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頼総統、阿里山鉄道を軸にした観光振興推進の継続強調 外国人を歓迎/台湾

2024年07月20日 | 台湾ニュース

2024/07/19  中央社臺灣

市民らに阿里山鉄道の車内から手を振る頼清徳総統(右から2人目)

頼清徳(らいせいとく)総統は19日、今月6日に全線が復旧した阿里山林業鉄路の関連式典に出席し、同鉄道を軸にした観光振興を引き続き推進する方針を示した。旅行会社が外国人観光客を誘致する取り組みについても「歓迎する」と語った。

南部の嘉義市中心部と嘉義県の景勝地、阿里山一帯を結ぶ同鉄道は2009年と15年の台風で相次いで被災し、一部区間で不通となっていたが、6日に全線で運転を再開した。嘉義県の阿里山駅で行われた式典には頼総統の他、翁章梁(おうしょうりょう)嘉義県長らが出席した。

頼総統は、同鉄道を軸にした観光振興を継続することについて、嘉義県市の観光産業を動かし、外国人観光客を引き付けることになると強調した。

また副総統時代に訪れた阿里山のトフヤ(特富野)林道が美しかったことや台湾原住民(先住民)族ツォウ族のタッパン(達邦)集落で原住民料理を食べたことに触れ、これらをつなげれば、同鉄道による観光面での経済効果はより大きくなり、地方に繁栄をもたらすと力説した。

 

 

 

 

 

 

 

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日本と台湾の海保合同訓練、日本メディア報道 林官房長官「第三国を念頭に置かず」

2024年07月20日 | 台湾ニュース

2024/07/19 中央社臺灣

台湾海上保安庁(右)と日本の海上保安庁

海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)と日本の海上保安庁が18日に千葉県の房総半島の南の海上で捜索や救助に関する合同訓練を行ったと日本メディアで報じられたことに関連し、林芳正官房長官は19日午前の記者会見で、日台双方の窓口機関の間で交わした覚書に基づき、海難捜索救助といった実務協力や交流が平素から行われているとし、「中国を含む第三国を対象や念頭に置いたものではない」と述べた。

報道を受け、事実関係と訓練の狙い、1972年の断交後に例があるのかなどを取材陣から聞かれた。

林氏は「台湾はわが国にとって基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり大切な友人」だと言及。日台双方の窓口機関間には海洋協力に関するさまざまな事項を取り扱う協力対話の枠組みがあり、同枠組みにおいて海難捜索救助分野の協力に関する覚書や密輸および密航への対策にかかる協力に関する覚書が結ばれていると紹介した。その上で、「双方の窓口機関の間でこれらの覚書に基づき平素から行われている協力は海難捜索救助といった実務協力や交流であり、中国を含む第三国を対象や念頭に置いたものではない」と説明した。

また「政府としては台湾との関係を非政府間の実務関係として維持していくとの基本的立場を踏まえ、日台間の協力と交流のさらなる深化を図っていく考え」だと述べた。

 

 

 

 

 

 

 

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飛行機の客室をイメージしたバス停、供用開始 空港での搭乗擬似体験楽しめる

2024年07月20日 | 台湾ニュース

2024/07/19  中央社臺灣

基隆市に登場した飛行機の客室の形のバス停

北部・基隆市で飛行機の客室をイメージしたバス停が17日、供用を開始した。上品さと実用性を持ち合わせており、同バス停の維持管理を担う新興航空会社、スターラックス(星宇)航空は人々に快適な乗車環境を提供できればと期待を寄せた。

同市政府によれば、スターラックス航空は同市とコラボレーションし、「基隆駅南駅」バス停の美化活動を自発的に行っている。昨年10月からバス停の美化に向けた準備作業が始まり、今年5月から関連の工事が始まった。

バス停の屋根には滑走路が描かれている他、スターラックスの英語表記もついており、乗客たちはまるで空港で飛行機に乗る疑似体験を楽しめる。

同市はバス停の美化に取り組んでおり、今年3月にも市の観光スポット「正浜漁港」近くでホットドッグ店のようなデザインが施されたバス停の供用が開始されている。

 

 

 

 

 

 

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頼清徳総統、訪台の沖縄県立西原高マーチングバンドを歓迎 総統府で面会/台湾

