光文社文庫 2011年11月20日
初めての作家さんだったが、日本冒険小説協会大賞と大藪春彦賞をダブル受賞した作品だとの紹介があったので読んだ。
環境省のお役人、七倉が野生鳥獣保全管理センター八ヶ岳支所に赴任するところから始まる。
癖のある支所の職員(元猟師や研究者、ベアドッグハンドラーとよばれる犬の訓練士)、センターの存在をこころよく思わない地元の猟師や動物愛護団体とのいざこざ。
野生動物による農作物への被害のみならず、人が襲われて死亡する事例も発生する。
クマによる被害かと思われたが、もっと大きな生物の存在が!
それを捜索し、駆除を試みるが新たな被害者が続出する。
環境破壊や汚染による動植物への悪影響、関係する政治家の介入。
七倉の娘へのイジメ、センター同僚の不審死、エトセトラ、よくもまあこれだけ詰め込んだものだと感心する。
かなりの長編になり、登場人物も多い。
が、それぞれの登場人物、だけではなく登場動物たちの気持ちも描き出され、迫力ある場面が続く。
その中で癒やされたのが、ベアドッグや猟犬の存在だった。
長編だったがほぼ一気に読めた。
面白かったし、感動もしたのだが、『あれっ!?感想が上手く書けない!』
どうも、盛りだくさんすぎて、それぞれがちゃんと良くできすぎていたので、どこから書いて良いのか解らなくなっていたようだ。
乱読本感想リスト タイトル【や】行
乱読本感想リスト 作家【は】行
初めての作家さんだったが、日本冒険小説協会大賞と大藪春彦賞をダブル受賞した作品だとの紹介があったので読んだ。
環境省のお役人、七倉が野生鳥獣保全管理センター八ヶ岳支所に赴任するところから始まる。
癖のある支所の職員(元猟師や研究者、ベアドッグハンドラーとよばれる犬の訓練士)、センターの存在をこころよく思わない地元の猟師や動物愛護団体とのいざこざ。
野生動物による農作物への被害のみならず、人が襲われて死亡する事例も発生する。
クマによる被害かと思われたが、もっと大きな生物の存在が!
それを捜索し、駆除を試みるが新たな被害者が続出する。
環境破壊や汚染による動植物への悪影響、関係する政治家の介入。
七倉の娘へのイジメ、センター同僚の不審死、エトセトラ、よくもまあこれだけ詰め込んだものだと感心する。
かなりの長編になり、登場人物も多い。
が、それぞれの登場人物、だけではなく登場動物たちの気持ちも描き出され、迫力ある場面が続く。
その中で癒やされたのが、ベアドッグや猟犬の存在だった。
長編だったがほぼ一気に読めた。
面白かったし、感動もしたのだが、『あれっ!?感想が上手く書けない!』
どうも、盛りだくさんすぎて、それぞれがちゃんと良くできすぎていたので、どこから書いて良いのか解らなくなっていたようだ。
乱読本感想リスト タイトル【や】行
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