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奈良国立博物館で文化財保存修理所の特別公開

2023年01月13日 | 関 西

2023/01/13 05:00 読売新聞オンライン

 

文化財の修理作業を見学する参加者たち

 

 

奈良博 特別公開に60人

 奈良市の奈良国立博物館で12日、普段は非公開の文化財保存修理所の特別公開が行われ、事前に申し込んだ約60人が、仏像や絵画を修理する様子を見学した。

 

修理所は2002年に設置。彫刻、絵画・書跡、漆工品を修理する三つの工房が入り、全国の寺社や博物館などから寄託された文化財の修理を行っている。修理作業は非公開だが、年に1日だけ応募者を対象に公開している。

 

 見学に先だって、同館の研究員らが文化財修理の事例や意義について解説。山口隆介・主任研究員は修理所を「人間でいう手術室にあたる」と話し、「先人たちが修理して文化財を残してきたように、私たちも修理の意義や技術を継承していかなければ文化財も残らない」と説明した。

 

 その後、参加者は修理所に移動し、技術者が仏像に 剥落はくらく 止めを施したり、古文書や絵画を補修したりする様子をガラス越しに見学した。

 

 参加した奈良市の会社員、小川康夫さん(74)は「 緻密ちみつ な作業で驚いた。文化財を後世に残していくことの大変さが理解できた」と話していた。

 

 

 

 

 

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古墳や史跡を巡って「 御墳印ごふんいん 集め」が注目

2023年01月13日 | 関 西

2023/01/13 05:00  読売新聞オンライン

 

 

 

大塚山古墳(後方)と御墳印

 

 

 

 

 

河合町 前方後円墳など15種

 河合町の古墳や史跡を巡って、ご朱印のように授かる「 御墳印ごふんいん 集め」が注目され始めている。町が文化や歴史を知ってもらおうと、2021年6月に第1弾を企画し、現在までに15種類のオリジナル御墳印が登場した。来年度には第4弾を予定しており、町教育委員会の担当者は「御墳印を集めることで、町の歴史を知ってもらう機会になれば」と期待する。

 

県外からも評判上々

 同町内には古墳時代の5~6世紀にかけて多くの古墳が築造された。面積約8・2平方キロと広くはない町内に、国史跡のナガレ山古墳や大塚山古墳群など、約60基の古墳が点在している。町によると、地方豪族や地域の有力者らが築いたとみられ、全長100メートル以上の前方後円墳数は、県内町村では最も多いという。

 

 豊富な歴史や文化を活用し、「古墳の町」としてPRできないか。町は寺社が参拝者に授与するご朱印をヒントに御墳印を企画。指定の古墳や史跡を訪れて案内板や古墳の特徴がわかる写真を撮影し、同町中央公民館事務所窓口で提示すると、1枚100円で書き置きの御墳印をもらえる。

 

 第1弾では「大塚山古墳群」「ナガレ山古墳」など4か所の古墳が登場した。図柄は、前方後円墳を上空から見た図案や出土した 埴輪はにわ など様々。細部までこだわった印は、担当する町教委生涯学習課の日浦早紀さん(32)がデザインし、町在住の 篆刻てんこく 作家がボランティアで彫り上げた。職員らが1枚ずつ手押ししている。

 

 印を集める御墳印 帖ちょう も21年6月から販売し、町の公式マスコットキャラクター「すな丸」や古墳の形などをデザインした約20種を1冊1000円(税込み)で同窓口で購入できる。町によると、県外からも古墳ファンらが訪れるなど評判は上々で、これまでに約100冊が売れたという。

 

 第2、3弾では仏像や神社本殿などの文化財も仲間に加わった。「散歩しながら集めると、楽しみが増えます」と日浦さん。現在は第4弾を製作中で「今後は他の自治体と連携し、それぞれの御墳印で共同企画もしていきたい」と話す。

 

 問い合わせは、町教委生涯学習課(0745・57・2271)。御墳印は、火~日曜は公民館で配布。月曜は休館のため、町役場広報広聴課で。

 

 

 

 

 

 

