途中下車してときどき嵐

ブログ人から引っ越してきました。

読書感想「奇跡の人 The Miracle Worker」原田マハ

2018年04月29日 15時02分59秒 | 乱読本感想
双葉社 2018年1月11日

★2

「奇跡の人」と言えばサリヴァン先生とヘレン・ケラーの物語を連想する。
そして、映画、舞台、ドラマなどで同題名の作品をみかける。
去年観た同題名のNHKドラマはそれから着想を得たものではあるが、それとは違った感じの良い作品になっていた。
本作もそのような作品だと思って読み始めた。
舞台は日本、青森県、明治~昭和、さあどんな「奇跡の人」に出逢えるんだ!
期待して読みすすむが、途中で『?』
登場人物名が、去場安(サリバ アン)=サリヴァン先生、介良れん(ケラ レン)=ヘレン・ケラー、まあ、それは良いけれど。
安先生がれんを教育する方法も、まあ、それも良いけれど、と、読んでいく。
ある成果がでる期間が、1日とか3日とか、1週間、2ヶ月、って、もちろん“奇跡”と銘打てばなんでもOK、もともとフィクションだし、と思っても、腑に落ちない。
実在の奇跡の人たちがどのくらいの期間でどの程度の成果があったのか、私は知らない、その為にそう思うのだろうが、どうにも作品に入り込めない。
この本、どう読んだら良いんだ?と思いながら読んだ。
ノンフィクションの「奇跡の人」を日本に置換えただけのような・・・そして置換えたことによる違和感がある。
解説のかたが書いている日本の障碍者や女性の、枠に押し込められた仕組みからの脱出という見方は面白いが、それならばサリヴァン先生とヘレン・ケラー色をもっと消した形にしてもらいたかった。
ノンフィクションに近い話しだったら、ご本家の奇跡の人たちの話の方に感動するだろう。
フィクションであるキワの話がもっと入っていたらこの作品に対する印象は違っていたと思う。


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読書感想「青空の卵」坂木司

2018年04月23日 11時13分37秒 | 乱読本感想
東京創元社 2006年2月24日


★4 2018年4月23日

初対面(和菓子のアン)では『何だ!?こりゃ』だったのに「女子的生活」以来次々と読んでいる坂木司作品。
「ワーキング・ホリデー」「ウインター・ホリデー」「ホリデー・イン」
逆走する形で読んでいって、今回はその原点。
『あっ!私の心に触れた“もの”が全てここにあったのか!』
ここは源流であり終着点のようなものだった。
一部のレビューで“偽善”と言われているらしい坂木司(物語の中の彼も、作者も)だけど、私にはその部分のほとんどが琴線に触れる。
そして、私の思いが言葉になっていると感じる。
『そうか、“偽善”と取られるのか』
まぁ、そうだろうな、とも思う。
でも、坂木司は言ってるじゃない、自分の汚さを自覚するということは世界の優しさや美しさに気づくことって。
自分がキレイじゃないことを自覚して、そうでない自分になろうと努力してる、そういう人を描いているんだと私は思っている。
登場人物たち、鳥井一家、坂木司、そして各編で現われる人たちのほとんどは心がどこかいびつだ。
お互いが出会うことで、何かが変わる。
編ごとに次々と増えていく鳥井たちの“知人”が笑い合ってお茶や食事をする場面は幸せに変わった象徴のようで、私も幸せだ。
本書をミステリー、鳥井と坂木の2人をホームズとワトソンに例えたりしているけれど、そこはどうでもいい感じ。
反ってミステリーがじゃま。
考えたら「和菓子のアン」を気に入らなかったのがそこだったような・・・


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映画「トイレのピエタ」感想

2018年04月15日 15時54分05秒 | 日本映画感想
2度観してしまった。
余命宣告を受けた青年、死にゆく人を描いているのに、なぜか生命力に溢れている気がした。
私の感覚が変なのかと思ったが、2度観て、よりそれを感じた。
背景になっている夏という季節、自然が生命力で猛っている。
草木や空、風の力が映像に溢れている。
その夏と同じように溢れる生命力を持った女の子、真衣。
死のうとしても生命力の方が勝って死ねないような女の子。
彼女の口から出る「死ぬ!」「死ね!」という言葉は「生きる!」「生きろ!」にしか聞こえない。
真衣を演じる杉咲花ちゃんがパンパンに張ったゴム毬のようで目を離せなかった。
後の「湯を沸かすほどの熱い愛」でも素晴らしい演技だったけれど、私はこっちの方が好きだ。
この年齢のこの時にしか出せないであろう青臭さと猛々しいまでの伸びやかさが圧巻だった。

