長かった「Anniversary Tour 5×10」もファイナル。
16日のチケットも無事交換できてナゴヤは2Daysの参戦ができた。
16日は交換相手の人が「申し訳ない」と言ったメインステージ横の天井席だったのだが、これがなかなか良かったのだ!
嵐と嵐のコンサートに携わった人々の細部にまでわたる気遣いをみせられた感じで感動してしまった。
大きくなりすぎた嵐とコンサート会場、その為に生じる彼らとファンのとの遠い距離。
これを少しでも解消するために考えられたのだろうなと思う数々のこと・・・ムービングステージ、トロッコ、フロート車、バルーン、巨大スクリーン、etc・・・それでも、全ての人にはなかなか届かない会場の大きさ。
今回のツアー、私は4回参戦できたが、アリーナもスタンドもそして天井席も経験した。
そこで観えたものは当然違った。
違ったが、その観てきたものの全てにファンとの距離を縮める努力をみた。
ナゴヤドーム、16日に観たものは会場全体の「美しさ」「煌びやかさ」の中で感じる嵐だった。
メインステ横の天井席なんて、当然嵐くんたちは豆だ。
でも、その豆嵐くんたちの煌びやかなこと。
本当にキラキラと光っているんだわ。
工夫された衣装と照明の力だと思う。
(翌日、普通のスタンド席で観た煌びやかさとはあきらかに違ったスペシャルな輝き)
光る嵐くん以外にも、天井席から見える会場の全景は星空の様だったり、うねったり回ったりする綺麗な光の動きはまるでオーロラの様。
メインステージで踊る豆粒嵐くんと共に綺麗な光の模様がステージ上に描き出されていたりして・・・これには感動した。
アリーナの人には当然、スタンドの人にも観えないだろう世界。
嵐くんたちを豆粒にしか観えない席に座っている人へのプレゼントだと思った。
私はこの光景を観ただけで16日の天井席が最高の席だったと思えた。
それから、この天井席、嵐くんたちがバルーンで登場した時と同じ高さだった。
今、翔ちゃんが観ている世界と私が観ている世界は同じなんだ!高いもんね~、そりゃ~、翔ちゃんが怖がるさ、と思ったりして・・・姿は遠いけれど、彼らと心でいくらでも繋がっていけるような気がした。
同行者にも感想を聞いたが、この天井席に不満を覚えるどころかやはり感動していた。
とにかく綺麗だった、綺麗さがハンパなかったと言うことだった。
翌17日はとうとう迎えたファイナル。
ツアーが長かったし、年を越したし、16日の初日で感じたのは「スタート」って感じだったけれど・・・嵐くんたちの言葉の端々でだんだんファイナルを感じ始め・・・最後の挨拶ではやはりファイナルを痛感した。
今までのように「〇〇ちゃ~ん!」という声は無い。
みんな静まり返って、固唾をのんで彼らの言葉を聞いている。
そしてスクリーンのそれぞれの顔に注目している。
先日の記事に彼らは泣かないやろ、と書いたけれど・・・潤くん、相葉ちゃんは頑張っていた感じもあったが・・・そのとおり、笑顔でちゃんと大人の挨拶をしてくれた。
この10年で成長した姿だ。
で、その姿と挨拶を聞いて、おばちゃんは涙していたさ。
隣の席のイケイケで踊っていた女の子たちもハンカチで何度も何度も顔を拭っていた。
でも、アンコールではまた歌って踊って楽しんで・・・そして最後にはこれからも続いていく嵐ということで新曲を初披露して、(現時点での)最高のツアーは終了した。
今回のツアーは嵐と映像が素晴らしく良かった。
もちろんそれ以外にも良いものはいっぱいあるが、全体の印象としてそんな感じ。
それぞれが計算し尽くされ、完成度が高かったと思う。
以前の良いと言われているアリーナクラスのコンとは比べてはいけない種類のものだと思うので・・・もちろんファンとしてはそれを望むけれど、望んでも無理な状況は理解できるから・・・これはこれで最上級だと思った。
これを越える次が楽しみ。
ナゴヤだけのツボは・・・
なんと言っても衝撃はニノのぷっくりお腹。
松潤も倒れこんで笑っていたが、自分達でやったこと。
ちっちゃいおじさんのニノを若いニノファンはどう感じるんだろうと、ちょっと心配してあげたが、私の傍のニノファンはますますニノが好きになったそうで・・・まぁ、良かった。
あと、岡山県人である私としては松潤のお正月休みは岡山に行った発言。
お正月にある方からメールをもらって、「潤くんが吉備津神社に行ったという噂があるのですが」という内容で・・・お正月に大混雑するスポット(他にも有名な神社仏閣が点在する地域)の大混雑する神社に、ましてや岡山県に松潤が現れる訳ないでしょって思っていたから、これにはチョービックリでしたわ。
2日間で感動したことは本当にいっぱいあるのに・・・その瞬間その瞬間で綿菓子のようにしゅわしゅわっと甘く溶けて私の細胞に取り込まれてしまった感じで・・・私は今、幸せに包まれていますが、言葉で、文字で伝えられないのがもどかしい。
と、文章力の無さをごまかしてみたりして・・・