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校長 落語で説く道徳 茨木市

2023年01月13日 | 関 西

2023/01/13 05:00 読売新聞オンライン

 

授業で落語を披露する磯村さん

 

茨木市立養精中の授業 米朝さん「一文笛」題材 命救うことや正義問う

 茨木市立養精中学校で、落語を教材にした道徳の授業が行われた。教壇に設けられた高座に上がったのは、校長の磯村昌宏さん(60)。アマチュア落語家の全国大会で優勝した実力者で、今回は産休に入った教員のピンチヒッターとして臨んだ。磯村さんは「落語を聞いた生徒たちは、頭の中で映像を浮かべながら考えていた。想像力を働かせる効果があるとわかった」と手応えを感じている。(加藤律郎)

 

 磯村さんは茨木市出身。小学生の時にテレビで桂枝雀さん(1999年死去)を見たのがきっかけで落語にはまり、教師を目指して進学した上越教育大(新潟県)では落語研究会を創設して初代部長に就任。学園祭出演や老人ホーム訪問を繰り返すうちに、「人に笑ってもらうことの喜び」を知ったという。

 

 大学卒業後は中学校の国語教師に。教壇に立つようになってからも、桂吉朝さん(2005年死去)のワークショップに参加するなどして落語の腕を磨いた。2017年には、「 喜怒家哀楽きどやあいらく 」の高座名で、池田市で開かれた「社会人落語日本一決定戦」に出場。桂三枝(現・文枝)さんの創作落語を演じて優勝し、第9代名人に輝いた。

 

 今回は、2学期の後半に道徳を担当する教員が出産のため休むことになり、代役として磯村さんに白羽の矢が立った。以前、別の教員が落語を使ったプリント教材で道徳の授業をしていたのを見たことがあり、「ならば、本当に落語で授業しよう」と考え、桂米朝さん(15年死去)作の「一文笛」を選んだ。

 

 スリのヒデは、貧しい子どものために竹笛を盗むが、盗みを疑われた子どもは井戸に身を投げてしまう。一命は取り留めたものの、意識は戻らない状態で、自責の念にかられたヒデは右手の指2本を切断し、スリをやめることを誓う。しかし、今度は子どもの入院費のために金が好きな医者から財布を盗む。スリ仲間の兄貴分が指を切断したのによく盗めたなと驚いていると、ヒデが「実は左利きやねん」――とオチを付ける内容だ。

 

 磯村さんは、1年生の4クラスでそれぞれ落語を披露。「人情に厚いスリが貧しい家の子どもの病気を治すために、金持ちの医者から財布を盗む」という話を通じて、「命を救うことの大切さ」や「盗みは許されないという正義感」について問うた。

 

 1年3組(40人)では、ヒデが子どもの命を助けようと盗みをしたことへの賛否を尋ねたところ、あらすじを説明した段階では「反対」は8人だったが、落語を聞いた後では15人となった。反対した女子生徒(13)は「子どものために笛を盗んだことで、不幸にしてしまった。命のためとはいえ、また同じような結果になると思ったので、盗みはいけないと考えた」と理由を語った。

 

 磯村さんは「落語を聞いて具体的に場面をイメージしたことが、生徒の心の揺れにつながった」と振り返り、「この問題に正解はなく、葛藤することや、自分の問題と捉えることが大事」と話す。生徒からの反響も上々だったといい、「機会があれば、またやってみたい」と意気込んでいる。

 

 

 

 

 

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「航空機からふるさと納税」仕掛け人、交換職員や民間派遣で飛び回って着想

2023年01月12日 | 関 西

1/12(木) 12:18 京都新聞社

 

機内からのふるさと納税サービスに向けた業務に取り組む檜さん(京都府京丹後市峰山町・市役所)

 

「上空1万メートルからのふるさと納税を通して、京都府京丹後市の関係人口を拡大したい」。昨夏、同市と格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)など3者の共同プロジェクトが始動した。京丹後市職員の檜(ひのき)秀憲さん(32)は、大阪市で開かれた記者会見で京丹後市側の説明役を担い、事業の意義を的確にアピールした。

