DUKE Train

主要ニュースだけでなく国内ローカル、海外面白ニュースまでアップしています。

台中メトロ緑線、試運転順調 来年開業に向け準備進む

2019年07月27日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

台中メトロ・グリーンラインの車両



(台中 27日 中央社)台中市政府交通局は27日、整備が進む台中メトロ(MRT)グリーンラインについて、運行ダイヤ通りの試運転を7日連続で行い、成功したと発表した。2020年末までに開業することを目指しており、準備が着々と進んでいる。

同線は、全長16.71キロで、北屯-烏日間(いずれも台中市)の全18駅を結ぶ。全自動無人運転システムが採用されており、今月初めから、開業後と同じ午前6時から翌日午前0時までのダイヤで試運転を実施。5分以上の遅延が2件以上あってはならないなど厳しい条件が課されたという。

同線の車両全18編成のうち9編成は日本から輸入され、残り9編成は日本から技術移転を受けて組み立てられた台湾製。
 

コメント

高速バス「京都高野山線」9月誕生 京都と高野山を2時間40分で直結、2往復運行

2019年07月27日 | 京都のバス

高野山で1日2回行われる儀式「生身供(しょうじんぐ)」の様子



京阪バスは2019年7月25日(木)、高速バス新路線「京都高野山線」を9月20日(金)から11月24日(日)のあいだ運行すると発表しました。

南海りんかんバスと共同で、京都駅八条口と高野山奥の院前のあいだを毎日2往復運行。途中で高速京田辺バス停にも停車します。京都駅~高野山奥の院間の大人片道運賃は2500円で、「高野山内バス2日フリー乗車券」とのセット券(高速バス運賃にプラス500円)も販売されます。

 京阪バスによると、高野山と京都の移動はこれまで鉄道が主体であり、乗り換えが必須でしたが、今回のバスは2時間40分で両地を直通することから、「遠くに感じられた両地をとても近くに感じることができ、この秋ますます旅行の幅が広がります」としています。

コメント

臺鐵 臺中車站 20号倉庫芸術特区

2019年07月21日 | 臺灣旅行記
臺鐵 臺中車站 20号倉庫芸術特区




 
この倉庫群は日本統治時代の1930年代に建設されました。台鉄台中駅後方に位置する「20号倉庫芸術特区」は、台鉄が振った番号、20号から26号までの七棟が連なった貨物倉庫でしたが、鉄道に新しい息吹を吹き込もうと、倉庫を芸術の殿堂にリノベーションしたのです。

「20号倉庫芸術特区」は応接、展示、マルチなアートイベント、事務、休息に用いられ、メイン展示場ではさまざまな展示が定期的に行われています。


住所: 台中市東区復興路四段37巷6-1号
TEL:886-4-22209972
時間:AM09:30~PM18:00



















コメント

台湾のバス大手、東京で日本企業との合弁事業を紹介 MaaS導入に意欲

2019年07月21日 | 台湾のバス・くるま
  
 
WILLERとの合弁事業について紹介する国光汽車客運の呉定発副董事長(右)
  


(東京 20日 中央社)台湾の高速バス大手、国光汽車客運(台北市)の呉定発副董事長(副会長)が19日、東京都内で行われた次世代移動サービス「MaaS(マース)」のイベントで、日本の高速バス大手、WILLER(ウィラー、大阪市)との合弁事業について紹介し、できるだけ早期にMaaSを台湾に導入し、日台の旅客にサービスを提供したいと意欲を示した。

MaaSは「Mobility as a Service」の略で、移動をサービス化する新しい概念を指す。MaaSの現況と発展を探究する同イベントには日本から観光庁の田端浩長官、三重県の鈴木英敬知事ら、台湾から台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の蔡明耀副代表らが出席した。

ウィラーの村瀨茂高社長は、「移動産業」は100年に1度の変革期を迎えていると強調。MaaSの推進には海外で経験を吸収し、提携を模索することが不可欠との考えから、2017年に台湾に合弁会社を設立したと説明した。ウィラーのプレスリリースによれば、国光の高速バスなどを活用した新しい台湾旅行スタイルの提供を目指すとしている。

呉氏は、自身が董事長を務める国光の関係企業、成運汽車製造(屏東県)がMaaSの推進を念頭に開発した3タイプのバスも紹介。このうち全長約12メートルの大型バスは量産体制に入っており、年末に営業路線に投入される。同7.2メートルの中型バスと同3メートルの小型バスはいずれも来年第1四半期にロット生産が始まる見通しだという。
 

コメント

高雄で日台の鉄道史伝える交流展 大宮の鉄道博物館とコラボ

2019年07月20日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運
 
「NIPPONからTAIWANへ:鉄道の夜明け-鉄道博物館交流展」会場の一角




(高雄 20日 中央社)南部・高雄市の市立歴史博物館と埼玉県さいたま市の鉄道博物館が主催する「NIPPONからTAIWANへ:鉄道の夜明け-鉄道博物館交流展」が18日、高雄市の哈瑪星台湾鉄道館で開幕した。明治時代にスポットを当て、鉄道が日本に導入され、その後台湾に伝わった歴史の流れを紹介する。

