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阿里山鉄道の新車両、来月から運行へ 台湾観光の国際化に期待

2024年04月25日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2024/04/24  中央社臺灣

阿里山鉄道の新車両「栩悦号 Vivid Express」を背に笑顔の黄妙修・林鉄処長(左から2人目)

 

農業部(農業省)林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処(林鉄処)は23日、同鉄道に導入された新車両「栩悦号 Vivid Express」について、5月24日から観光列車として運行を開始すると発表した。列車の運営を担うライオントラベル(雄獅旅遊)の黄信川董事総経理(取締役社長)は、台湾観光の国際化に向けた重要な役割を担うとして「台湾の名刺になる」とアピールした。

 

黄氏は栩悦号の旅について、南部・嘉義県と嘉義市の宿泊・レジャー産業をつなぎ、同県の景勝地、阿里山特産の茶葉やコーヒーも購入でき、7月に予定されている阿里山鉄道の全線復旧後には二万坪駅まで運行し、雲海や夕景を楽しめると語った。

 

林鉄処の黄妙修処長は、列車の運転士や車掌、整備などは林鉄が担当し、車内サービスはライオントラベルが行うと説明。「1足す1は2よりも大きくなる」とし、良質な旅を提供すると述べた。

 

林鉄処によれば、栩悦号の外観と内装は阿里山でよく見られる台湾固有種の鳥、アリサンヒタキから着想を得た。車両の名称には森林が育んだ絶景と多様な生態系の様子を楽しく体感できるという意味が込められているという。

 

 

 

 

 

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新型特急車両 座り心地に不満相次ぐ 座席デザイン変更へ 台湾鉄道

2024年04月24日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2024/04/18 中央社臺灣

EMU3000型

座席の座り心地が不評

2021年に営業運転を開始した台湾鉄路(台鉄)の日本製特急車両、EMU3000型電車に設置されている座席の座り心地に不満の声が上がっているのを受け、台鉄は今年末からデザインを変更した座席を組み込んだ車両を順次運用する予定であることが分かった。

 

台鉄は同型電車を50編成600両購入。今年3月の時点で44編成を営業運転に投入している。8月は全ての車両を受領し、11月までには全車両を運用する予定。

 

台鉄が交通部(交通省)に対して行った同型電車に関する報告によれば、3年ごとの定期検査の際に座席のデザインを見直すと説明。現在の座席を製造した台湾メーカーに依頼して頭や首、腰の部分を再設計するとし、人間工学に合った方法で座席の快適性を高めるという。

 

また報告では今年末までに全座席にドリンクホルダーを設置することにも言及している。

 

 

 

 

 

 

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高雄メトロレッドライン、6月末に延伸予定 全線通した走行試験始まる/台湾

2024年04月07日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2024/04/06 中央社臺灣

高雄メトロレッドラインの車両     

南部・高雄市の南岡山―岡山間で延伸工事が進む高雄メトロ(MRT)レッドラインで、6日から全線を通した走行試験が始まった。延伸区間では5月にも開業に向けた初回監査を行う予定で、6月末のプレ開業を目指す。

 

同市のメトロ建設を担う高雄市政府捷運工程局は、これまでに実施した一連の試験で、運行全体に関する電気機械システムの統合確認が完了したと説明。走行試験では、営業に求められる安全信頼性が監査の規定に合致するかを確認する。

 

走行試験は19日までの予定。延伸区間は乗客を乗せずに走行する。

 

延伸区間の開業によって、沿線のハイテク、半導体などの産業チェーンのさらなる発展が見込まれる他、岡山が高雄市北部のターミナルとなることが期待されている。

 

 

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台北メトロ「ペット列車」運行へ ケース入れずに乗車可 31日に淡水信義線で/台湾

2024年03月25日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2024/03/24 16:02  中央社臺灣

台北メトロは昨年、ペット列車を初運行。同市の蒋万安(しょうばんあん)市長は車内で犬にキスされた

 

台北メトロ(MRT)は、飼い犬や飼い猫をケースから出して乗車できる「ペットフレンドリー列車」を、31日午後に淡水信義線で運行する。

 