2024年07月19日 | 台湾ニュース

2024/07/18  中央社臺灣

沖縄県立西原高校マーチングバンド部の部員の手ほどきを受け、ドラムの演奏を体験する頼清徳総統(左)

頼清徳(らいせいとく)総統は18日、台湾を訪問中の沖縄県立西原高校マーチングバンド部と台北市の総統府で面会した。同市内で20日に開かれる「総統府音楽会」への出演のために訪台した部員らに対し、感謝と歓迎の気持ちを伝え、自身の好物でもあるタピオカミルクティーを部員らに贈った。

同部は総統府で頼氏や潘孟安(はんもうあん)総統府秘書長らを前に、吹奏楽にダンスや歌を交えたパフォーマンスを披露。頼氏はとても感動したとし「あふれる元気や活力を台湾に届けてくれてありがとう」と伝えた。20日の音楽会では自身も観客の一人として全ての出演者を応援すると述べ、同部のパフォーマンスが成功することを祈っていると話した。頼氏が生徒の手ほどきを受け、ドラムの演奏を体験する一幕もあった。

同校の新垣成美教頭は、今回の公演が必ずや台湾に多くの感動をもたらすだろうとし、この機会を通じて台湾と沖縄の厚い友情がより固くなり、日台の友好関係がさらに発展することを切に願っていると語った。

頼氏はパフォーマンス後、自ら選んだという台湾の形をした抱き枕を部員全員に贈り、生徒らが台湾を好きになってくれればとコメント。さらにタピオカミルクティーをプレゼントすると生徒から歓声が上がり、好物が同じで良かったと話した。

同部は昨年12月の「マーチングバンド全国大会」で金賞に輝いた他、2022年にオランダで開かれた「世界音楽コンクール」ではショー部門で優勝した経験を持つ。19日午前には超高層ビル「台北101」(台北市)で、20日午前には「円山大飯店」(グランドホテル台北、同)でもパフォーマンスを披露する。

 

 

 

 

 

 

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台湾の重要インフラに十数兆円投資へ 経済発展委員会が初会合

2024年07月19日 | 台湾ニュース

2024/07/19  中央社臺灣

経済発展委員会の初会合の成果を説明する卓栄泰行政院長

行政院(内閣)が発足させた経済発展委員会の初会合が18日開かれ、台湾の重要インフラや産業に国内外から引き入れた資金3兆~4兆台湾元(約14兆~19兆円)を投資する計画を決定した。卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)が会合後の記者会見で明らかにした。

同委は台湾の経済発展拡大を目的に組織されたもので、今年6月、発足準備が進められていることが発表された。卓氏が委員会のトップとなる主任委員を務める。

卓氏は同委について、政府が革新と開放を選び、保守と閉鎖を捨てたことを示していると説明。この日の会合で十数兆円規模の投資計画の他、台湾の特色を有する「アジア資産管理センター」の設立や人工知能(AI)人材の育成を目指す国家人材競争飛躍計画を決定したことを発表した。

卓氏によれば、同委の会合は四半期に1度開催する。だが初期は頻度をやや高め、9月と11月にも開くとした。卓氏は、8月には最初の顧問会議を開催し、この日の会合で出した結論について顧問からより多くの意見を得たいと述べた。

 

 

 

 

 

 

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台湾東部地震/茨城県笠間市、地震被災地・花蓮産の果物を購入へ 学校給食などで提供予定/台湾

2024年07月19日 | 台湾ニュース

2024/07/18  中央社臺灣

花蓮県産の農産加工品などをPRする蕭美琴副総統(右から2人目)、農業部の胡忠一政務次長(左端)

茨城県笠間市が、4月に発生した東部沖地震の被災地、花蓮県産の果物100万円超分を購入し、同市内学校の給食などで提供する予定だ。農業部(農業省)の胡忠一(こちゅういち)政務次長が18日、言及した。

胡氏はこの日、台北市の超高層ビル「台北101」で19日まで開催されている花蓮産農産加工品などを販売するイベントの関連記者会見に、蕭美琴(しょうびきん)副総統らと共に出席した。