昨年高雄で開かれた国際シンポジウムをきっかけに交流を始めたという両館。大宮の鉄道博物館からは、昨年4~9月に開催した企画展「明治150年記念NIPPON鉄道の夜明け」で使用した模型や実物資料の一部が提供される。古い写真や図のほか、英国のレール製造会社が1870(明治3)年に製造した「双頭レール」、日本で初めて運行した蒸気機関車「1号機関車」の模型などもあるという。

高雄市立歴史博物館は、日本統治時代の1908(明治41)年に台湾総督府官房文書課が出版した「台湾写真帖」を展示する。同年台湾で基隆-高雄を結ぶ縦貫線が全線開業したのを記念するもので、台湾各地の写真約240枚が収録されている。

2020年6月30日まで。
 

コメント

 台湾新幹線の屏東延伸ルート、2案を追加へ 高雄市街地を経由

2019年07月15日 | 臺灣新幹線

台湾新幹線の屏東延伸ルートの4候補を示す地図。
赤色の高雄ルートと紫色の小港潮州ルートは今回新たに追加された




(台北 13日 中央社)台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)を南部・屏東県に延伸する計画で、交通部(交通省)鉄道局の楊正君副局長は11日、ルートの候補に新たに2案を盛り込む方針を明らかにした。既存の2案を合わせ、計4案から検討されることになる見通し。新たな2案はいずれも南部・高雄市の市街地を経由するため、鉄道局は、より大きな経済効果が期待できるとしている。

現在は高雄市の左営駅を南端としている高鉄路線をさらに南に延伸する同計画。ルート案はこれまでに、左営駅と屏東市を結ぶ「左営ルート」と、現在線路が通る高雄市燕巣で分岐し、屏東市までつなぐ「燕巣ルート」の2案が検討されていた。これに新たに、左営駅から台湾鉄路管理局(台鉄)高雄駅を経由して屏東市まで延伸する「高雄ルート」、左営駅から高雄国際(小港)空港を経由して屏東県潮州まで延ばす「小港潮州ルート」が候補として追加される見通し。このうち、高雄ルートのみが地下化され、残る3ルートは高架線路を採用する。

楊副局長によれば、新たな2案を候補に盛り込むことが確定すれば、より詳細な実行可能性調査を進める予定。調査には6カ月から1年を要する見込みで、早ければ来年初頭には完了するという。

新たな2ルートの総工費はいずれも概算で1000億台湾元(約3470億円)を超える見通し。既存の2案に比べ、費用が300億~400億元(約1040億~1390億円)程度増大するとみられている。これに関して鉄道局は、新たな2案は市街地を経由するため、経済効果は既存案を上回るとの見方を示した。

コメント

二条城大広間、特別に入室OK 障壁画「松鷹図」間近に見学

2019年07月10日 |  京都 二条城
 
障壁画「松鷹図」(模写)や華やかな欄間彫刻を堪能できる
国宝・二の丸御殿の大広間四の間




世界遺産・二条城(京都市中京区)の二の丸御殿で10日から、「大広間四の間」の特別入室が初めて行われる。障壁画「松鷹(まつたか)図」(模写画)をはじめ、豪華絢爛(けんらん)な天井画や欄間彫刻を間近に鑑賞することができる。

 四の間は「鎗(やり)の間」とも呼ばれ、将軍が江戸から上洛時に武具を納めた場とされる。寛永3(1626)年の後水尾天皇の行幸に合わせ、大改修が実施された。

 障壁画は二条城を代表する作品で、巨大な松の木と勇壮なタカやワシが描かれている。四の間の松は他の部屋と意匠が異なり、力強く生い茂る姿が特徴という。

 天井画は78面全てに異なる姿のクジャクが描かれ、交差部には牡丹唐草(ぼたんからくさ)文様の辻(つじ)金物が取り付けられている。欄間彫刻には松や唐椿(からつばき)があしらわれ、隙間から三の間側のクジャクが姿をのぞかせる。

 普段は廊下からしか鑑賞できないが、特別入室では室内中央を通る道が設けられ、細部にまで意匠を凝らした空間をじっくりと楽しめる。

 8月26日まで(火曜は入室不可)。7月12日と8月9日の午前10時から学芸員による解説がある。

 問い合わせは二条城事務所075(841)0096。
 

コメント

台湾鉄道の観光列車、ハローキティのラッピングに衣替え 運行開始

2019年07月04日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運
 
3日に初運行された、新しい「環島之星」の車両の内装

 





(台北 3日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)の観光列車「環島之星」の車両がサンリオのキャラクター、ハローキティのイラストで新たにラッピングされ、3日に初運行された。外装だけでなく、内装や備品にまでハローキティのデザインが取り入れられた。台鉄は鉄道旅行に新たなブームを巻き起こしたいと期待を寄せている。

台鉄によると、デザインのコンセプトは「ハローキティと共に台湾を一周」。外装は車両ごとに季節の花や台湾の動物、グルメ、アウトドア、観光名所、伝統文化など異なるテーマを採用し、台湾のローカルな旅行の要素を盛り込んだ。環島之星のデザインリニューアルとしては、過去最大規模だという。

環島之星は一日で台湾を一周する観光列車。西回り、東回りが毎日各1本運行されている。台湾の旅行会社イージートラベル(易遊網)が運営や旅行パッケージの販売を担っている。
 

コメント