途中下車してときどき嵐

ブログ人から引っ越してきました。

韓国映画「パパロッティ」感想

2017年09月04日 14時37分31秒 | 韓国映画感想
ハン・ソッキュとイ・ジェフンが出演。
途中で挫折してしまった「秘密の扉」のふたりだが、どうだ?
この映画は「秘密の扉」の前年に制作されたようだ。
学生だがヤクザ、歌の才能があるジャンホ(イ・ジェフン)。
声楽家だったが、今は音楽の先生をしているサンジン(ハン・ソッキュ)
ふたりが出会い、色々あって、ジャンホが成功する話。
日本でもよく転がっている系の話で、目新しさも面白さもない。
でも、韓国的ドロドロは映画という時間制限の為、無し。
一応、ちょこっと感動、ホロリとするところもあるので嫌悪感はないが、う~~ん、面白さは、無い。
脇の俳優さんにオ・ダルス、チョ・ジヌン、イ・ジェヨンなどの味のあるおっさん、そして、ほぼ紅一点のカン・ソラちゃんなどがいて、私的にはもうちょっと面白みのある作品を期待したんだけど、残念。


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韓国映画「雪海」感想

2016年11月29日 14時37分00秒 | 韓国映画感想
ショップの棚でこれを見つけて『あっ!イケメンのパク・ヘジンの映画だ!』
内容は分からないけれど、外れても彼の顔を見ればいいか。
と、借りた。
1つだけレビューを読んだら、私と同じ気持ちで借りた人が『ハズレ』やって。
キャストを見たら・・・うん、そうかも。
気を取り直して観たけれど・・・うん、そうだな。
少しでも良いことを言ってあげたいんだけど、無理みたい。
ヒロインの女の子、女の子って歳でもないな。
『製パン王キム・タック』に出ていた子だけど、いい年をしてぶりっこがイタすぎる。
もう少しナチュラルな演技だったらまだ見られたかもしれない。
台詞が、ストーリーが???
日本語訳の問題ではないと思うんだけど、先輩女性に「コーヒー飲む?」と聞かれ「私、コーヒー飲めないんです、ウフン(ぶりっこ)」同じ職場なのに変なやり取り?あまり親しくないのかなと思っていたら、「車を貸してあげる」って先輩が。
水泳大会で、よそ見してスタートが完全に遅れたのに、1位って?
集中していない選手が1位になれる大会って、小学生の水泳大会でも無いわ。
医学の知識が???
「難病の<骨髄異形成症候群>に罹ったすべての人に捧げます」的なメッセージが最初に出たけれど、骨髄移植手術、ドナーの骨髄液を注入した所で「手術は成功しました!」って。
えっ!?これからでしょと思わず突っ込んでしまった。
あと、場面場面がぶつ切れ。
ほとんど中身がないのでそれでもストーリーは追っていけるけれど、ラブストーリーとしての情緒がない。
唐突に秋田旅行だし~
景色が美しいかと思ったがそれも無し。
もとい、景色は美しいのかもしれないが、美しいと感じられない映像だった。
ラブストーリーなのに、抱き合ってもキスしても全くキュンとしない。
滑り止めだったはずのイケメン、パク・ヘジンもくすんでいるし~
まぁ、パク・ヘジンが光るのは、「愛しのソヨン」「星から来たあなた」以降かな。

