途中下車してときどき嵐

ブログ人から引っ越してきました。

韓国ドラマ感想「ウチに住むオトコ」

2019年04月28日 07時51分50秒 | 韓国ドラマ感想
有名な女優スエさんと若くて(スエさんより若いってだけか)カッコいいキム・ヨングァンとイ・スヒョク出演のドラマなら観るしかないか~と観始める。
1話で、スエさん演じるホン・ナリをお姫様抱っこする長身のコ・ナンギル(キム・ヨングァン)その時、ナリのスカートがふんわりとひるがえる。
乙女の心を持ったおばさんがちょっと『あらぁ~ステキ』と。
財閥の御曹司クォン・ドッポン(イ・スヒョク)も現れて・・・イケメンふたりに思われるホン・ナリ。
さあ、どうなる?
う~~ん、結果として、そこまで胸キュンではなかった。
ストーリーがいまいちだったのか!?
恋愛感情表現が韓国ドラマでは珍しく希薄というか淡白だったのか!?
でも、見方を変えれば、これはもうコ・ナンギルの純愛物語。
それが成就する物語。
最終話なんてずっとふたりのイチャイチャシーンが続くがそれほど嫌じゃなかった。
さぁ、ちゃんとプロポーズ!
コ・ナンギル、思いが伝わって良かったねぇ~
おばちゃん、嬉しいわ~
コ・ナンギルは乙女心をくすぐると言うより、おばちゃんのお世話焼き心をくすぐる感じだった。
演じたキム・ヨングァンくんの優しく落ち着いた雰囲気が良かった。
思えば、「僕らのイケメン青果店」の背の高い青年役でその存在を知り、「ピノキオ」ではそれなりに目立つ役だったけれど、その時にはイ・ジョンソクがいたからなぁ~
今回、やっとキム・ヨングァンを”観た”って感じ。
スエさんとは7歳近く年下で、役としてもほんの少し年下。
でも、雰囲気は頼りになる”父”の様な包容力がある感じで、女優スエをも包んでいた。
ドッポンの異母妹ドクシムが惚れこむのも解る。
そしてドッポン役のイ・スヒョク、色が白すぎ!おばちゃんとしては羨ましい、って感想。
それくらい。
イ・スヒョクは「一理ある愛」の家具職人が好きだったなぁ~
役者さん個々人に関してはみんな良かったが、ストーリーがやっぱ、薄い感じだった。


韓国ドラマ感想 まとめ タイトル
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読書感想「おしい刑事」 藤崎翔

2019年04月26日 19時53分27秒 | 乱読本感想
ポプラ社 2016年10月5日

★3

「神様の裏の顔」で興味を持ち、それ以降の作品を読んできた。
最初に感じた『この人、ひょっとしたら化けるかも』は未だに実現していないが、ちょこちょこ巧いなぁ~、手慣れているなぁ~と思はう。
惜しい刑事、押井の6つ推理は本当に毎回惜しい。
最後の方で大どんでん返しになるのか?と期待したが・・・ごめん、ネタバレ、やっぱり残念な刑事だったなぁ~
私は短い話はあまり好きではない。
だから藤崎翔の長編を読みたい。
凝りに凝った、そしてブラックに笑える、そんな作品を読みたい。
化けてくれ!藤崎翔。
あっ!「おしい刑事」がドラマになったそうで。

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読書感想「東京零年」 赤川次郎

2019年04月14日 09時06分24秒 | 乱読本感想
集英社 2018年10月19日

★4

昔は色々と読んだ赤川作品だが昨今は杉原爽香シリーズくらいしか読んでいなかった。
書店でそうではない文庫本を目にしたので買ってきた。
最初のうちは爽香シリーズの感覚で読んでいた。
でも、どこか、何か、違う感じがしてきた。
終盤、『あれっ!?これって近未来の日本の話?』
既にこの作品が世に出てから数年経っている。
ひょっとしたら近未来は”今”なのかもしれない。
密かに監視され、一部の権力者の意にそぐわない者は排除される。
日本の社会、何となく自分が解ったような気になっているこの社会が裏で操作されているとしたら?
昔、私の前の世代は反体制を叫んで学生運動とかを繰り広げてきた。
それが良かったのか、悪かったのか、評価は分れると思うが目が社会の在り方の向いていたのは確かだと思う。
今は間違いなく向いていない。
これはそれに警鐘を鳴らす作品なのだろうと私は解釈をした。
赤川次郎は戦ってきた世代だ。
その後に続く戦わないで流される世代に向けて”君たち!社会に目を向けろ!”と言われた気がした。


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