同社が22日、発表した。午後1時ごろから同6時ごろまで、4往復が走る。全線(淡水―象山間)を各駅に停車し、一般の乗客も乗車可能。増発列車のため、通常ダイヤで運行される列車には影響しない。

 

同社のペット列車は昨年初めて運行された。今回は区間や本数が拡大された他、予約も不要になった。

 

ペットを連れて台北メトロに乗車する場合、通常はケージやペット専用ケースなどに完全にしまうよう規定されている。今回のペット列車に乗車する場合も、駅構内ではケースなどに入れる必要があり、車内では常にリードをつなぐよう求められる。

同社はペット列車の乗客に、事前のペット登録やワクチン接種などを呼びかけている。車両は運行終了後、消毒や空調のフィルター交換を行ってから通常運行に戻るという。

 

 

 

 

 

 

 

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台北メトロ、韓国製車両導入へ 全車ロングシートに 量産先行車26年に受領予定

2024年03月23日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2024/03/22 16:17  中央社臺灣

台北メトロ(MRT)が導入を計画する韓国・現代ロテム製の新型車両

台北メトロ(MRT)は21日、韓国・現代ロテム製の新型車両7編成を導入する計画を発表した。量産先行車は2026年に受領し、28年に全ての試験を終わらせるとしている。今後の路線延伸や新路線開業に伴う利用客の増加に対応する。線路と平行に座席を配置したロングシートを全車で採用する他、乗降しやすい工夫が取り入れられる。

同社は新型車両について、混雑緩和や待ち時間の短縮、車両整備などに対応するために導入すると説明。試験完了後は実際のニーズなどをみて、投入する路線を決めるとしている。

 

同社によれば、ロングシートの採用でより広い車内空間を提供し、ドア横のスペースを広く取り、乗降しやすくする。また各車両に送風機を設置し、空気質の向上を図る他、1、6両目にはバリアフリースペースを設け、車いすや電動カート利用者がより利用しやすくする。乗客定員は約2200人だという。 

 

 

 

 

 

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桃園メトロ空港線の利用増加 車両10編成を追加購入へ/台湾

2024年03月13日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2024/03/13 12:14  中央社臺灣

桃園メトロ空港線

鄭文燦(ていぶんさん)行政院副院長(副首相)は12日、桃園メトロ(MRT)空港線の利用者が増加して車両をさらに10編成増備する必要があるとし、購入にかかる費用の半額に当たる約30億台湾元(約140億円)を中央政府が補助すると発表した。

鄭氏はこの日、北部・桃園市の張善政(ちょうぜんせい)市長や王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)らと同市にある空港線の長庚医院駅で、昨年行政院(内閣)主導で導入された共通定額定期券の利用状況を視察。報道陣に対し、空港線は1日の平均利用者数が2019年に延べ約8万人だったのに対し、現在は延べ約10万人に達しているとし、定期券は良い政策だったと述べた。

増備されるのは停車駅の少ない直達車用車両が6編成、各駅停車の普通車用車両が4編成となる見通し。鄭氏は車両購入に関して桃園市政府や

桃園メトロと早期に話し合い、輸送量を増強したいと語った。

空港線は17年3月に開業。台北駅(台北市)から桃園国際空港を経由し、老街渓駅(桃園市中壢区)までの約51キロを結ぶ。

 

 

 

 

 

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韓国製の通勤型電車、台湾で故障頻発、7カ月間に684件も―地元メディア

2022年01月03日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運


2021年12月31日(金) 11時20分 Record Korea
参照記事
https://www.recordchina.co.jp/b887351-s39-c20-d0059.html


EMU900型電車


台湾の元立法委員(国会議員)が台湾鉄路管理局(台鉄)に対し、韓国・現代ロテム製の通勤型車両、EMU900型電車の故障が7カ月間で684件も頻発しているとして対応を求めた、と地元メディアが報じた。台鉄は検査を強化し、メーカー側に改善を促すとの考えを示した。

