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民主党全国大会、クリントン氏がトランプ氏を非難 「自分のことばかり」

2024年08月22日 | 世界のニュース

2024.08.22 CNN.co.jp

民主党全国大会で演説するクリントン元大統領=21日、シカゴ

 

米国のクリントン元大統領は21日、イリノイ州シカゴで開催中の民主党全国大会で演説し、11月の大統領選で共和党から立候補しているトランプ前大統領を辛辣(しんらつ)な言葉で非難した。トランプ氏がもっぱら自分自身のことを語るのに対し、民主党候補のハリス副大統領は他者のことを重視していると称賛した。

 

「カマラ・ハリスは今回の大統領選でビジョンや経験、気質、意志を備えた唯一の候補者だ。何かを成し遂げることに純粋な喜びを感じる候補者も彼女しかいない」とクリントン氏は強調。対するトランプ氏の発言は大半が自分自身に関する内容だと指摘した。

 

その上で、トランプ氏は政治的な復讐(ふくしゅう)を念頭に不平不満や陰謀論を唱えていると批判。自分のことしか頭にないトランプ氏とは異なり、ハリス氏が大統領になれば毎日他者のための政治を行うだろうと示唆した。

 

さらにクリントン氏は「2日前に78歳になった」と明かし、家族で最年長だがそれでもトランプ氏よりは若いと述べた。

トランプ氏は6月に78歳の誕生日を迎えていた。大統領選に勝てば、米国史上最も高齢となる78歳と219日で大統領に就任する。これまでの最年長記録はバイデン現大統領の78歳と61日。

 

 

 

 

 

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ハリス氏、資金面でトランプ氏優位を圧倒 参戦から1週間で290億円調達

2024年08月22日 | 世界のニュース

2024.08.22 CNN.co.jp

米民主党の全国大会で演説するカマラ・ハリス氏=19日、米シカゴ

米連邦選挙委員会に提出された新たな書類によると、ハリス副大統領は7月に大統領選に参戦して以来、民主党の資金調達を急激に加速させ、共和党の候補であるトランプ前大統領の資金面での優位性を消し去った。

提出書類では、無所属で出馬しているロバート・ケネディ・ジュニア氏が選挙資金の枯渇に直面し、副大統領候補からの献金を返還していることも示されている。同氏は20日に投稿されたポッドキャストで、選挙戦から撤退してトランプ氏を支持することを検討していると述べた。

一方、大口献金者から資金提供を受けた有力な外部団体は、大統領選が様変わりするなかでさらに数百万ドルを広告キャンペーンに投入した。

 

ハリス氏、トランプ氏に対する財政的優位性を確立

出書類によると、ハリス陣営が7月末時点で保有する現金は約2億2000万ドル(約320億円)。これは、まだバイデン大統領が候補だった同月初めに報告した約9600万ドルから大幅に増加している。

 

ハリス氏の銀行残高は、トランプ陣営の7月末時点の残高である1億5100万ドルも上回った。これは、トランプ氏がバイデン氏を3000万ドル以上上回っていた6月末からの劇的な逆転だ。6月末時点ではトランプ氏が1億2800万ドル、バイデン氏が9600万ドルだった。

 

ハリス氏は今月初め、7月に過去最高となる3億1000万ドルを調達したと発表した。このうち2億ドルは、バイデン氏が大統領選から撤退し、ハリス氏支持を表明してからわずか1週間で調達されている。ハリス陣営の関係者は、今後数日で資金調達が5億ドルを超えると予想していると述べた。一方、トランプ氏は7月に総額1億3900万ドルを調達したと発表した。

 

 

 

 

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頼総統、日本との経済協定締結に期待 野田元首相と面会/台湾

2024年08月22日 | 台湾ニュース

2024/08/21 中央社臺灣

笑顔で握手を交わす頼清徳総統(右)と野田佳彦元首相

頼清徳(らいせいとく)総統は21日、立憲民主党の野田佳彦元首相と台北市の総統府で面会した。台湾と日本は半導体、人工知能(AI)、次世代通信などの分野で協力することや経済連携協定を締結することに期待を示した。

また日本政府や野田氏を含む日本の友人が台湾海峡の安全を重視していることに感謝を表明。台湾は防衛力を強化し、日本と手を携えて地域や世界の平和と安定を守っていくと述べた。