 

 同市のふるさと応援推進室に勤務するが、実は大阪府泉佐野市の職員。昨春、期間限定の相互交換職員として京丹後市役所に派遣された。ピーチと連携し、航空機からふるさと納税ができる国内初のサービスに向けた実証実験に取り組む。

 

 東京都出身。高校卒業後、プロサッカー選手を目指して石川県の社会人クラブチームに入団したが、23歳で右膝の負傷で引退したことが転機となった。「サッカー中心の生活で、知らないことが多い。知識を得たい」と大学受験を決意。外国への興味もあり、中学の修学旅行で好きになった京都市にある京都外国語大英米語学科に進学した。

 

 海外旅行を繰り返す中、外国との玄関口・関西国際空港がある泉佐野市に関心を持ち、同市役所に27歳で入庁した。税務課で勤務後、市と包括連携協定を結ぶピーチの広報室へ派遣され、関西や北海道、九州、沖縄などで広報業務に3年間携わった。泉佐野市に帰庁後、ふるさと納税の推進で連携する京丹後市に派遣された。

 

 初めて過ごす土地で心を癒やしてくれたのは、美しい自然と山・里・海の幸だった。「全国に魅力を伝えたい」との思いが募り、ピーチの元上司、同僚らに、ふるさと納税での連携について市の意向を提案。両者が進める共同プロジェクトとして実を結んだ。

 

 ピーチで印象的だったのは、乗客の安全・安心を最優先にする社員の思いだった。それは自治体職員の住民に対する思いにも通じる。「京丹後、泉佐野、航空会社いずれも私の大切なピッチ。ふるさと納税で漁業や農業の生産者を応援し、より良いまちづくりにつなげたい」と意欲を見せる。

 

 

 

 

 

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京奈和自動車道の工事現場 VR使いながら小学生が見学 橿原

2023年01月12日 | 関 西

01月11日 17時42分 NHK NEWSWEB

 

 

 

奈良を経由して京都と和歌山を結ぶ、京奈和自動車道の工事の進捗状況などを知ってもらおうと、橿原市で11日、地元の小学生らを招いた現場の見学会が開かれました。

 

見学会が開かれたのは、京奈和自動車道と大和高田バイパスとのジャンクションの工事が進められている橿原市内の現場です。

 

参加したのは地元の小学4年生、およそ60人でまず、担当者に案内されながら、地上15メートルほどの高さにあるジャンクションの道路にのぼりました。

 

道路はまだ、コンクリートがむき出しの状態で小学生たちは、「VR=仮想現実」や設計図を見せてもらいながら、今後の工事がどのように進められるのかを学んだり、地上で、橋と橋をつなぐボルトを締める作業を体験したりしていました。

 

今回、見学会が開かれたジャンクションの大阪方面に接続する道路は、令和8年春に開通が予定されていて、慢性化している渋滞の緩和などが期待されているということです。

 

参加した小学生は、「ふだん入ることができない場所に来られて思い出になりました」とか、「工事をしている人たちになったようで楽しかった。VRで現場の状況を説明してくれたので、とても良く理解できました」などと話していました。

 

 

 

 

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平城宮跡南側5ヘクタールを公園として整備へ 県が意見募集

2023年01月12日 | 関 西

01月11日 15時04分  NHK NEWSWEB

       

 

奈良市にある平城宮跡の南側の地区を、家族連れなどが気軽に立ち寄りたくなるような公園に整備しようと、県は1月15日まで意見を募集することになりました。

 

奈良県が公園として整備しようとしているのは、平城宮跡の朱雀門の南側にあたり、現在、駐車場として使用しているおよそ5ヘクタールの土地です。

 

県はこの地区の整備のコンセプトとして、▼当時の大通り、「朱雀大路」を再現し、平城京をイメージできるような歴史空間とすることや、▼歴史に興味がない人や家族連れなどが気軽に利用できるよう遊具や屋根のついた広場を設けること、そして、▼園内を移動する車両を導入し、災害発生時には防災拠点としても活用できることの3点を掲げています。

 