台湾・中央通信社によると、EMU900型電車は台鉄が2018年に現代ロテムと52編成520両を253億台湾元(約1050億円)で購入する契約を結び、21年4月から営業運転に投入されている。元立法委員に黄国昌氏は12月28日、自身のフェイスブック上で、5編成で21年5月から11月にかけて、水漏れのほかコンプレッサーやブレーキのトラブルなど計684件の故障が生じ、そのうち安全運行に影響する可能性があった故障は177件に上ると問題を指摘した。

台鉄は同日、黄氏から指摘された「684件の故障」という部分について、試験走行期間中に台鉄の検査員と第三者機関による独立検証・妥当性確認(IV&V)で確認された「車両製造上の瑕疵(かし)」であり、「故障」ではないと説明。すでに改善を求めていると強調した。

これに対し、黄氏は一部の問題発生当初、台鉄自らが「故障」と説明していたことに言及。「問題を正視せずに言葉遊びをするなんて人をばかにしている」と痛烈に批判した。台鉄は翌29日、再び報道資料を発表。今度は「瑕疵」ではなく「欠陥」という言葉を使い、684件のうち、10分以上の列車の遅延を生じさせたのは2件だけで、そのほかは運行に影響はなかったと釈明し、購入した車両の検収作業は現在も行われているとし、改善を引き続きメーカー側に求める見解を明らかにした。

さらに台鉄は車両の購入契約に関しても「最後の試験が完了した日から3年間の保証期間があり、期間中に起きたいかなる欠陥もメーカー側が改善をすることになっている」と主張。理解を求めた。

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阿里山鉄道の旧型車両、20年ぶりに里帰り 24日から展示へ/台湾

2021年12月13日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運


2021/12/07 19:13 中央社
参照記事
https://japan.focustaiwan.tw/travel/202112070011


20年ぶりに里帰りする阿里山鉄道の旧型車両


中部・苗栗県の苗栗鉄道文物展示館で保存されていた蒸気機関車などの鉄道車両5両が7日、元の所有者である行政院(内閣)農業委員会林務局の阿里山林業鉄路(阿里山森林鉄道)が所管する嘉義車庫園区(南部・嘉義市)に運搬され、約20年ぶりに里帰りを果たした。今月24日から嘉義市内で開催される「2021台湾デザイン展」(台湾設計展)に合わせて展示される。

里帰りを果たした車両は、かつて主力車両として資材や物資を運搬したシェイ式蒸気機関車1両や近代化の立役者となったディーゼル機関車2両、客車1両、木材運搬用貨車1両。2001年ごろに台湾鉄路管理局(台鉄)に譲渡され、文物展示館で展示されていた。

阿里山林業鉄路および文化資産管理処の周恒凱副処長は中央社の取材に対し、文物展示館がリニューアルされることから、林業鉄道の時代を象徴する意義があるとして、車両の嘉義への運搬を決めたと話した。

同管理処は、文化資産の保存と歴史的な場所の意義を示すために、別の場所で保存されていた車両の受け入れを進めており、2019年にも蒸気機関車2両が里帰りを果たした。そのうちの1両は修繕が行われており、来年3月に公開される予定だとしている。

台湾デザイン展は嘉義文化創意産業園区や嘉義市立美術館など市内の複数の施設を会場に行われる。来年1月2日まで。



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台鉄の日本製新型特急、台東で試乗会

2021年12月13日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2021/12/08 18:17 中央社
参照記事
https://japan.focustaiwan.tw/photos/202112085002


EMU3000型







今月29日に営業投入される予定の台湾鉄路管理局(台鉄)の新型特急電車EMU3000型の試乗会が8日、台東県で開かれた。試乗した李さんは、揺れが少なく、騒音も小さいと評価。タロコ号やプユマ号よりも連結車両数が4両増えたことで輸送量が大きくなることを喜んだ。

王国材交通部長(交通相)によると、投入を予定している12編成全てが揃えば、花蓮、台東方面の輸送力は4割増強されると強調。来年の旧正月(2月1日)までには5編成が揃う見込みで、「旧正月期間の座席は以前より取りやすくなる」と自信を示した。

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台湾鉄道、SLかたどったコラボ弁当販売へ 東武との友好協定6周年で

2021年12月12日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2021/12/09 16:02 中央社
参照記事
https://japan.focustaiwan.tw/travel/202112090005