これに対し野田氏は、力による一方的な現状変更の試みに反対するなど、両岸(台湾と中国)問題の平和的解決を促すメッセージを国際社会に発信し続けると応じた。

野田氏は20日から22日までの日程で訪台している。21日には台北で開かれた外交部(外務省)主催の国際フォーラム「ケタガランフォーラム」で講演した。今回の訪問には立民の手塚仁雄衆院議員、伊藤俊輔衆院議員、鈴木烈東京都議も同行している。

 

 

 

 

 

 

 

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観光署が日本人対象にモニターツアー 台日の同名駅を巡る旅に出発/台湾

2024年08月22日 | 台湾ニュース

2024/08/21  中央社臺灣

台日同名駅を巡るモニターツアーの出発式に出席した観光署の周永暉署長(右端)

訪台する日本人旅行者を増やそうと、交通部(交通省)観光署(観光庁)が日本人などを対象にしたモニターツアーの出発式が21日、台北駅で開かれた。参加者らは台湾にある日本の駅と同名の駅を巡りながら2泊3日の旅を楽しむ予定。

ツアーには日本人34人と台湾人16人が参加した。8組に分かれて台日同名駅を巡る。参加者は訪問した駅で「一日駅長」となり、駅や周辺観光地への理解を深め、駅長業務も体験する。

観光署の周永暉(しゅうえいき)署長(長官)は、参加者が見聞きしたことを旅行記にまとめてもらい、一緒に台湾の鉄道旅行をPRしたいと語った。また今年4月に地震被害に遭った東部の花蓮や台東への旅行も支障がないことをアピールしたいと期待を寄せた。

 

周署長は、新型コロナ前には毎年約200万人の日本人が訪台していたとしながらも、今年は円安などの影響を受けたと指摘。200万人に近づけたいと意欲を示した。

 

 

 

 

 

 

 

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元海上幕僚長「日本は台米と安保協力推進すべき」/台湾

2024年08月22日 | 台湾ニュース

2024/08/21 中央社臺灣

フォーラムで日米台による安保協力推進の必要性を訴える武居智久元海上幕僚長

武居智久元海上幕僚長は21日、台北市で開かれた外交部(外務省)などが主催した国際フォーラムに出席し、日本は米国や台湾と安全保障協力を推進すべきだと語り、情報の共有の他、防衛協力でも調整が可能だとの認識を示した。

武居氏は、台湾問題は中国の核心的利益であり、北京当局が絶対妥協できない問題だと指摘。日本と台湾は安全保障面で「同じ船に乗っている状況」だとしながらも、日本人や日本政府は台湾の地政学的な価値を認識していないと語り、台湾が中国に併合された場合に起こりうる問題や、日米が台湾を守れなかった際に東アジア情勢にどんな変化が起きるか考えるべきだと述べた。

また日本は防衛力の強化や米国との軍事協力を通じて日米台の安全保障協力を推進すべきだとし、米国の関連政策の議論や策定にも関わるべきだとした。

 

 

 

 

 

 

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台日与党「2プラス2」、頼政権発足後初めて開催/台湾

2024年08月22日 | 台湾ニュース

2024/08/21  中央社臺灣

台日与党対話に出席する(左から)自民党の黄川田仁志・国防部会長、藤井比早之・外交部会長、民進党の郭国文、沈伯洋両立法委員

与党・民進党と自民党の国会議員が外交や防衛などについて話し合う「外務・国防2プラス2」が21日、自民党本部で開かれた。台日与党による対話は2021年に始まり、今回で5回目。台湾で5月に頼清徳(らいせいとく)政権が発足して以来、初めての開催となる。

出席した自民党の黄川田仁志・国防部会長は冒頭のあいさつで、厳しさが増す東アジアの安全保障環境に言及。こうした中、日本と台湾は価値観を共有する民主主義国家としてアジアで協力を強めなければならないと強調した。

民進党の出席者、郭国文(かくこくぶん)、沈伯洋(しんはくよう)の両立法委員(国会議員)によると、会合では安全保障以外に経済安全保障、貿易、認知戦などについても踏み込んだ意見交換が行われた。

 

