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韓国ドラマ「犬とオオカミの時間」感想

2012年03月24日 12時03分10秒 | 韓国ドラマ感想

MBCオンデマンドが会員限定の全話見放題をしてくれたので視聴。

イ・ジュンギ主演 従順な飼い犬か、牙をむく狼か 運命と復讐、そして愛に翻弄される男

幼いころ母を殺された国家情報院エージェント、スヒョン。 復讐を誓い犯罪組織に潜入した彼を待ち受ける過酷な運命、 許されぬ愛の行方は・・・。

あまりこういう傾向のものは観ないんだけど・・・この人が気になっていたので。

2イルジメ(一枝梅)というドラマに出ていた人だというのは分かっていて、とにかくこの目が印象的。

私は切れ長の一重、そしてまぶたの薄いっていうのがけっこう好みなの。

この人はど真ん中。

名前も知らなかったけれど、今回ちゃんと認識。

このドラマ、想像以上に面白かった。

復讐とか記憶喪失とか韓国ドラマの定番で、悪いイメージとしてよく言われているけれど、意外に大丈夫だった。

あまり陰湿な感じでもなかったし・・・何でだろうと・・・

多分・・・キャストのキャラ設定の上手さと、スピーディで迫力あるストーリー展開が良かったのだろうと思うの。

このドラマ、国家情報院だとか麻薬密売組織だとか大集団同士の抗争の話なので登場人物が多いの。

キャストが多いのにもかかわらず、主要キャスト以外のキャラ設定までちゃんとされていて、いわゆる脇と言われる俳優さんたちがちゃんと役割を持って動いてた。

脇の人、みんな上手かったし・・・

で、それが主要キャストをより際立たせていた。

主人公スヒョンの複雑な心情などもきちんと描けていたので、復讐する気持ちもちゃんと納得できるし、記憶喪失も無駄なエピソードではなくストーリー展開の中では必要なものだったと思う。

それから復讐される側の人物のキャラがなかなか良かったな。

悪人は悪人なんだけど、人を束ねるだけのハートも、娘を愛するハートも持っている人だった。

主演のイ・ジュンギ、この役は難しい役だったと思うの。

普通のエージェントの時、潜入捜査をしている時、そして記憶喪失になった時、それぞれ違うキャラを演じ、そして、いくつかの山場での感情表現も重要。

上手く演じていたと思うわ。

そして迫力あるアクションシーン、カーチェイス、銃の撃ちあい。

これが随所に散りばめられているので、退屈しなかった。

それどころか後半10話くらいからはドキドキの展開で、一気に観ずにはいられなかった。

映画で最後の30分~40分たたみかける様な迫力の場面があるでしょ、それが何話にもわたって続く感じ。

映画といえば・・・このドラマ、映画みたいに豪華だったわ。

製作費がすごかったんだろうなと。

甘々のラブストーリー、お涙ちょうだいのラブストーリー浸けだった私の脳みそにちょっと活が入った。

考えたら、私は昔、Vシネマとかけっこう観ていたな、と。

でも、イケメンが出なくっちゃダメだけど。

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