読書感想「セピア色の回想録～杉原爽香四十九歳の春～ 杉原爽香シリーズ」赤川次郎

光文社　2022年09月13日

今年も爽香の季節がやって来たのだが、近所の書店がなくなって少し遠くの書店に行った。
いつものように平積みにはなくて、棚を探し、あっ！見つけたとよく確かめないで買ってきたら昨年の本だった。
再び買いに行って・・・どこの書店にも置いているわけではなくて・・・やっと買った。
「ネットで買え！」という方もいるだろうが、そうすると近所の書店が無くなる。品ぞろえが悪くなる。
と、売り上げに少し貢献して読み始めた。
安定の登場人物、安定の事件、面白いのか面白くないのか、もう判断がつかない。
ただ、娘の珠実が探偵デビューって、どれだけ時がたったんだろうかな。

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読書感想「背中の蜘蛛」誉田哲也

双葉社　2022年10月13日

第一部、第二部を読んでいく。
登場人物が多いし、一部と二部の事件が違うので、整理して読むのがきつかった。
整理しながら読むのに疲れたあたりで第三部。
あっ！そういうことかと解り始めるが、誉田作品に多いエログロと暗い話で終了。
ネット上のプライバシーについての是非とそれを捜査していく人たちの葛藤、苦悩はこれからの社会でますます大きくなるだろうと予見させられる。

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