台湾鉄路管理局(台鉄)が10日から販売する特製弁当


台湾鉄路管理局(台鉄)は9日、東武鉄道との友好鉄道協定締結6周年を記念した特製弁当を販売すると発表した。今月10日から19日まで台鉄台中駅と台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)台中駅でのみ購入可能で、400食の数量限定。

「玩味便当」と名付けられた弁当は、東武鉄道の蒸気機関車「SL大樹」をかたどった容器を使用。台湾で養殖された良質なウナギをメインに据え、貝柱やサクラエビなどを副菜として添えた。主食には台湾風おこわの「油飯」を詰めた。

台中の老舗菓子店のパイナップルケーキとタピオカミルクティー味のお菓子もセットになっており、価格は349台湾元(約1430円)。購入者には東京スカイツリーのキャラクター、ソラカラちゃんのシールがプレゼントされる。

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台湾鉄道の日本製新型特急、ビジネス車の詳細公開 無料Wi-Fi提供

2021年12月04日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2021/12/04 11:56 中央社
参照記事
https://japan.focustaiwan.tw/travel/202112040001

EMU3000型


EMU3000型の商務(ビジネス)車「騰雲座艙」内部の様子


車内での軽食提供は無料


台湾鉄路管理局(台鉄)は3日、今月29日から営業運転に投入する予定の日本製新型特急列車、EMU3000型の商務(ビジネス)車「騰雲座艙」の車内をメディアに公開した。各席にコンセントが備え付けられ、無料Wi-Fiも提供される。

EMU3000型は12両編成で全538席。商務車は6号車で、座席数は30席ある。愛称の「騰雲」は台湾で初めて鉄道が開通した際の蒸気機関車「騰雲号」にちなむ。

当初は東部幹線に投入されるが、台鉄運務処の古時彦副処長によると、来年3月には中部・台中―北部・台北―東部・台東を結ぶ列車や中部・彰化―南部・高雄―台東を結ぶ列車を運行する予定だという。

車内で無料提供される軽食は弁当やアイスクリーム、パイナップルケーキ、クラッカーなどから、ドリンクはコーヒー、ラテ、炭酸水、ミネラルウォーターなどからそれぞれ選べる。また弁当は新型車両の導入にあわせて開発された特製のものが用意される。

台鉄は、先月30日に試運転が完了したと説明。今後、独立検証と妥当性確認を行う第三者企業らを交えた各種試験を済ませ、関連の書類を取得後、正式に営業運転に投入できるとしている。

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基隆メトロ、第1期区間のルート案決まる 16キロに13駅設置/台湾

2021年11月28日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2021/11/27 18:09 中央社
参照記事
https://japan.focustaiwan.tw/travel/202111270006

基隆メトロ第1期区間のルート図


交通部(交通省)は26日、建設が計画されている基隆メトロ第1期区間のルート案を公表した。台湾鉄路管理局(台鉄)八堵駅(北部・基隆市)―南港駅(同・台北市)間を結ぶ16.05キロの区間に13駅が設置される予定。

王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)はこの日午前、柯文哲(かぶんてつ)台北市長と面会。ルート案について合意に達した。建設費は425億台湾元(約1730億円)を見込む。

同部によると、台北メトロ汐東線の計画の一部と統合し、基隆メトロと台北メトロで新北市汐止区内に新設する車両基地を共用する。またルート案は基隆河沿いの開発や汐止地区の産業発展計画に合わせたほか、沿線自治体が求めていた利便性向上にも配慮したという。

基隆市と台北市を結ぶ鉄道新線計画は、当初ライトレール(LRT)の建設が予定されていたが、昨年10月に中量軌道輸送システムへの変更が決まった。同部鉄道局の計画によれば、設置予定の13駅は高架9駅、地上2駅、地下2駅。路線の大半が高架区間になるとしている。

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空港線、契約水準満たず 丸紅への支払い約29億円減額へ/台湾

2021年08月31日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2021/08/30 14:19 中央社
参照記事
https://japan.cna.com.tw/news/aeco/202108300001.aspx

