新潮社 2022年05月30日
木皿泉のことをどう伝えれば分ってもらえるだろうか。
彼?彼女?の事を知ったのはドラマ・「野ブタ。をプロデュース」の再放送を観たときだった。アイドル達ではなく、修二、彰、信子、ドラマの中の3人の心の動き、関係が繊細に描かれているのに気がついた時、涙が出た。
それからドラマ「Q10」、すごく感動したけれど、それを言葉にするのがとても難しかった。
木皿泉のことを誰かに伝えたいのに、うまく伝えられないというもどかしさが残った。
時が経ち、
書店で「カゲロボ」“木皿泉”の名前を見て、『えっ!あの、木皿泉だ!』
9話の物語をひとつひとつ大切に読んだ。
不思議な話たちをひとつ読む度に、切なくてなかなか次に進めない。
痛くて、でも、優しい話たち。
後半は、初めの方に登場した人たちのその後も描かれる。
“カゲロボ”に見守られた人生を大切に生きている。
安堵し、優しい気持ちになるが、やはりどこかもの悲しさも残る。
これが“木皿泉”なのかな。
乱読本感想リスト 作家【か】行
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木皿泉のことをどう伝えれば分ってもらえるだろうか。
彼?彼女?の事を知ったのはドラマ・「野ブタ。をプロデュース」の再放送を観たときだった。アイドル達ではなく、修二、彰、信子、ドラマの中の3人の心の動き、関係が繊細に描かれているのに気がついた時、涙が出た。
それからドラマ「Q10」、すごく感動したけれど、それを言葉にするのがとても難しかった。
木皿泉のことを誰かに伝えたいのに、うまく伝えられないというもどかしさが残った。
時が経ち、
書店で「カゲロボ」“木皿泉”の名前を見て、『えっ!あの、木皿泉だ!』
9話の物語をひとつひとつ大切に読んだ。
不思議な話たちをひとつ読む度に、切なくてなかなか次に進めない。
痛くて、でも、優しい話たち。
後半は、初めの方に登場した人たちのその後も描かれる。
“カゲロボ”に見守られた人生を大切に生きている。
安堵し、優しい気持ちになるが、やはりどこかもの悲しさも残る。
これが“木皿泉”なのかな。
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