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(台中中央社)中部でこのほど、ごみ用の大型ポリバケツに詰められた遺体が2体見つかった。遺体はそれぞれコンクリート詰めにされた状態で、苗栗と台中で発見された。DNA鑑定の結果、遺体は行方不明となっていた50代男性と10代少女のものだったことが分かった。
警政署(警察庁に相当)刑事警察局中部打撃犯罪センターが23日、会見を開いた。警察によれば、犯人グループの1人が自首したことで事件が発覚し、主犯格の男を含めた6人が逮捕された。うち1人は少女の交際相手の男だった。
犯人グループは土地取引を巡る詐欺を働いており、被害者との間でそれぞれ金銭トラブルがあったとみられる。男性は昨年、少女は2017年に家族から捜索願が出されていた。
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(台中中央社)プレ営業中の台中メトロ(MRT)グリーンラインで21日正午過ぎ、車両に異常が見つかった。車内に乗客はおらず、けが人は出なかった。台中メトロなどは22日から営業を一時停止する方針を決定。安全が確保されてからプレ営業を再開するとしている。
全長16.71キロの路線で、市内の北屯総駅と高鉄台中駅を結ぶ全18駅区間を無人自動運転で運行。車両は全18編成のうち9編成が川崎重工業製で、残り9編成は日本から技術移転を受けて台湾で組み立てられた。同線は16日にプレ開業を迎えたばかりだった。
台中メトロによれば、問題の列車は終点の高鉄台中駅に到着し、車内の清掃が終わった後、北屯総駅に戻るところだった。問題発生後、一部区間で点検を実施し、午後1時半ごろには全線復旧した。この日の夜、台中メトロと、施工を請け負った台北市政府捷運工程局、川崎重工の3者が再度点検。その結果、車両間をつなぐ「連結器」の部品が破損していると分かり、「重大な故障」とされた。川崎重工は、初めて見られる異常だとの見解を示した。
22日朝には会見が開かれ、台中市政府交通局の葉昭甫・局長は、問題が発生したのは日本で製造された車両で、連結器は米国製だと説明した。残りの17編成についても点検を実施する方針。川崎重工の代表者は謝罪した上で、早期の運行再開に努める姿勢を示した。
葉局長は、来月19日に正式開業する予定に現段階で変更はないとした。
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(台中・中央社)台湾や⽇本、⽶国の⽊造建築模型を展⽰する「Timberize TAIWAN 2020-2021」が中部・台中市の企業ミュージアム「陸府植深館」で開催されている。
同展は中⾼層建築の⽊造化などを推進する⽇本のNPO法⼈「team Timberize」(ティンバライズ、事務局・東京都)と同館の運営⺟体である陸府⽣活美学教育基⾦会、嘉義市政府⽂化局、国⽴台湾科技⼤学(台北市)が共催。2015、17年に続いて3回⽬となる今回は「50メートルを超える⽊造世界」をテーマに、国外の⼤型⽊造建築例やその技術、台湾における取り組みなどを紹介する。
台湾の代表例は、⽇本統治時代の1937(昭和12)年に竣⼯し、現在は同市の古跡に登録されている台湾総督府専売局嘉義⽀局の建物を修復した「嘉義市美術館」。
本来コンクリート造りだった建物を、⽊材をふんだんに使って⽣まれ変わらせたもので、11⽉7⽇にオープンする予定となっている。同展の開催は12⽉18⽇間まで。
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(台中・中央社)台中メトロは今年末に予定している開業を前に、職員の制服発表会を9⽉25⽇に実施した。夏服と冬服の2種類が⽤意され、乗務員⽤は「シンプルでモダン」をコンセプトに、美的センスと実⽤性に富んだデザインに仕上げられた。整備⼠⽤は着やすく動きやすい機能性を念頭にポケットが多いのが特徴。
イメージキャラクターとして制服姿で発表会に臨んだ同市の盧秀燕市⻑はあいさつで「⾃ら制服のデザインを選んだ」と明かし、「マンネリ化防⽌のため、1回⽬のデザイン案を却下した」と続けた。制服のほかに、関連グッズのリュックやIDカードケースなども発表され、すでにネットユーザーから問い合わせが寄せられているという。台中メトロは同市初の都市交通システム。18の駅あり全⻑16.71キロで無⼈の⾃動運転システムを採⽤する。
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[台中 28日 ロイター] - 台湾の蔡英文総統は28日、米国と台湾の企業が主導する最新型F16戦闘機の整備拠点を開設するに当たり、「強固」な空軍力で台湾を守る姿勢を強調した。
最新型F16の整備拠点は域内では初となる。
蔡総統は開設式で「台湾の主権を守り、地域の平和と安定を維持するためには、屈服やへつらいではなく、強固な防衛力が必要だ」と述べた。