県は、この計画案をホームページなどで公表した上で、1月15日まで広く意見を募集しています。

 

そのうえで、今年度中に計画を固めたうえで、令和8年度のオープンを目指すことにしています。

 

 

 

 

 

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兵庫県内の銭湯 2月から20〜40円値上げ 燃料高騰で

2023年01月12日 | 関 西

01月11日 16時40分 NHK NEWSWEB

 

 

燃料価格の高騰を受けて、兵庫県内の銭湯の料金が2月から、20円から40円、値上げされることになりました。

このうち、6歳未満の子どもの料金が値上げされるのは、37年前の昭和61年以来です。

 

原油価格や電気料金の高騰で銭湯の経営が厳しくなっているとして、兵庫県は、有識者でつくる協議会の答申を踏まえ、入浴料金の改定を決めました。

 

それによりますと、2月1日から、▼12歳以上の料金は40円値上げされて490円に、▼6歳以上12歳未満は20円の値上げで180円に、▼6歳未満は20円の値上げで80円になります。

 

このうち、6歳未満の料金が値上げされるのは37年前の昭和61年以来です。

 

また、6歳以上12歳未満の値上げは9年前の平成26年以来、12歳以上の値上げは4年前の令和元年以来です。

 

これについて兵庫県は、「家族連れが利用しやすいよう小さい子どもの料金は長らく据え置いていたが、今回は急激な燃料価格の高騰があったことから、業界団体の意向を考慮して値上げを決めた」としています。

 

銭湯の経営者からは、値上げへの理解を求める声が聞かれました。

 

神戸市東灘区の「森温泉」では、お湯を沸かす燃料としてガスを使っていて、先月(12月)のガス代はおととし(令和3年)と比べて2倍以上の70万円近くになったということです。

 

また、お湯をろ過するポンプなどに使う電気代も、おととしの同じ時期と比べて10万円以上、増えたということです。

 

店主の立花隆さんは、ロシアによるウクライナ侵攻などが影響しているとして、「40円の値上げは大きいと感じるかもしれませんが、燃料費がどんどん上がる中で、経営を維持するためにぎりぎりで最低限の値上げです。どうか理解してほしい」と話していました。

 

常連客の50代の男性は「これだけ物価が上がるなか、しかたないと思います。これからも銭湯に入り続けます」と話していました。

 

 

 

 

 

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神戸拘置所に収容の40代被告死亡 首つった状態で見つかる

2023年01月12日 | 関 西

01月11日 20時37分 NHK  NEWSWEB

 

神戸拘置所

 

 9日、神戸市の神戸拘置所内で、刑事事件の40代の被告が首をつった状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。

 

拘置所は、被告が自殺を図ったとしていて、「再発防止に努めたい」としています。

 

神戸拘置所によりますと、9日午後10時半ごろ、個室に収容されていた40代の男性の被告が、室内にある洗面台の蛇口に引っかけたタオルで首をつった状態で見つかったということです。

 

被告は病院に搬送され、治療を受けましたが、10日夜7時前に死亡が確認されました。

 

拘置所では、ふだん、20分に1回、職員が見回りをしており、発見されるおよそ15分前の見回りの際、被告は布団で横になっていて、変わった様子はなかったということです。

 

タオルは手や顔をふくために使うことが認められていて、神戸拘置所は、被告が自殺を図ったとしています。

 

神戸拘置所の倉田克己所長は、「遺憾で、問題点を詳細に調査したうえで適切に対処し、再発防止に努めたい」とコメントしています。

 

 

 

 

 

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桜井市文化財協会解散へ 市教育委員会が直営移行

2023年01月12日 | 関 西

2023/01/12 05:00 読売新聞オンライン

 

桜井市文化財協会が催している最後の企画展(桜井市で)

 

桜井市の公益財団法人市文化財協会が指定管理者として運営してきた「市立埋蔵文化財センター」について、4月1日から、市教育委員会が直営することになった。これに伴い、協会は3月31日で解散することになった。現在、協会が催す最後の特別企画展が開かれており、30年余りの業績を振り返っている。企画展は3月30日まで。