で、青年、
人との出逢いは不思議なものだなと思う。
杉咲花という女優さんが『A-Studio』という番組に出て、司会の鶴瓶さんが「トイレのピエタ」という映画での演技を絶賛していた。
その不思議な題名に興味を覚え、調べたら、かの手塚治虫さんの名前が出てきた。
そして、野田洋次郎という青年。
少し前、若い友達に教えられたRADWIMPS。
数日前にも「空窓」を聴いていた。
その彼が主人公、園田宏役だった。
初の演技だったそうだが、作詞作曲をこなし思いを伝えるということができる人、歌をうたうことで気持ちを表現できる人って、演技も巧いのだろうか。
演技しているという感じはなくて、そこには“園田宏”が居るだけだった。
私はRADWIMPSの野田洋次郎という人を知らないので、ひょっとしたら映像の中にいたのは野田洋次郎だったのかもしれないが、「トイレのピエタ」の中のその青年は“園田宏”そのものだった。
淡々としているのに存在感があった。
ダンスシーン、ただグラスを持ってゆっくり踊るだけなのに『わぁ!すごい!』
独特の歩き方も印象に残っている。

RADWIMPSのファンだという大竹しのぶと宮沢りえまで出演していて豪華。
最後の方に出てきた掃除の男性、佐藤健に似ていると思っていたら、クレジットに名前があって、ビックリした。
そして、エンドロールが流れる中、歌われるRADWIMPS「ピクニック」という歌も印象的だった。
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映画「麒麟の翼」感想

2018年04月14日 13時52分32秒 | 日本映画感想
今年の1月に録画していたが、原作を読んでいなかったことに気がつき、慌てて原作を読んだ。
それなのに、映画を観るのにこんなにも時間が経ってしまった。
原作は、とても良い作品だったと思う。
原作「麒麟の翼」感想
それゆえに、なかなか観られなかったのだ。
原作を読んで、それぞれの父と子の切ない思いを知ってしまった。
伝えたいと願った父の思いは、息子に伝わったけれど、それをもう一度受けとめるのはちょっとしんどいし辛かったのだ。

映画の前半は、かなり端折られていたので原作を読んでいなかったら内容を把握し切れなかったと思う。
ただ、この物語は殺人事件の犯人捜しが主題ではなくて、父の思いが子供に伝わるかどうか、その思いを子供がどう受け取ったかを描きたかったのだと思うから、そういう意味では巧く描いてあった。
子供が未来に向かって羽ばたけるようにとの祈りにも似た思いは成就したのかもしれないが、やはり切ない。
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空窓 RADWIMPS 3.11に思いをはせて

2018年04月11日 09時11分35秒 | 思ったこと・感じたこと
かの場所から遠く離れた私には共通する哀しさはないけれど、私なりの哀しさを思いながら聞きました。

歌詞が痛みを持って入ってきた。


空窓 RADWIMPS
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映画「秘密 THE TOP SECRET」感想

2018年04月10日 14時25分30秒 | 日本映画感想
感想を書くほどの材料がない。
殺人現場とか汚い映像が多いし、だらだらと話しが進んでいくので観るのを何度も中断した。
ワクワクドキドキしないから中断、中断するから面白くないの悪循環。
正直、何が言いたいのか解らなかった。
ただ、だらだらと。
でも、最後、青木が泣いた映像で、なぜか私も涙が出た。
犬目線、無垢な目が見ていたからなのかな。

良い俳優さんたちがでていたのにもったいなかった。
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俳優キム・ジェウク、演劇「アマデウス」出演のために“白髪”に変身!?

2018年04月10日 10時09分45秒 | ジェウクさま(キム・ジェウク)


アマデウスとは言え、髪型は今風。
これで良かった。

コリトピ記事【俳優キム・ジェウク、演劇「アマデウス」出演のために“白髪”に変身!?
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NHKドラマ「女子的生活」を観て思ったこと、思い出したこと