また、台湾の防衛産業を築き上げるという自らの長年の取り組みにおいて、整備拠点の開設は重要な節目だと指摘。「ジェット機の整備にかかる時間は大幅に短縮され、使用可能な機体が大きく増加することから、前線での空軍の戦闘能力が強固になる」と述べた。
蔡総統は中国が軍事演習を活発化させていることを批判しており、27日には偶発的な衝突のリスクが高まっていると警戒感を示した。
整備拠点は米ロッキード・マーチンと台湾の漢翔航空工業が主導。米台間の軍事協力の最新例となる。
米政府は昨年、台湾に総額80億ドルの新型F16戦闘機を売却することを承認。これにより、台湾が保有するF16はアジアで最多の200機超に増加する。
漢翔航空工業のトップは、今回開設した拠点で台湾空軍のジェット機整備を行うとした上で、周辺地域のF16の整備拠点として拡張することも計画していると述べた。詳細には踏み込まなかった。
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台湾で流行の先端を行くカップルは、著名人でも10代のインフルエンサーでもない。「置き忘れられた」服を着てみせることでセンセーションを巻き起こしているのは、80代の2人組だ。
張萬吉さん(83)と妻の許秀娥さん(84)は先月、インスタグラムでフォロワー60万人近くを集めた。
夫婦は、ファッション誌のヴォーグやマリ・クレールの台湾版でも特集された。
夫婦は台中近郊の町で、数十年にわたりクリーニング店を経営。利用客が取りに来なかったり置き忘れたりした衣服を、夫婦は長らく捨てることができなかった。
孫の張瑞夫)さん(31)は、これらの服で夫婦の退屈を和らげるアイデアを思いついた。
瑞夫さんはAFPに対し「祖父母は経営が振るわなかったため、通りをぼんやりと見つめていました」と語った。 「2人が楽しめる新しいものを見つけたかったのです」
夫婦はカメラの前で自然体だ。
「これらの服を着てみせることで、私は30歳若返った気分になります」。AFPの取材に張さんは笑顔で答えた。「多くの人が『あなたは今有名で、若く見える』と言います」
許さんも同じように感じている。「私は年を取っていますが、心は年を取っていません」「きれいな服を着て、楽しいことをしに出かけるのが好きです」
夫婦に注目が集まったことで、置き忘れた服を取りに来る利用客も。また、店を見ようと静かな町を訪れるファンもいるという。
張さんは、置き忘れられた服を数えなくなったが、現時点で少なくとも400着はあると見積もった。(c)AFP/Amber WANG
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(台中中央社)日本統治時代に創業した、台湾に現存する書店としては最も古い「瑞成書局」が2年の改修期間を経て29日、リニューアルオープンした。今後は4代目が事業を引き継ぎ、新しい時代に合った経営方針で老舗を守り続けていくという。
中部・台中市の台中公園に面した同書店。前身となるのは、初代が1912年、現住所から約500メートル離れた台中第一市場(現・東協広場)内に開いた植物の種などを扱う店だった。後に季節の影響を受けないという理由で書籍も取り扱い始め、当時日本語の書籍が主流だった台湾で、中国から仕入れた中国語の書籍を販売。2代目が事業を拡大し、93年に現住所にビルを構えた。
オンライン書店の登場で、店舗を持つ、いわゆる実体書店の閉店が相次ぐ現況について、「紙の書籍は決して消滅することはない」と断言するのは、3代目の許欽鐘さん。4代目の経営方針に口は挟まず、質素な生活や相手を敬う心などを大切にした初代の精神を受け継ぐことだけを求め、同店をさらに100年存続させてほしいと期待を示した。
リニューアルで複合書店に生まれ変わった同店。店内には読者のメンタルケアを行える独自の「相談室」を増設。専門家が常駐し、カウンセリングや占いなどを通して相談に乗るほか、話し相手になるサービスも提供する。
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(台中中央社)日本統治時代に中部・台中で製糖工場の敷地内に設置され、その後他所に移されていた一対のこま犬が28日、地元の人々の熱い要望により、28年ぶりに本来の場所に戻された。
文化部(文化省)や同市文化資産処によると、こま犬は本来、帝国製糖台中工場の敷地内に1935(昭和10)年に建設された本社事務所の正門前に置かれていた。営業所の建物は戦後、工場を引き継いだ台湾糖業のオフィスとして使われたため、こま犬は地元の人々にとって、幼少期の大切な思い出となっている。
たが、90年代に入ると砂糖の国際価格や台湾の産業構造の転換を受けて工場は操業停止となり、こま犬は92年に約20キロ離れた台湾糖業の月眉工場に移された。工場の関連施設が相次いで取り壊され、敷地内に現存する唯一の建物となった営業所は2007年、同市の歴史的建築物に登録された。その後改修、修復を経て昨年末に文化施設としてオープン。「台中の産業」をテーマにした展示や飲食の提供を行っている。