 

 桜井市文化財協会は1989年、文化財に関する調査、研究、保存、活用を目的に設立され、市内の埋蔵文化財調査や埋文センターで開く企画展などを担ってきた。これまでに 東田ひがいだ 大塚古墳や 纒向まきむく 遺跡など362件の調査を行っている。

 

 協会は民間開発に伴う調査を、市教委が国庫補助の学術調査をそれぞれ担当してきたが、近年、民間開発や国庫補助の調査がいずれも減り、市教委の業務が普及活動や遺跡保存に移行するなかで、業務の内容が重複しがちになっていた。このため「協会は役目を終えた」(松井正剛市長)として、解散することになった。

 

 協会には常勤職員3人がいるが、市教委に採用される見込み。市教委の橋本輝彦文化財課長は「開館日の確保や入館料減免枠の拡大など、直営になることで市民がより利用しやすい環境を整えたい」と話す。

 

 最後の特別企画展は「桜井市文化財協会34年の軌跡~協会の発掘調査が残したもの~」をテーマに、纒向遺跡など11遺跡の遺物約100点を展示している。

 

 月・火曜(祝日の場合、開館)、祝日の翌日は休館。入館料は一般300円など。問い合わせは桜井市立埋蔵文化財センター(0744・42・6005)。

 

 

 

 

 

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芸能の神 関蝉丸神社下社へ平和祈り

2023年01月12日 | 滋賀県

2023/01/12 05:00 読売新聞オンライン

 

音楽の力を信じ、平和を祈るポスターを奉納する福井さん(右、大津市で)

 

楽器店がポスター 関蝉丸神社下社に奉納

 楽器は強い。武器よりもずっと。

 

 ロシアによるウクライナ侵略の終息を願い、琵琶の名手だったと伝わる平安時代の歌人・ 蝉丸せみまる を 祀まつ る関蝉丸神社下社(大津市逢坂)で、世界平和を願うポスターが年始から掲示されている。

 

 ポスターを奉納したのは、東京や大阪で約30店舗を展開する「池部楽器店」(本社・東京都千代田区)。「芸能の神」で有名な同神社の社殿の老朽化を知り、「蝉丸さんは日本の『元祖ミュージシャン』。放っておけない」と、修理費を2年連続で寄付するなどの縁がある。

 

 同社の社是は「音楽を楽しむ人が増えれば、世界は笑顔でつながる」。ウクライナ侵略などを受け、「音楽で人々を幸せにしたいとの思いを祭神に示したい」と、ポスターを奉納することにした。

 

 絵は、環境漫画家の本田亮さんが担当。銃とギターを持つ2人が相対し、それぞれの下には喜ぶ人と苦しむ人を描いている。

 

 昨年12月26日に奉納した同社クリエイティブディレクターの福井崇人さんは「暴力による恐怖ではなく、芸術で感動の輪を広げることが本当の強さだと信じている。ポスターを見て平和の尊さを考えてほしい」と話した。

 

 ポスターは同社特設サイト(https://www.ikebe-gakki.com/blog/pr221227/)で閲覧できる。

 

 

 

 

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「滋賀ナンバー」から「彦根ナンバー」への変更をアンケート

2023年01月12日 | 滋賀県

2023/01/12 05:00 読売新聞オンライン

 

彦根市と甲良町がご当地ナンバープレートの候補として挙げた4案。

アンケートではこの中から一つを選び回答する

 

 

 

2市町導入アンケ「特に甲良町民の意見を」

 「滋賀ナンバー」から「彦根ナンバー」への変更をどう思いますか――。彦根市が、市と甲良町のエリアで自動車の「彦根ナンバープレート」を導入できるかどうかの可能性を探るため、両市町の住民を対象にオンラインでアンケートを始めた。

 

市の人気キャラクター・ひこにゃんや、町のキャラクター「ココラちゃん」などをあしらったナンバープレートの図案を示し、計9問への回答を1月末まで求めている。(西堂路綾子)

 