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韓国映画「白夜行」感想

2016年11月25日 09時14分46秒 | 韓国映画感想
私は昔からの東野圭吾のファンで彼の本はたくさん読んでいる。
その中でこの「白夜行」はものすごく複雑な気持ちを私に抱かせた作品だと思う。
かなりの長編だが長さを感じないで読んでいられた。
見入ってしまうのだ。
でも、逃げたいと。
そこに登場する人たちの絶望的な結末が予想できて暗澹とした気持ちになり、逃げたいと思ってしまうのだ。
逃げたいが逃げられない。
結末を迎えたときにやっと逃げられた!と思った。
もう、これには関わりたくない。
でも、ドラマは気になって観てしまった。
やっぱり立ち入るんじゃなかったと思った。
それなのに、続編(東野さんは続編とは言っていない)の「幻夜」も読んでしまった。
韓流に入り込んでから韓国映画「白夜行」があることを知った。
また、「さまよう刃」も同じく韓国映画になっている。
私にとって、東野作品でこの2作品がどうしてもムリ(読んだけど)な作品だ。
ただ、逆に韓国人が好むだろうなとは漠然と感じる。
今回、レンタルの数合わせだけでこれを借りた。
観なければ観ないで返せばいい。
が、
観てしまった。
キャストを観たら、ハン・ソッキュ、ソン・イェジン、コ・ス、イ・ミンジョン、あらまぁ、そうそうたるメンバーだわ!とキャストの魅力にやられたからかな。
初っぱなから強烈!R18だそうだ。
枝葉のストーリーは日本とは違うが、本筋は同じ。
やっぱり観るんじゃなかったとちょっと思ったが、キャストのイメージがちゃんと合っている上に、ソン・イェジン、コ・スの2人の美しさったら!
美しいし、演技は上手いし、観ないではいられない。
ストーリーも原作のあの長さをどうするんだろうと思っていたが上手くまとめられていた。
年齢もこの2人が一番合っているような気がする。
ただ、高校生はさすがにムリがあると、綺麗な思い出シーンだけにちょっとそこだけ残念だった。
この映画でも原作と同じ感情を持った。
逃げたいが逃げられない。
そういう意味では良い作品で、原作を上手く表現していたのだろう。

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韓国映画「2つの恋愛」感想

2016年10月24日 14時50分13秒 | 韓国映画感想
やっぱりDVDのレンタルショップには行くべきねと思ったのはこれを見つけたから。
ジェウクさまのFacebook見ていたつもりだったのに、長い間抜けてたみたいで、知らなかった。
パッケージを見て、何となく面白くなさそうと思ってしまったけれど、一応ファンなのでちゃんと借りた。
顔だけ見ればいいさと観始めた。
もうね、久しぶりだから顔を見ただけでむふふっ(^^)
「メリは外泊中」で彼を知った時から比べれば歳をとったと思うけれど、やっぱりステキ。
最近のグンちゃんやムン・グニョンちゃんがビックリするほど劣化したのでショックだったけれど、ジェウクさまはステキなままで一安心。
チャラ男とまでは行かないけれどちょっと軽くて優柔不断で、まあその辺に転がってる今どきのお兄ちゃんって感じのジェウクさまがなにげに新鮮。
今カノがいるのに、元カノとお泊まり旅行に行っちゃって、「据え膳」だと勘違いしちゃって(まあ、この状況だとしちゃうけど)・・・後はもう、今カノ、元カノの間を右往左往。
あの(シュっとした印象の)ジェウクさまが、そわそわ、アタフタ、バタバタ。
もうそれに笑えて笑えて。
映画監督インソンってのがジェウクさまの役で、インソンが右往左往なんだけど、私には“ジェウクさま”の右往左往に見えてしまって、よけいに面白い。
元カノと今カノと一緒にお酒を飲むシーン、普通の韓国ドラマなら髪をつかんで大げんかパターンだろうけれど・・・訳知りの元カノはしら~~っとしてるし、今カノは知ってか知らずかマイペース、疑心暗鬼のジェウクさま、もとい、インソンは拗ねるし当たるし、ガキ!
大人になれていない男とそれなりに時がたち大人になった女の違いが出ているここが面白い。
3人で1台の車に乗っている場面も面白い。
それぞれの表情を観ながら心中を想像して、焦りに焦っているインソン面白~~い。
あっ!観ているこっちが焦った場面があったわ!!!
えっ!?行きずりの女の人と抱き合ったと思ったら、キャ!お布団の中、動いてるし~、ギャ!!!裸の上半身が上下に・・・いいのか(・・;あっ、15禁ね。
えっ!!!宿の主人(男)が下に居た!
・・・あぁ~妄想場面か、かなりビックリ、ドキドキしましたわ~
ありふれたお話で、普通の人が観たらそんなに面白く感じないかもしれないけれど、私には面白かった。
1つ、モンクがある。
KARAのパク・ギュリがミナという在日の韓国人役で、最初の設定が日本語しか話せないって役。
これはもうムリ!
下手程度でもムリな設定なのに聞き取れない箇所がかなりあった。
せめて高校まで韓国にいて、それから日本に来たくらいでないと説得力が無い日本語だった。
さすがにジェウクさまはちゃんと聞き取れた。
相変わらず古めかしい感じの話し方だけど、細部まで丁寧で、さすがでしたわ。
題名について、韓国も日本も同じ「두 개의 연애」「2つの恋愛」みたいだけど、英語題を見たら「Two Rooms,Two Nights」となっていた。
映像を観た感じだと、今回はこの英語題がなかなかいいとこ突いてると思う。