2018年04月09日 13時51分50秒 | 日本ドラマ感想
最後に【追記】

適当に録画予約を入れていた中にこの「女子的生活」があった。
内容も確かめないで、あっ!町田啓太くん出てるんだ!彼が以前出ていたNHKドラマが面白かったので観てみよう、と思ったのだろう。
その程度、特に期待していなかった。
1話、まさに“女子のような”語りと部屋、生活が映し出される。
#(ハッシュタグ)のついた女子的ワードが次々流れる。
今どき女子のお話なんだなと思ったが、そこにいるのは女装した志尊淳、じゃなくて“みき”。
その“みき”は普通にファッション関係の仕事をして、女性たちに混じって、女子トークをしている。
周りの人は皆、“みき”を女子として扱っている。
なんだ?これは。
“みき”を女装した人ではなく“女子”とみなして綴られる物語なのか!?
その高校時代の同級生、後藤(町田啓太)が現われた時点で、『あっ!“みき”は生物学的には男性だったのか。いわゆる、性同一性障害の人のお話なのね』と思った。
が、1話の終盤で、生物学的女子と2人でベッドへ・・・
う~~~ん、よう解らん。
その時点でちゃんと調べていれば良かったけれど・・・
2話、“みき”をディスる同級生ミニーさん(男)が現われ、化粧をしてもらってる。う~~~ん、よう、解らん、どこを目指しているんだ?このドラマ。
普通ならリタイヤだったが、暇だったから~
3話で、家族と“みき”が描かれて、あっ!そういうことか。
ウジウジしていた男子の“幹生”が心のままに女子の“みき”になり、凜として生きている。
その時点で、舞台が兵庫県だと知った。
なんだ、良いドラマ!面白そうじゃん!と思ったが、次が最終回だった。
最終話はもう、私的にドハマリ。
セレブのお嬢、マナミさんと“みき”のやり取りでは大笑い。
このマナミ役の女優さん、土村芳さんは「恋がヘタでも生きてます」でもほわぁ~としたド天然役を演じて印象に残っていたんだけど、今回も天然なお嬢役で良い味を出していた。
この人はちゃんと“みき”のことを女子として扱っているのね。
ところが、マナミの婚約者は“みき”とその友達である後藤に嫌みを言う。
“みき”はそれを聞き流す。
が、後藤は、“みき”は理想の自分に向かって努力している偉いやつで、どこに出しても恥ずかしくない友達だ!とキッパリという。
『おお~~~!!!後藤、きみはこのセリフを言うために今までのほほ~~んとしていたのか!カッコいいやつじゃん』
と思っていたら、“みき”が突然逃げ出してしまう。
青春している後藤が恥ずかしいって。
言いがかりや嫌みは頑張る活力にできたけれど、後藤のむき出しの思いやりに触れて、自分がどう反応して良いのか解らなかったんだろうなと。
今までの“みき”の孤独な戦いが想像できた。(涙、涙、涙・・・・)
最後に、神戸の埠頭を颯爽と歩く“みき”が綺麗だったわぁ~~
志尊淳くん、回を重ねるごとに女子になっていて、最後のワンカットは素晴らしく美しい。

観終わって、わぁ!これはけっこうすごいドラマだったぞ!
で、ちょこっと調べてみた。
「トランスジェンダー」というワードがこのドラマで使われていた。
私はなんとなく「性同一性障害」のことだと思っていたが、ちゃんと調べたら、少し違うものだと解った。
そこで1話の男子が女装して、女子とベッドの描写の意味を知った。
それから「LGBT」というワードの意味を知った。
少し知ったが、でも、これ生きていくのに必要?
周りにそう言う人が居なきゃ考えもしないことだし、そこで差別など思いもよらない。
でも、知ったら、後藤くんやマナミさん、会社の同僚のような人でありたいと思う。
知らなくても、何事にも、そういう人であることが出来ればそれが良い。

ところで、私は数年前に不思議な出会いをした。
東京から新幹線に乗った私の隣に人が座った。
本を読んでいた私は雰囲気で隣には女性が座ったのだと思っていた。
私が車内販売のコーヒーを買い求め、受け取ったあと、「コーヒーください」との声が、隣でした。
(んっ???男の声だ!)
(えっ!?隣は女の子のはずなのに!)
なぜか動揺して、何もなかったことにしようと思った。
のに、隣から声がした。
(えっ!?私に何か言ったの!?)
「コーヒーの匂いが良い匂いだったので、つられて買っちゃいました」って。
(あっ、私に発せられた言葉ね)
だから、私、思わず「隣には女の子が座ってると思ってた!」と言ってしまった。
「僕、よく言われるんです」って。
ここまでは普通の会話。
それに続いたのは「僕、性同一性障害だったんです。(過去形で話したような・・・)」
思いもよらない言葉で一瞬頭がホワイトアウト。
(えっ!私、何かしゃべった方がいいかな?!)
(聞くべき?)
(話したいから言ったのよね~)
で、気を取り直して
「えっと、XXですか?XYですか?」と聞いてみたらXYだって。
たぶん彼は話がしたいのだろうから、私は聞けば良いのねと腹をくくって、いろいろいろいろ話しをした。
今は、自分は中間に居ると、そう思ってからは気持ちが楽になりましたって。
「じゃ、以前は、僕はどちらでもないと思って一人ぼっちだと思っていたのが、今はどちらでもあると、どっちにもいっぱい友達がいるって感じなんだね」って私が言ったら、そうだって。
それから、今、ちゃんと付き合っている女の子がいるんですって言ってた。
今思い返したら彼から苦労話は聞かなかったような気がする。
「もう過去の話になりました」と言っていたから“みき”のようになりたい自分を目指し、それに到達したのかも。
妹の結婚式のために家に帰るだと言った。
それがドラマ「女子的生活」の舞台になったところだった。
昔の日記を読み返したら、
お肌つやつやで年齢より若く見えた。
雰囲気が栗原類くんみたい。
私が膝の上の本にこぼしたコーヒーを拭いてくれた。
「さよなら」って腰のあたりで手を振ってた。
しぐさが優しくて可愛い。
って、もう顔も覚えていないけれど、そんな事を書いていた。
最後に「じゃあ、おたがいに良い人生をおくろうね、バイバイ」で別れた。
幸せな人生をおくっているかしら。
アカウントを教えないで別れたこと、ちょっと後悔しているけど、辛い自分を乗り越えた人だからきっと大丈夫だよね。
「女子的生活」を観ながら思っていた。
あっという間に終わってしまったドラマで、周りに観ていた人がいない。
感想を言いあえないので書いてみた。