 昨年4月、国の「地方版図柄入りナンバープレート導入要綱」が改正され、導入に必要な条件が緩和された。市は、移住や定住を促進しようとご当地ナンバーの検討を始めたが、市区町村は単独で導入しようとすると登録自動車、軽自動車の合計保有台数が17万台以上必要で、彦根市単独(約8万3000台)では高いハードルだった。

 

 ただ、複数の市区町村と共同で実施する場合は総台数が8万5000台以上と大幅に緩和される。そこで市は愛荘、多賀、豊郷、甲良の4町に打診。このうち甲良町(約6600台)が快諾し、条件を満たした。

 

 昨年11月中旬に両市町は県に導入を要望し、県が同11月末に国土交通省に導入意向を伝えた。導入が決まれば、対象地域で新たに車を登録する際に「滋賀ナンバー」を選べなくなり、「彦根ナンバー」での交付となるため地域住民の合意が必要で、アンケートで意向を探ることにした。

 

 質問内容は、在住の市町や年代、普段使っている車両の区分、彦根ナンバーへの賛否、その理由など。市ホームページのQRコードを読み取って回答する。

 

 市は「アンケートは導入の可能性を探るもので、導入を確約するものではない。特に、甲良町にお住まいの人が彦根ナンバーを掲げることをどう考えるか、意見を聞かせてほしい」としている。

 

 

 

 

 

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東寺 国宝の五重塔内部を特別公開 冬の観光キャンペーンで

2023年01月11日 | 関 西

01月11日 11時54分 NHK NEWSWEB

 

 

 

 

京都の世界遺産・東寺で、国宝の五重塔の内部が特別に公開されています。

 

京都市南区にある真言宗の寺院、東寺では、京都市などが行っている冬の観光キャンペーンに協力して、五重塔の内部の特別公開を行っています。

 

五重塔はもともとは平安時代に創建されましたが、火災で4度焼失し、現在建っているものは江戸時代初めに再建された5代目で、高さはおよそ55メートルあり、木造の塔としては国内で最も高く、国宝に指定されています。

 

塔は1階にあたる部分が公開されていて、「心柱」と呼ばれる塔を支える柱を見ることができます。

 

心柱は、礎石の上にひのき3本を縦につなぐ形で建てられていて、高さはおよそ40メートルあり、揺れに強い構造になっているということです。

 

また、心柱そのものを大日如来に見立て、周囲には4体の如来像と8体の菩薩(ぼさつ)像が安置されています。

 

さらに、壁には真言宗を開き、平安時代に天皇から東寺の運営を任された弘法大師・空海の肖像画も描かれています。

 

東寺拝観部の奥井泰仁 主事は「塔には絵画や仏像もきれいに残されており、この機会に空海の教えや真言密教の美術に触れてほしいです」と話しています。

この特別公開は、ことし3月19日まで行われています。

 

 

 

 

 

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再任用教員 小1担任手助け 奈良県

2023年01月11日 | 関 西

2023/01/11 05:00 読売新聞オンライン

 

 

 

県教委来年度から配置 若手の指導力向上 働き方の幅広がる

県教育委員会は来年度から、定年退職した小学校教員を再任用し、小学1年生を担当する若手教員のサポート役として配置する。県教委独自の取り組みで、若手教員の負担軽減や指導力向上が期待される。再任用教員にも新たな働き方を提示できるメリットがある。

 

 再任用は教員が60歳の定年退職後も再雇用される制度。任期は1年の更新制で、県教委では65歳を上限としている。全国的に定年退職者の増加に伴い、再任用される教員の数も増加傾向にある。再任用後も管理職や新規採用者の指導員などとして活躍するケースがある。

 

 ただ、県内では定年退職後、離職する教員も多い。今年度は昨年度末に退職した小学校教員54人のうち再任用されたのは12人だった。中学では退職者78人のうち42人、高校では95人のうち65人がそれぞれ再任用された。半数以上が再任用される中学・高校と比べ、小学校は2~3割程度にとどまっている。

 

 教科指導のみを担うことができる中学・高校とは違い、小学校では正規教員と同じように、週5日勤務でクラス担任を受け持つことから、再任用教員への業務の負担が大きいことが一つの要因とみられる。