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韓国映画「二度目の初恋!?が、やってきた」感想

2016年10月20日 21時43分35秒 | 韓国映画感想
ショップの映画コーナーで見つけたジヨン(BIGBANG)によく似たスタイルだった頃のノ・ミヌくん、“ICON”デビューの頃の映画みたいね。
切ないラブストーリーということだったが、初恋の相手が憑依した女性が日本人という設定で、しょっぱなからグダグダ。
ヤクザの子分のような人(実は刑事)がしゃべっている日本語らしきものは全く聞き取れなかった。
で、ヤクザの親分(実は日本人女性エリカの父親)に見える人がしゃべっている日本語はかろうじて聞き取れたが、日本人が使う言葉じゃない。
せめて日本語らしきものにも字幕を付けてくれていたら、それかインチキ日本人じゃなくインチキ中国人くらいにしておいてくれたら、切ないラブストーリーに少しは入り込めたのにと思った。
最後、感動に包まれるあたりでちょい涙をしぼり出して、終了。
このミヌくんのビジュアルは好きで、ピアノの弾き語りも素敵。
ちょっとICONチックなラストの曲も好き。
「私の残念な彼氏」ほど残念じゃなかったけど、いい素材のミヌくんなのに、日本に媚びた設定が残念だったな。
もったいない。

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韓国映画「タチャ~神の手~」感想

2016年09月09日 11時31分00秒 | 韓国映画感想
こういった類の作品は観ないけれど、T.O.Pくん、もといチェ・スンヒョンくん主演ということで。
内容は、やっぱ、好みじゃないし、花札は全く解らない。
サンチュカップルが勝負に燃えていたな。
しかし、サンチュみたいにいちゃつく内容ではなく、命を懸けた花札勝負。
これR指定だよね、エグイ、エロい。
イ・ハニさん、シン・セギョンさん、『わぁ!セクシー』『わぁ!そんなことしちゃう!』相手のスンヒョンくんも頑張ってましたわぁ。
唯一観た「アイリス」の殺し屋役のときより存在感が増しているし、何より美しい。
ヤバいくらいの美しさはド派手な衣装に負けていない。
まぁ、美しい彼をみるだけでいいやと思って渋々みたが、なにげに印象に残ったのは美しくもなんともない、ぶっちゃけブサイクなオッチャン。
テギル(T.O.P)の師匠役のユ・ヘジンさんという方。
ドラマとかでは観たことがない気がするが、資料を見たら映画の人なのね、存在感あったわ~
終盤、裸で勝負っていう場面があって、韓国映画ドラマにおいてはお約束感があるスンヒョンくんの裸には、『ふ~~ん、とくには・・・』って感じだった。
が、BIGBANGのT.O.Pくんとしてみたら、『あらぁ~、肌をみせないことで有名なT.O.Pくんが~~!!!脱いでる!』とさっき気がつきましたわ。
スンヒョンくん、BIGBANGコンで見せる、あのすっとぼけた感じをいかした役で映画をやってくれないかな。
そうしたら内容も楽しめるかもしれない。
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韓国映画「尚衣院-サンイウォン-」感想

