朝日文庫 2022年2月28日
本屋さんの棚にはいっぱい並んでいる大沢在昌さんの本だが、読むのは初めてかもしれない。
「帰去来」というタイトルに魅かれた。
スリリングな出だし、女性刑事のタイムスリップ。
ただ、タイムスリップしたが、本人まるごとではなく、本人とそっくりな体に中身だけ移動したといった感じ。
別世界はまるで戦後の昭和の様だ。
腐敗したダークな世界が描かれる。
その世界でも女性刑事は刑事だ。
ふたつの世界は違っているが、どこか繋がっている。
連続殺人事件とタイムスリップの謎の解明。
ちょっとゲームをしている様な感覚になり、分厚い本だがするする読める。
「帰去来」というタイトルの作品だから、最後にはそういう風に収束するのだろうと読んでいく。
娯楽大作と言える。
そして、最後に、久しぶりに解説が”素晴らしい”と思った。
読んだ私の気持ちを見事に表してくれ、次に読むべき本たちを紹介してくれた。
もう、これって売る方も買う方もウインウインって感じじゃない。
乱読本感想リスト 作家【あ】行
乱読本感想リスト タイトル【か】行
本屋さんの棚にはいっぱい並んでいる大沢在昌さんの本だが、読むのは初めてかもしれない。
「帰去来」というタイトルに魅かれた。
スリリングな出だし、女性刑事のタイムスリップ。
ただ、タイムスリップしたが、本人まるごとではなく、本人とそっくりな体に中身だけ移動したといった感じ。
別世界はまるで戦後の昭和の様だ。
腐敗したダークな世界が描かれる。
その世界でも女性刑事は刑事だ。
ふたつの世界は違っているが、どこか繋がっている。
連続殺人事件とタイムスリップの謎の解明。
ちょっとゲームをしている様な感覚になり、分厚い本だがするする読める。
「帰去来」というタイトルの作品だから、最後にはそういう風に収束するのだろうと読んでいく。
娯楽大作と言える。
そして、最後に、久しぶりに解説が”素晴らしい”と思った。
読んだ私の気持ちを見事に表してくれ、次に読むべき本たちを紹介してくれた。
もう、これって売る方も買う方もウインウインって感じじゃない。
乱読本感想リスト 作家【あ】行
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