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「感染遊戯」

2016年12月10日 16時31分33秒 | 乱読本感想
「感染遊戯」
誉田哲也
光文社 2013年11月8日

2013年12月06日 13:21
★4
罪悪感を持ちつつまたもや誉田作品、姫川玲子シリーズ。
とは言え、これはスピンオフで姫川玲子はほとんど出てこない。
そして、いつもほどエグイ感じがないので安心して楽しめた。
相変わらずのエンターテイメント性に加え、今回のにくい構成。
4つの短編だと思っていたら・・・途中でそうではないことに気がついて、最後はピースが繋がり1つの物語に。
ある時期日本を騒がせた硬派な問題が題材にとりあげられていて、罪を犯す側に共感を覚えてしまった。
現実にはできないことが物語の中では成立で・・・読んで、「まぁ、それでいいや!」と溜飲を下げるのが害がなくていいかもしれない。

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