 

 一方、小学1年生の担任は、児童が学校に慣れるまできめ細かい指導が必要で、保護者対応など含めて、他学年と比べて教員側の業務が多い。そこで県教委は再任用のベテラン教員を、採用10年目までで小学1年生を受け持つ若手教員のサポート役として配置することにした。

 

 ベテラン教員は週3日、生活科を中心とした教科指導に当たるほか、担任と一緒に学級運営なども担う。来年度は約20人を配置する予定だ。

 

 県教委教職員課は「経験ある再任用教員が若手教員をサポートすることで、若手のスキルアップを図ることができる。再任用の教員にとっても働き方の幅が広がる」としている。

 

 

 

 

 

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淡路島内3市で出初め式

2023年01月11日 | 関 西

2023/01/09 05:00 読売新聞オンライン

  

カラフルな放水を披露した消防団員ら(洲本市で)

 

 

整然と並ぶ消防団員ら(南あわじ市で)

 

 淡路島内3市で8日、消防団の出初め式が開かれた。新型コロナウイルス感染予防のため、いずれも規模縮小などの対策を取りつつ、防災への誓いを新たにした。

 

 南あわじ市では、三原健康広場(市青木)に市消防団員ら約500人が集まった。昨年に続いて人数を半減したうえ、行進や器具点検なども取りやめた。

 

 南海トラフ巨大地震では同市で最大8・1メートルの津波が想定されており、波戸崎直弘団長は「いつ起こるか分からない自然災害に備え、団員一人ひとりが地域の防災の要として頑張ってほしい」と訓示した。

 

 洲本市では約400人が参加し、洲本港の岸壁からカラー放水を実施。淡路市でも約450人が集まり、団員の表彰などを行った。

 

 

 

 

 

 

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西宮神社 3年ぶり福男選び 待望の境内疾走

2023年01月11日 | 関 西

2023/01/11 05:00  読売新聞オンライン

 

 

今年の福男に決まった(左から)「二番福」の北野さん、「一番福」の植本さん、「三番福」の田中さん

 

 「本えびす」の10日、西宮神社(西宮市)であった「開門神事福男選び」は、新型コロナウイルス禍の影響で3年ぶりの開催となった。午前6時の開門と同時に、「福男」を目指す参拝者が境内を駆け抜け、早朝の参道は活気づいた。

 

「二番福」西宮の北野さん

 福男に選ばれたのはいずれも初参加で、「一番福」の大阪商業大4年植本亮太さん(22)(神戸市北区)、「二番福」で県警機動隊の北野 壱真かずま さん(25)(西宮市)、「三番福」の大阪経済大1年田中 大翔ひろと さん(19)(大阪府岸和田市)。

 

 北野さんは県警に入って7年目の巡査でこの日は公休で参加。小中学校、高校でサッカーを経験し、50メートル走は6秒台後半の俊足。くじで1列目11番を引き当て、「行けるなと確信した」という。正月のおみくじでは凶だったというが、この日は二番福。「昨年結婚し、仕事も私生活も勝負の年。右肩上がりで進んで行ければ」と笑顔を見せた。

 

 4列目からスタートした田中さんは、ゴール直前まで猛烈な3番手争いを繰り広げた。「福男になり、めちゃくちゃうれしい。両親に感謝を伝えたい」と力強く語った。

 

 西宮神社などによると、福男選びの再開に向けては、密を避けるために抽選の参加者数を300人減らして1200人とし、受付時間も前倒しして余裕を持たせるなど、感染症対策を講じた。

 

 神事の運営を担う「開門神事講社」の平尾亮代表(46)は「無事にできて本当に良かった。伝統だけでなく、神事を通じた人の絆をつなげることができた」と胸をなでおろした。

 

 20年以上、神事を研究する明石高専の荒川裕紀准教授(45)は「ウィズコロナの中で、戻さないといけない伝統が戻って来た。開門神事福男選びで1年が始まる。開催できて良かった」と顔をほころばせた。

 

 

 

 

 

 

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