桃園メトロ(MRT)空港線 車両


開業から4年余りが経過している桃園メトロ(MRT)空港線について、速さなどが契約上の要求水準を満たしていないとして、交通部(交通省)鉄道局は鉄道システムの供給を担当した丸紅への支払代金から約7億2700万台湾元(約28億6300万円)差し引く方針だ。楊正君副局長が29日、明らかにした。

空港線は2017年3月に開業したものの、速さ、所要時間、運行間隔が契約上の要求水準に達していないことから、検収を終えていなかった。丸紅が責任を認めなかったため、同局は19年、行政院(内閣)公共工程委員会に調停を申し立てた。

契約では、主要駅にのみ停車する「直達車」で時速60キロ を要求水準としているが、実際は時速約56~58キロ にとどまる。所要時間は、台北駅から桃園空港第1ターミナルまで直達車で35分以内と要求していたのに対し、現在はこれを約1~2分オーバー 。運行間隔では、直達車と各駅停車の普通車が6分に1本ずつとされていたものの、実現されていない。

楊氏によれば、これらの問題点を改善できる業者を複数回募ったが、いずれも入札不調に終わった。昨年末、同委から支払代金の減額という形で検収の手続きを済ませるよう提案を受け、同局はこれを受け入れることにしたという。丸紅が不服を申し立てた場合、楊氏は尊重するとしている。

鉄道システムの契約金額の総額は約250億元(約984億7900万円)で、このうちまだ支払われていないのは約11億元(約43億3300万円)だという。

*台湾の鉄道は5分~8分、遅早はごく自然のこと。
1分~2分で契約違反とは因縁つけているのか?


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台湾脱線事故、衝突まで1.9秒 死亡の運転士、急ブレーキ

2021年04月07日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2021年4月6日 19時50分 共同通信
参照記事
https://news.livedoor.com/article/detail/19981063/


台湾の運輸安全調査委員会は6日、脱線事故を起こした特急列車に搭載されたドライブレコーダーの映像を報道陣に公開し、ブレーキが利き始めてから線路に滑り落ちた工事用トラックに衝突するまで1.9秒しかなかったと明らかにした。

 死亡した運転士、袁淳修さん(33)は危険を察知した瞬間に急ブレーキをかけ、衝突を避けようとしたとみられる。

 事故が発生した東部・花蓮では袁さんの告別式が営まれ、参列した林佳竜交通部長(交通相)は「乗客を守るために最後まで職責を果たした」と称賛した。事故は2日に起き、副運転士も含む50人が死亡、210人以上が負傷した。

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台湾脱線事故 衝突の瞬間の映像を公開

2021年04月07日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2021年4月6日 20時05分 NHK
参照記事&動画
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210406/k10012959851000.html




台湾東部の花蓮県で特急列車が脱線し50人が死亡した事故で、台湾の運輸安全調査委員会は先頭車両に取り付けられていたカメラの映像を6日、公開しました。映像には列車の先頭車両が線路上に転落していたトラックに衝突したあと、トンネルの壁に激突する様子が記録されていました。

4月2日、台湾東部の花蓮県にあるトンネルで特急列車が脱線した事故では、これまでに乗客ら50人が死亡し、200人以上がけがをしました。

事故の原因を調査している台湾の運輸安全調査委員会は先頭列車に取り付けられていたカメラの映像を6日、公開しました。

映像では事故現場となったトンネルの直前、列車が線路上に転落していたトラックと衝突する瞬間がとらえられていました。

その後、先頭車両はトラックと衝突した衝撃で車体が大きく傾き、そのままの状態でトンネルの壁に激突する様子が記録されていました。

また、運輸安全調査委員会が、列車の管理システムを分析したところ、手前のトンネルを出てから5秒後に緊急ブレーキがかかった記録が残っていて、その2秒後にトラックに衝突していたことがわかりました。

その時の速度は時速121キロだったということです。

さらに、先頭車両が止まったのは、トンネルの入り口からおよそ320メートルの場所で、トラックが線路上に転落したのは衝突の1分あまり前だったと推定しています。

委員会は、列車の運行データのほか、現場上空で撮影した映像や関係者からの聞き取りなどをさらに分析し、事故の詳しいいきさつについて調査することにしています。

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