたけれど、なにげに青志先生にも魅力がないんだよね。
ニノは役者さんだから、ニノではなく青志先生になってしまう人だから困ってしまう。
原作無視して、二宮先生の個性そのままにドラマやってくれても勝てそうな気がするんだけどねぇ、野球にではなく視聴率に。
まぁ、これから勝てる野球部になっていくとまた面白さも生まれてくるのかもしれないけれど、期待してましょっと。