2016年09月05日 09時54分44秒 | 韓国映画感想
映画の予告編を観て、朝鮮王朝時代のデザイナーの話なんだ!(煌びやかな衣装がみられるぞ!)
ハン・ソッキュさんにコ・スさん、パク・シネちゃんまでご出演!(わぁ!豪華な出演者!)ぜひとも観なくっちゃ、といそいそと借りに出かけた。
ちょこっと資料を見たら監督があの「男子取扱説明書」のイ・ウォンソクさんだそうで、ますますテンション上がった。
コ・スさんは「クリスマスに雪は降るの?」しか観たことがないので端正なお顔の物静かな人といったイメージしかなかったが、演じるイ・ゴンジンは明るい自由人。
へ~、コ・スって人はこんなに若々しく軽やかにもなるんだ!と思った。
シネちゃんは、これ、「ピノキオ」の直後くらいかな、輝くばかりに美しい。
王妃という気品あふれる、そして哀しい役を見事に演じていた。
美しい2人とちょっと奇抜な衣装を観るのはわくわくした。
道ならぬ恋心を秘めたまま、美しい衣装を残したまま終わるのか!?と、勝手に思っていた。
「男子取扱説明書」のイメージがあったものだから。
ドルソクとゴンジンの空想、月の場面では、『そうそう、これこれ』と「男子取扱説明書」を思い出し浮かれていた。
ごめん、ここからはちょっとネタバレになる。
それが・・・この結果。
なんだかもう、ここで、最後にこんな、むき出しの汚さ!
唖然とした。
シネちゃんの涙は美しかったけれど・・・
今まで観た韓国映画では上手くかわしてきた韓国的汚さが最後に来た!
なんだかなぁ~、そもそもこの映画は何がテーマだったんだろう?
監督さんのコメント
この物語に興味を持ったのは、誰もが共感できると思ったからだ。自分より賢く有能な人間が現れたら、その人となりより才能ばかりに意識が向いてしまう。不安とはそういう状況から生まれるのだ。そして私はそこに面白さを感じた。美への追及や愛、嫉妬、欲望など時代を超える普遍的なテーマで、現代の観客の感覚に響く作品を作りたかった。

そうなのね。
私は、確かに、そういう感情が人に起こるのは理解するし、見まわせば周りにも存在する。
それ故に、特に見たくもない!!!
と、思った。
美しいシネちゃんと美しいコ・スさんをこんなんで観たくなかった。
美しいと称した衣装も汚れて見える。
最後に、1億円かけたと言われる衣装、個人的には良さが解らない。
作品の性格上奇をてらう衣装でなければならなかったのだろうが、最初の頃の衣装は安っぽいし下品だし、ハイライトの衣装はただゴテゴテさせただけに感じた。
韓国の時代物はあまり観ないので比較する材料は少なめだけど、「宮」の衣装は、小物を含めて綺麗だったと思う。
この作品、レビューとか見ると評価が高いようだが、私は、ダメだった。
シネちゃん、コ・スさん、「男子取扱説明書」、デザイナー、と浮かれきっていたのでよけいにダメだったみたいね。
綺麗な人たちの綺麗なお話を期待していたのに残念。