胡氏は笠間市が東部沖地震の発生翌日に募金活動を開始し、さらに同市のふるさと納税の選択肢として復興支援金を追加したと説明。同市が花蓮県瑞穂郷産のブンタンを購入し、市内学校の給食や、8月24、25両日に南部・高雄市で開催される「2024台日大港フルーツ祭」で提供すると述べた。

同市はこれまでにも台湾産のマンゴーやバナナなどを学校給食で提供している他、2018年からは台北市に交流事務所を設置し、同市の中学生を台湾に派遣するなど交流を深めている。

 

 

 

 

 

 

 

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少量でも濃い風味 茶改良場、新種の茶発表 「産業発展の新たな活力に」/台湾

2024年06月30日 | 台湾ニュース

2024/06/29 中央社臺灣

28日に発表された新品種の茶「台茶26号」

農業部(農業省)茶・飲料作物改良場は28日、台湾で初となる業務用茶の新品種「台茶26号」を発表した。急速抽出技術を使えば少量の茶葉でも濃い風味が出せることから、同改良場はドリンク市場で原材料としての茶葉のニーズを満たせる他、台湾茶産業の発展に新たな活力を注入するとして期待を寄せている。

同改良場は、台湾茶を取り巻く産業構造や若者の食習慣の変化により、国内の容器入り飲料やドリンクスタンドの市場発展が著しいとし、業務用茶のニーズが日増しに高まっていることから台茶26号の栽培を始めたと説明。これまで海外から輸入していた一部の業務用茶の代替ができるだけでなく、国際市場への進出を図れるとし、農業従事者の収入増加につなげたいとした。

蘇宗振場長は台茶26号について、気候変動や農業従事者の不足などに対応し、成長が早く、収穫量も多いなどとアピール。また2023年の収穫状況から、今後は各シーズン1ヘクタール当たり平均3.3トンの収穫が可能との見方を示した。

 

 

 

 

 

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台湾から「能登応援」被災1万世帯超に見舞金 NGO団体が配布開始

2024年06月30日 | 台湾ニュース

2024/6/30  産経ニュース

見舞金を受け取った被災者に台湾のお守りやお菓子を配布するスタッフ=29日午前、石川県輪島市

見舞金を受け取った被災者に配られた「平安」の文字の形のお守り

能登半島地震から7月1日で半年となるのを前に、台湾のNGO団体「台湾仏教慈済慈善事業基金会」が、石川県内の被災世帯に見舞金の配布を始めている。住居が半壊以上の被害を受け、かつ65歳以上の人がいる世帯が対象で、世帯人数に応じて13万~17万円が受け取れる。台湾で集めた寄付などが原資で、日本分会の行政主任、陳量達(タンリョンタツ)さんは「一番伝えたいのは、たくさんの人が能登のみなさんを応援しているということ」と話す。

同団体は輪島市と珠洲(すず)市、穴水町、能登町、志賀町、中能登町の6市町で見舞金の配布を実施し、罹災(りさい)証明書と身分証を持参すれば受け付けできる。各市町と協力しながら対象世帯などを把握し、計1万2千世帯への配布を想定している。

同団体は東日本大震災でも約10万世帯に見舞金の配布を実施。当時は半壊以上の被害を受けた全世帯を対象に3~7万円を配布したが、「年金暮らし世帯」の苦境を目の当たりにし、能登半島地震では対象世帯を絞って支援を厚くしたという。

6月29日には輪島市の「輪島キリコ会館」で見舞金の配布が行われ、長蛇の列ができた。団体のスタッフらが見舞金を受けとった被災者一人一人に、平和で安全な暮らしを願って「平安」の文字をかたどった台湾のお守りや、台湾のお菓子などを配布していた。

輪島市内の自宅が半壊し、現在は金沢市に避難しているという60代女性は「台湾も地震があって大変な中、本当にありがたい。見舞金は引っ越しをする費用に充てたい」と話していた。

 

 

 

 

 

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頼総統、新入義務兵を激励 「流した汗は全て国家の安全のため」/台湾

2024年06月29日 | 台湾ニュース

2024/06/28  中央社臺灣

新入義務兵の訓練を視察する頼清徳総統(右から2人目)、顧立雄国防部長(同3人目)

頼清徳(らいせいとく)総統は28日、中部・台中市の軍事施設を訪れ、新入義務兵を対象とした訓練を視察し、受けた訓練や流した汗は、全て国家の安全を守るためだと激励した。

