韓国映画体験・・・2作目。
予告で観た時に色がキレイだったし、なんとなくオシャレな印象を受けたし・・・
チュ・ジフンが出ているそうなので彼を観てみようかと。
「アンティーク西洋骨董洋菓子店」のチュ・ジフンを観てから「宮」のジフンを観たんだけど、「宮」で素人同然のジフンが「アンティーク」では良い味を出していたのが印象的だった。
その「アンティーク」の後の作品が「キッチン」と言うことなので、彼がどう変化したのかを知りたかったの。
あららっ!髭が無くて、ほっそりしたジフンくん、すご~く若返った感じ。
役柄も心が少年のような役なのでよけいに若く見えるのかしら。
淡々としたストーリーの中でちゃんと存在感があって、キスも大人のキス。
モレと別れて、フランスへ帰る飛行機の中。
シートの上で膝を抱えて泣く姿が・・・顔も見えなくてほとんどシルエットだけ、素足が見えるだけなんだけど、これがちょっと泣けるの。
喧嘩のシーンもあるけれど、明るく澄んで淡々とした映像の中でドキッと心が動いたのがそのキスと泣くシーンだった。
ジフンくん、なかなか良い進化を遂げているようね。
事件、入隊、その後・・・どう変化するのか楽しみ。
でも、演技を観ているだけで繊細な印象を受ける人だから・・・悪い方へ行かないでくれたらいいな。
「キッチン」自体の感想・・・フランス映画がどんなものか知らないけれど、たぶん誰もがフランス映画みたいと思うはず。
主人公の名前の「モレ」という響き。
ジフンくん演じるフランスからやってきた青年の名前「ドゥレ」という響き。
モレのお店の雰囲気、売っている日傘や小物、モレの着ている服や持ち物のオシャレで小粋な感じ。
明るくて爽やかな映像。
軽く囁くような音楽。
なにより、モレという女性がそんなイメージ。
ふわふわしてる。
でも、三角関係のお話なのね。
さらりと流して、淡々と終わり。
観終わった後に嫌な感じは残らない。
またしても、いわゆる韓流というものからはかけ離れた作品を選んだようだわ。
(まっ、避けてます)