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韓国映画「二十歳」感想

2016年08月28日 13時49分46秒 | 韓国映画感想
“イ・ジョンソクを観てみよう!”がひとまず終わり、そのライバルであり友達でもある“キム・ウビンを観てみよう!”と、いうか、ショップに行ったら彼の映画が2本並んでいた。
「技術者たち」と本作「二十歳」制作順に視聴した。
これ、今回、続けて観た韓国映画4本(「君に泳げ」「僕らの青春白書」「技術者たち」「二十歳」)の中で一番好きだわ。
内容は“3人の若者の恋と友情を描いたとびきりキュートな青春グラフィティ”と映画紹介のまんまの言い方しかできない。
二十歳の男の子が夢をみたり恋したり妄想したり経験したり、でも、夢と現実の違いもちゃんと認め進まなければならない。
経験者なら解るあの“めんどくさい”時代の話ね。
でも、愛おしい時代。
その真っ只中を描いたこの作品の何がすごいって、彼らが吐く言葉。
『そうそう、そういう気持ち!』と、真っ只中に居た時の気持ちが的確な言葉で表現されている。
それが妙にキュンと来るんだわ。
私の青春の古傷のような気持ちを刺激する言葉を吐く彼らは若者らしく生きている。
やることなすこと、笑うしかない青春の一コマを演じるチホ(キム・ウビン)ドンウ(ジュノ:2PM)ギョンジェ(カン・ハヌル)は素の若いままの自分を出しているように感じた。
みんなとてもナチュラルな表情だったもの。
それが演技なら、それはそれでスゴイこと。
ウビンくん、今まで観たどの役よりもいろいろな表情をみせてくれた。
わぁ~こんな表情するんだ!と楽しくなった。
3人のマドンナ役、ソミン、チョン・ソミンちゃんがそのまんまの名前で出ている。
高校の制服姿は彼女を知った「イタキス」を思い出す。
でも、イタキスの時よりかなり綺麗になっている。
そして、「ピノキオ」で知ったギョンジェの妹役のイ・ユビちゃんが表情豊かでとびっきり可愛い。
この映画、大作でもなく、名脇役がいる訳でもなく、若い俳優さんが少し出ているだけ。
でも、面白い。
監督さんが『共感して笑って観てもらえたらそれでいい』と言っていた。
『俳優の顔を観てもらっても』とどこかで言っていたような・・・
ほんと、それだけで良い気がする。
この脚本を書いた監督イ・ビョンホンさんはちょっとチェックしておこう。
使う言葉がとても良いから。

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韓国映画「技術者たち」感想

2016年08月27日 09時42分56秒 | 韓国映画感想
邦題とパッケージ写真をちょっとみて、NHKの「プロジェトX〜挑戦者たち〜」のような映画だろうと勝手に思っていた。
ちゃんと「技術者たち」の下に「the con artists」とあったのに。
そう、現金強奪コンゲーム映画だった。
この種の映画としては珍しくも何ともない普通のストーリーだったと思うが、娯楽映画としてちゃんと楽しめた。
それぞれのキャストがちゃんといい仕事をしていたので楽しかったのだと思う。
天才ハッカー役のイ・ヒョヌくん、ちょっと前まで子役だったよね。
いかにも天才ハッカー、そして“裏切者”というキーマンをうまく演じていた。
もう一人の仲間、人材調達係グイン役のコ・チャンソクはイケメン二人をより引き立たせる役、だけではなく、いい人にも悪い人にも見えるその容貌をフルに生かして、頼もしくもあり、笑える仲間、いいムードメーカー。
ギャングのボス、チョ社長役のキム・ヨンチョル。
「アイリス」のぺク・サンみたいな圧倒的存在感。
こういう人がいると引き締まるよね。
そして、金庫破りの天才ジヒョク役の“キム・ウビン”
“主役のキム・ウビンを観てみよう!”
最初に登場した時、まさに金庫破り中、黒ずくめで目だけが見える。
あらぁ~T.O.P(BIGBANG)くんだわ!
T.O.Pくんにしか見えないと思った。
でも、全体が現れると、T.O.Pくんとは違う個性をもつ“キム・ウビン”だわぁ~
少し前に観た「相続者たち」(2013)「ゆれながら咲く花」(2012)は高校生役でどちらも屈折した役だったが、今度は31歳という実年齢から5~6歳年上の役。
彼の落ち着いた雰囲気でそれほど無理なく31歳になっている。
ピカピカで綺麗すぎっちゃ綺麗すぎなんだけど。
唯一登場する女性、ウナ(チョ・ユニ、実年齢で7歳くらい違う)と並んでもそう違和感がない。
屈折していないこの役でも、彼は彼の魅力を十分に出せていたように思う。
金庫破りをする時の真剣な表情はセクシーだし、笑顔も大人の笑顔で素敵。
韓国的サービスのシャワー場面も綺麗。
ただ、アクションシーン、別に悪くはなかったんだけど、手足があまりにも長すぎて邪魔なんじゃないかと思ってしまった。
とはいえ、さすがモデルさん、立ち姿、歩く姿は美しい!
これからますますのご活躍を!
チェ・ダニエルがウナと現れたので、『わぁ!この映画、豪華出演者じゃん』と喜んだがカメオ出演でしたわ。