追記
このドラマを観て、原作を読んで、知り合いにも勧めて感想を話し合った。
それを通じてひとつ、私の不思議だったことが何となく解ったような気がした。
新幹線での出逢い、隣の席の男性に話しかけられ、唐突に「僕、性同一性障害だったんです」と言われたことがどうしても私には理解不能だった。
少しの会話があった後に言われたのならまだ解るけれど、そうではなかったから。
もちろん私に【この人は悪い人ではありません】とシールが貼ってあったわけでもない。
そして彼も、新幹線で隣り合わせた人に“いつも”身の上話をする人にはみえなかった。

ドラマ「女子的生活」3話、突然、仕事で自分の実家の近くに行かなければならなくなったみきちゃんの様子、あっけらカーンと日々を送っているようにみえたみきちゃんの厳しい顔。
実家に帰るのではなくても緊張感が漂っている。
妹さんの結婚式で帰る彼、結婚式と言えば、親族や知人が集まる場所。
彼の言った、「過去の話」という一言ですっかり過去の話にしてしまっていたけれど・・・
「過去の話」であってもそこにまた向き合わなければいけない状況だったのではないのか。
ちょうど向き合っている瞬間だったのかもしれない。
それ故の緊張。
平常心ではない彼の気持ちがあの唐突な告白に繋がったのではないかと、何となくそう思えた。
正解は“彼”しか出せないけれど、何となくこれが答えだろうと自分が納得できた。
普通ならいつか忘れてしまうだろうドラマだが、このドラマだけはもう忘れられないと思う


読書感想 女子的生活

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読書感想「雪の香り」塩田武士

2018年04月07日 13時34分51秒 | 乱読本感想

文藝春秋 2017年8月4日

★2 2018年4月7日

同性に嫌われる人はなぜか異性には思いを寄せられる、こともある。
この話の出来がどうのという以前に、女の私はこの“彼が愛した彼女”のことを好きになれない。
罪を犯しているとかそれを隠しているとかではなく、“なんか”嫌いだ。
彼女のことを好きという彼がいて、この物語が純愛ストーリーと位置づけられているのは“なんか”理由があるのだろうが、それは男の“なんか”なのだろう。
彼の女友達だったら、彼の母親やおばさんだったら、「あんな女はやめときな」と言うと思う。
そんな始まり。
うたい文句の京都が舞台の純愛ミステリーと思って読み始めたが、“なんか”嫌いで、『どこが純愛!?あほくさ』に初っぱなからなってしまった。
ミステリーで楽しもう。
そこまで練られた話でもない。
京都の四季は、特に珍しくもない。
もうね、“なんか”ゴメンなさい。
タイトルはロマンティックでステキだった。

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映画感想「高台家の人々」

2018年04月06日 15時58分23秒 | 日本映画感想
原作は間違いない!ずっと読んできたもの。
キャストは、平野木絵に綾瀬はるか、可愛すぎるけれど間違いない!
高台光正(斎藤工)は?茂子(水原希子)は?和正(間宮洋太郎)は?両親(市村正親、大地真央)は?他・・・
そうか~、原作のあの人がこの役者さんって、ちゃんと納得できた。
原作の笑えるところも泣けるところもちゃんと押さえてあった。
もちろんそのままとうい訳ではないけれど、ちゃんと「高台家の人々」
なんのモンクもありません。
できれば、茂子、和正のサイドストーリーももっと丁寧に観たい!って既に和正のお話はあるみたい。
機会があれば観たい。
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