台湾では満18歳以上の男子に義務付けている兵役期間が今年1月、従来の4カ月から1年に延長された。頼総統が新入義務兵の激励に訪れるのは5月の総統就任以来初めて。近接戦闘の訓練や宿舎などを視察した。

頼総統は兵士らに対し、訓練で実用的な軍事戦闘テクニックを身に付けられ、今後は国土を守れるだけでなく、人民を保護できると強調。得難い機会を大切にして、引き続き精進してほしいと声をかけた。

また台湾海峡の平和と安定は世界の安全と繁栄に必要な要素だと国際社会は認識していると語り、いかなる国も武力で台湾海峡の現状を変えることについて日、米、韓、欧州連合(EU)など多くの国のリーダーが反対しているとの考えを示した。

その上で台湾は平和を愛する国だとしながらも、権威主義の脅威に対して準備をしないわけにはいかないとし、今準備して汗を流せば、国家は安全になり、社会も安定し、人民も安心すると主張。皆で共に努力しようと呼びかけた。

 

 

 

 

 

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新しい学校のリーダーズ、金曲奨MV賞ノミネートに「うれしい」/台湾

2024年06月29日 | 台湾ニュース

2024/06/28 中央社臺灣

新しい学校のリーダーズ

女性4人組ダンスボーカルパフォーマンスユニット「新しい学校のリーダーズ」が、「Tokyo Calling」で台湾の音楽賞「第35回ゴールデン・メロディー・アワード」(金曲奨)のミュージックビデオ(MV)賞にノミネートされている。27日に北部・新北市内でワールドツアーの台北公演を開催したメンバーらは、開演前に台湾メディアの取材に応じ、ノミネートの喜びを語った。

金曲奨は文化部(文化省)影視・流行音楽産業局が主催する国内最高栄誉の音楽賞。国籍は問わず、初めてリリースされた地域が台湾であれば応募できる。「Tokyo Calling」のMVは台湾のインディーズ音楽プラットフォーム「ストリートボイス」(街声)が制作した。日本のグループがMV賞にノミネートされるのは初。授賞式は台北市内で29日に開催される。

ノミネートについて「うれしい」と話したメンバーら。もし受賞できれば、華語(中国語)圏のより多くの人に知ってもらいたいと期待をのぞかせた。

訪台後には小籠包(ショーロンポー)を食べたという。特にチョコレート小籠包が忘れられないと話し、RINは「口の中がチョコレートだらけで幸せだった」とうれしそうに語った。かつて台湾を訪れたことがあるというSUZUKAは、カラスミとXO醤をお土産に持って帰りたいと話し、「卒倒しそうなほどおいしかったから」だと明かした。

 

 

 

 

 

 

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2025年の休日、3日以上の連休は6回 最長は春節の9日/台湾

2024年06月29日 | 台湾ニュース

2024/06/28  中央社臺灣

2025年の政府・行政機関の執務日カレンダー

行政院(内閣)人事行政総処は27日、2025年の政府・行政機関の執務日カレンダーを発表した。休日は今年と同じ115日で、3日以上の連休は6回。最も長い連休は春節(旧正月)の9日間となる。

 

25年の3日以上の連休は次の通り。春節=1月25日~2月2日(9日間)▽和平記念日=2月28日~3月2日(3日間)▽児童節・清明節=4月3日~6日(4日間)▽端午節=5月30日~6月1日(3日間)▽中秋節=10月4日~6日(3日間)▽中華民国国慶日(国家の日)=10月10日~12日(3日間)。

祝日となる1月1日の開国記念日は連休にはならない。2月8日は旧暦12月28日に当たる1月27日を休日とする代わりに「振り替え出勤日」となる。25年の振り替え出勤日は2月8日のみ。

 

 

 

 

 

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桃園空港 7~8月の予想利用客数延べ800万人 出発3時間前到着呼びかけ

2024年06月29日 | 台湾ニュース

2024/06/28  中央社臺灣

桃園空港に設置された自動化ゲート

桃園国際空港の運営会社は28日、夏休みシーズンとなる7~8月の予想利用客数は延べ800万人に達すると発表した。新型コロナウイルス流行前の2019年同期と同水準だとし、出国の際は出発の3時間前に空港に到着するよう呼びかけた。