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韓国映画「僕らの青春白書」(原題:血沸く青春 피끓는 청춘)感想

2016年08月23日 11時00分41秒 | 韓国映画感想
“イ・ジョンソクを観てみよう!”の第5弾。
予備知識全く無しで視聴開始。
しょっぱなから田舎の女の子たちの乱闘騒ぎ。
イ・ジョンソクの硬派な映画なのか!
と、思いきや・・・
思わず『おまえ、どうした!?』と言いたいくらいの、ヘタレの軟派野郎役。
そりゃ~、その見かけのかっこよさなら女の子はいくらでもOKだろうと納得するが、白ブリーフはさすがにちょっと勘弁して!
時空を超えて万国共通なのかもしれない『男の子』の女の子と○○がしたいが続く。
田舎の高校生のわちゃわちゃ、韓国の青春グラフィティととらえても、これを2時間も観るのか~~~
それと韓国の1980年代という意味合いが解らない。
イ・ジョンソク、初めてのハズレか?
1時間くらい我慢していたら、あれあれっ、あらっ、なんだかいいかも。
後半、ヨンスクとジュンギル(イ・ジョンソク)の気持ちが明らかになるにつれて、ジュンギルの軟派生活の理由みたいなものが理解できた。
ヘタレっちゃヘタレだけど、なんだ、ある意味純愛だったんだと、ちょっと(あくまでもちょっとね)思った。
ヘタレのジュンギルと比べてヨンスクは男前だったね。
同じ疑惑に向き合った時、逃げたジュンギル、乗り越えたヨンスク、男の子と女の子の違いかな。
ヨンスクはずっと一途な純愛、かわいかった。
途中で、この子どこかでみたような気がする・・・井上真央ちゃんに似た子・・・あっ「私のオオカミ少年」のあの女の子、パク・ボヨンだったんだ!
最後、白いスーツで花束を持って歩くジュンギル、かっこよすぎる!
映画としてはなかなかいい映画だったと思う。
「君に泳げ!」よりは好きだわ。
ただ、心の片すみにこれはミスキャストと言えるかもしれないとの思いがちょっとある。
1982年というレトロな時代、そして田舎を舞台に持ってきたことで、あまりにも現代を体現しているイ・ジョンソクくんは異分子に見えた。
敵対する不良役のキム・ヨングァンくんも同じく。
ジュンギルの取り巻きの男の子はいい味出してたけどね。
パク・チョンミンくんというらしい。
最後に、にやにやして観た場面のこと。
ジュンギルが好きな叔父さんの役がキム・グァンギュさんだった。
「君の声が聞こえる」のあの禿げの判事さん役の人。
本作は「君声」の後ということで・・・
ふたりの会話の場面が必要以上に親しげだった。
ジュンギルでなくイ・ジョンソクくんが素の笑顔で話してる感じがした。
グァンギュさんもそんな感じで、ひょっとしたらアドリブ入ってるのかなと思うくらい。
“イ・ジョンソクを観てみよう!”はほぼ、これで終了かな。
どの作品も良かったと思う。
彼を知ってラッキーだった。
気になっていた韓国の1980年代、ちょこっと調べたら・・・
こんな記事があった。
Kstyle記事
もう一つ、気になったことがある。
写真にも写っているんだけど、ヨンスク他の不良少女たちが首に貼っているアレ。
サロンパスとか膏薬と言われるものだと思うんだけど、なんで貼ってるのかな?
何の意味があるのかな?
その当時の流行り?
なんで?はたぶんキスマーク隠し(もしくは強調)
・・・あっ、書いてて解ったわ。ってか、Kstyleの記事に書いてある!3Sの融和政策だって。
はい、まあ、歴史の勉強をさせていただきました。

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