同市経済発展局によれば、一般開放された後、地元からこま犬を戻してほしいという声が多く寄せられ、台湾糖業の同意を得て“里帰り”が実現したという。
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(台中中央社)母の日に当たる10日、中部・台中市政府は市内一部の信号機に、カーネーションを持った人のシルエットや「MOM I LOVE U」などの文字を映し出し、母の日を祝った。
台湾の信号機には人型シルエット「小緑人」が登場するアニメーションが映し出される。同市では高齢化社会の到来に合わせ、見やすいように従来より大きい信号機を設置。テーマによってさまざまな文字やイラストを表示し、より多くの人に見てもらえるよう工夫を図っている。これまでには新型コロナウイルスの感染予防啓発として、マスクの着用などを促すアニメーションが映し出された。
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(台中中央社)新型コロナウイルスの感染が広がる中、台湾最大規模の宗教行事「大甲媽祖巡行」の開催をめぐり議論が交わされている。巡行を行う中部・台中市大甲の媽祖廟「鎮瀾宮」の責任者は26日、規模を縮小し決行する方針を表明。一方、内政部(内務省)は、感染状況によっては延期の準備を廟側に求めると慎重な姿勢を示した。
媽祖は台湾で広く信仰を集める道教の女神で、誕生月である旧暦3月(今年は3月24日から約1カ月間)前後には多くの行事が行われる。鎮瀾宮は代表的な媽祖廟の1つで、大甲媽祖巡行では神輿(みこし)に乗った媽祖が9日間にわたって中部や南部を巡り、毎年、多くの信者が詰めかける。
今年は3月19日に始まる予定だが、ウイルスの感染拡大を受け中止を求める声が市民や医師から多く上がっている。同廟以外では、大型行事の中止を決めた寺廟が出てきているほか、三日月形の道具「ポエ」を使って神に判断を仰ぐ寺廟もある。
鎮瀾宮の顔清標董事長は26日午前、媽祖巡行に関連した大規模な宴会や夜のコンサートなど、大勢の人が一堂に集まるイベントを中止すると発表。これにより削減された資金3000万台湾元(約1億円)を中央感染症指揮センターに寄付し、感染予防に役立てるとの考えを示した。また、列をなした信者がひざまずき、その頭上で神輿を通過させる儀式なども行わないとした。一方、政府が禁止や延期を宣言した場合には順守すると述べた。
中央感染症指揮センターの指揮官を務める陳時中衛生福利部長(保健相)は同日午後の会見で、現在の感染状況から見て大型のイベントを実施するのに適しているとはとても言えないとしつつ、宗教行事には伝統があるとした上で、開催については慎重に判断したいとの立場を示した。
芸術家のリン・シュンロン(林舜龍)さんが手掛けた
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(台中中央社)8日に開幕した「2020台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)の主会場「后里森林園区」(台中市后里区)の来場者数が11日までに100万人を突破した。台中市政府が発表した。世界各地からの作品が集結する「国際友好エリア」には日本から複数の自治体や企業が出展し、特色あふれる作品で魅力をPRしている。
出展している日本の自治体は鳥取県、北海道札幌市、名古屋市、香川県、佐賀県、青森県平川市など。企業では近鉄グループや東武グループが参加している。
台中市と友好交流協定を締結している鳥取県は、同県出身の漫画家による作品「ゲゲゲの鬼太郎」(水木しげる)や「名探偵コナン」(青山剛昌)などを題材にしたランタンを出展。4年連続での参加となる東武グループのランタンには、東京スカイツリーや浅草など台湾人にも馴染みのある観光地があしらわれている。
23日まで。
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(台中中央社)中部・台中市の大雪山国家森林遊楽区(海抜約2000メートル)でカンヒザクラが見ごろを迎えた。同地を管理する東勢林区管理処は、花びらが舞う遊歩道を歩けば鳥のさえずりも聞こえ、旧正月連休(23~29日)中の小旅行に最適だとして来訪を呼び掛けている。
同市にはこのほかにも、中社観光花市や東勢林場(同500~700メートル)など、春の息吹を満喫できる人気行楽地がある。中社花市では今の時期、毎年恒例のチューリップ祭りが開催中で、色とりどりのチューリップを中心にユリやカラー、セイヨウスイセン、ヒヤシンスなどが8ヘクタールにわたって植えられ、鮮やかな花のじゅうたんを作り上げている。東勢林場ではカンヒザクラや八重桜、ソメイヨシノ、マメザクラなどが相次いで開花し、元宵節(今年は2月8日)ごろまで楽しめる見通し。