 また出国に際してはパスポートの有効期間や出発の空港を改めて確かめるよう求めた。

 

 

 

 

 

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重さ1.5キロに達するアイスの早食い大会 優勝者に賞金2万5千円 

2024年06月29日 | 台湾ニュース

2024/06/29  中央社臺灣

昨年の大会の様子=屏東県

南部・屏東県で来月の第1と第2土曜日にアイスの早食いを競う大会が行われる。重さ1.5キロに達するさまざまな具材入りのアイスを一番早く食べきれば、5000台湾元(約2万5千円)の賞金をゲットできる。

夏休みを迎えるためのイベント「屏東涼夏祭」の一環。同県交通旅遊処によれば、昨年実施した際、好評だったため、今年も行うことにした。親子で一緒に参加する部門も新設され、優勝者には2000元(約1万円)の賞金が贈られる。

屏東涼夏祭の開催期間は7月6~7日と13~14日の毎日午後3時から同9時まで。かき氷やアイスクリーム、ジェラート、パンアイスなど地元の氷菓子店約40店が参加し、来場者は一度にさまざまな氷菓子を楽しめる。

イベントに合わせ、会期中にはライブやマジックショー、サーカスなども見られるという。

 

 

 

 

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日本時代建設の木造車庫 一般に公開 阿里山鉄道/台湾

2024年06月29日 | 台湾ニュース

2024/06/28  中央社臺灣

奮起湖車庫の一般公開を喜ぶ阿里山林業鉄路・文化資産管理処の関係者ら

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日本統治時代に建設され、約5年かけて修繕などが行われた阿里山林業鉄路の奮起湖駅に隣接する奮起湖車庫で一般公開が始まった。27日には修繕作業や建築美、同鉄道の風景などを紹介する特別展も開幕した。

同鉄道を運営する農業部(農業省)林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処によると、同車庫は同鉄道唯一のヒノキ造りの車庫で、車両の入れ替えや補修、整備などの場となっていたという。現在は南部・嘉義県の県定古跡に登録されている。

奮起湖にはお昼時に列車が長時間停車したため、この地で販売される弁当は地元グルメの代名詞的存在となり、周辺集落に大きな繁栄をもたらした。1982年に嘉義と阿里山を結ぶ道路が開通すると鉄道輸送に大きな影響が出たが、その後車庫は旧型車両を展示する空間に変わった。

同鉄道は2009年の台風により一部区間で不通となっていたものの、7月6日に全線で復旧し、列車も増発される予定。同管理処は、一部の車両が車庫で点検作業を行うとして、本来の目的に沿った状態で保存できるとしている。

 

 

 

 

 

 

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パリ五輪の文化プログラム 蕭美琴副総統、台湾パビリオンでの出演者を激励

2024年06月28日 | 台湾ニュース

2024/06/26 中央社臺灣

文化オリンピアードのプログラムに出演する台湾のアーティストらとポーズを取る蕭美琴副総統(前列右から3人目)、李遠文化部長(同2人目)

パリ五輪期間中に開かれる文化プログラム「文化オリンピアード」では台湾の芸術や文化を紹介する「台湾パビリオン」がパリのラ・ヴィレット公園に設置され、台湾から22のパフォーマンス団体が現地を訪れて公演を行う。26日、台北市内で関連の記者会見が開かれ、蕭美琴(しょうびきん)副総統が出演者らを激励した。

蕭氏はあいさつで、五輪にはスポーツの試合の他に、文化オリンピアードで芸術文化を通じてさらに多くの人々を参加させられると言及。また「経済は国を強大にし、文化は国を偉大にする」のを信じていると話した。

 

出演団体は文化部(文化省)が取りまとめる。同部の李遠(りえん、筆名・小野)部長(大臣)は、今回参加する団体はいずれも芸術の各分野の精鋭たちだと言及。「私たちがついに台湾の名義でパリに行けることを想像すると、とてもわくわくする」と語った。

台湾パビリオンは7月27日から8月10日まで設置される。出演団体は現代台湾の多様な文化的景観を反映させ、自由や平等、ジェンダー、エスニシティなどの価値をオマージュした約60のプログラムを披露する。

 

 

 

 

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