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読書感想「女子的生活」

2018年02月12日 13時46分27秒 | 乱読本感想
女子的生活

坂木 司
新潮社 2016年8月22日



★5
2018年02月12日 13:49


NHKドラマを観て、けっこうガツンと来た。
もちろん私の過去の奇妙な体験が多大な影響を与えていることは確か。(ドラマ感想と過去の体験)
それを差し引いて、私は何に?何故に?ガツンだったのだろう?
それを追及するには原作を読むべきねと。
坂木司さんは「和菓子のアン」を読んだっきり。
何事もなければ、2度と彼の作品を読むことはなかったかもしれない。
ドラマ「女子的生活」の原作に坂木司さんの名前があるのをみて、へぇ~こういう作品も書くのだと知った。

ほぼ会話と“みき”の心情がつづられる。
ドラマの“みき”と後藤が頭の中に現れて、それがよりリアルに感じられる。
なにより、会話と心のつぶやきが、面白い。
思わずニタニタと笑ってしまう。
私は“原作が先”派だけど、今回に限りドラマが先で良かったと思った。
予備知識なく観ていた、だからなんだか良く解らないまま過ぎた1話2話の話が理解できた。
また、このドラマ面白い!と思った3話4話の心情などもより補強された。
みき、後藤、かおり、仲村さん、ゆい、彼らをいっぱい知って、より楽しく愛おしい。
みきの家族も、これ、お母さんのキャラが好き(ちょっとしかでてこないけど)
ドラマでは描かれていなかったけれど、みきって、お母さんの性格を持っているよね。
腹くくってるところなんか、みきだよね~
したたかに生きてく女のみき。
考えて考えて、痛みも分からないほどに受けた傷から“生きたい自分”を生きることを選んだみきにはしなやかな強さがある。
清々しさを感じる。
好きだ~みき!
で、後藤、読めば読むほど、スルメのように味が出てくる君が好きだ~
この作品、君がいてこそ生きる。
君がみきと住んでくれて、みきの為に良かったと思うし、物語には欠かせない人だと思う。
ふと、想像してしまった。
後藤にもそのうち彼女ができるだろう。
後藤の彼女、みきのことをどう思うだろう?どう言うだろう?
願わくは、後藤のように戸惑いつつも受け入れて、理解していって欲しい。
ざっくりまとめて人には変わりないって思って欲しい
なんだか、この続編を出して欲しいと思った。
彼らのその後が知りたいと思った。
どうやら、私は彼らのことが大好きになったようだ。

“ガツンを知りたい”と思ったが、結局、良く分からない。
ただ、分かったのは、原作はドラマより、より面白かったってこと。


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