2021年2月27日 15:00 京都新聞
参照記事
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/gallery/506632?img=https://kyoto-np.ismcdn.jp/mwimgs/c/e/150m/img_cebd4078b1603658826a62ec36433ad2786034.jpg
水着製造販売のアクアドレス(京都府向日市)は、極細繊維の特殊生地を使い、新型コロナウイルス対策の高性能マスクを開発した。
同社はコロナ禍でマスク不足になった昨春、水着素材のマスクの製造を開始した。今回は東京工業大発スタートアップのゼタ(松山市)が開発した極細繊維ナノファイバーを使用。分子同士が強く引き合う「分子間力」を利用し、0・1マイクロメートル以下のウイルスを捕獲する。抗菌・抗ウイルス加工繊維などでナノファイバーを挟んだ3層構造で、洗って繰り返し使える。
山田昭社長(66)は「新型コロナ対策に最強のマスク」とPRする。マスク製造販売専門の新会社京都スポーツ(向日市)のホームページで販売している。大人向けの価格は4980円から。