京都市営地下鉄をPRする女子高校生キャラクター「太秦萌(うずまさもえ)」たちが、新たにアニメになる。アニメの制作会社がインターネットで資金を募ったところ、目標の10倍の約1千万円が集まり、9月の完成をめざすことになった。市は「地下鉄のさらなる利用増につながれば」と期待している。
“テツ”の広場
地下鉄の駅名にちなんだ太秦萌や、その幼なじみの「松賀咲(まつがさき)」「小野ミサ」といったキャラたちは2011年、地下鉄の増客をめざす若手職員チームのアイデアをもとに、職員の妻が絵を描いて生まれた。
13年度にはイラストレーターを起用してデザインを刷新。14年度には近畿の中高生を声優に起用し、15秒のCM動画をつくった。昨年には3人の小説まで出版されるほどの人気だ。