経済安全保障について、環太平洋経済連携協定(TPP)への加入を目指しつつ、日本と新たな貿易協議の枠組みをつくる可能性を探りたい考えを自民党側に伝えた。認知戦に関しては、偽情報の拡散ルートなどを共有したほか、武力攻撃とは判断しにくい手法で圧力を加える「グレーゾーン作戦」を巡り議論を深めたという。

会合には自民の藤井比早之・外交部会長も出席した。

 

 

 

 

 

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台湾、日本破り国際の部決勝へ リトルリーグ世界大会 ニューヨーク

2024年08月22日 | 台湾ニュース

2024/08/22  中央社臺灣

リトルリーグのワールドシリーズ(WS)は21日、米ペンシルベニア州ウィリアムズポートで行われ、台湾代表として派遣されている北部・桃園市の亀山小学校は日本を3-1で破り、開幕4連勝で国際の部の決勝に駒を進めた。

 

24日に予定されている国際の部の決勝では、22日の日本対ベネズエラ戦の勝者と対戦する。勝てば全米の部の優勝チームと世界一を争う。

亀山小のリトルリーグWS出場は4回目2年連続。最高成績は2009年の準優勝で昨年は3位だった。

 

 

 

 

 

 

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異業種交流 可能性広がる  京都

2024年08月22日 | ニュース

2024/08/22 読売新聞オンライン

装具の製作に自転車のタイヤの古チューブは欠かせないと話す安田さん(宇治市の楠岡義肢製作所で)

自転車の正面に取り付ける「ヘッドバッジ」の調達で助けられたと話す片岡さん(左京区のビゴーレ・カタオカで)

26日から9月1日 6エリア製造業者 現場公開

資材調達など「互恵」発展

 ものづくりの担い手が現場を一般公開する「DESIGN WEEK KYOTO(デザインウィーク京都、DWK)」が26日~9月1日に府内の6エリアを中心に行われる。製造業の関係者らが、業界の垣根を越えて出会う“異業種交流イベント”だ。過去の開催時にできたつながりで危機を救われたという企業もあり、ウィンウィン(互恵)の種まきの場となっている。

製造業者らでつくる一般社団法人「DWK実行委員会」(北林功代表理事)が主催。今年は京都市北部、同市中部・宇治、丹後など6コースで見学ツアーを実施し、31日、9月1日は京都リサーチパーク(下京区)でアーティストらを交えた対話型イベントを行う。

ツアーで工房を公開する「楠岡義肢製作所」(宇治市)は、病気やケガで失われた手足を補う「義肢」、痛みやしびれが生じた体の部位を補助する「装具」などを手がけている。

装具の製作工程で欠かせないのは、自転車のタイヤの古チューブ。足首などに合わせてプラスチックを成形する際、形が部位になじむように固定するためだ。

在庫が尽き、新たな調達も困難となった時、製造マネジャーの安田伸裕さん(37)に力を貸したのが、2021年にDWKに参加したスポーツ自転車メーカー「ビゴーレ・カタオカ」(左京区)の4代目、片岡有紀さん(29)だ。安田さんは「廃棄コストの削減にもつながるからと快く応じてもらえた。こちらは浮いたコストを商品開発に回すことができる」と感謝する。

一方、片岡さんもDWKに助けられた。先代の父親が1970年代に開発した自社製品の復刻版を売り出すことになったが、自転車の顔である金属製の「ヘッドバッジ」の調達で行き詰まる。 

 最近は大半がシールに置き換わっており、半年かけて探したが見つからない。救ったのは、DWKで知り合ったメタルクラフトメーカー。「ギリギリのタイミングだった」と振り返る。

実行委の北林代表理事は「プロ同士が現場で出会うことで、新たな可能性が広がる。『メイド・イン・京都』に弾みを付けたい」と参加を呼びかける。詳細はホームページ(https://designweek-kyoto.com/dwk2024/)へ。

31日、9月1日の対話型イベントでは、ものづくりに関心がある人などの一般参加も受け付けており、終了後は交流会がある。

 

 

 

 

 

 

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マルミミゾウが国内で初めて妊娠、来年8~10月頃出産…広島・安佐動物公園

2024年08月22日 | ニュース

2024/08/22 読売新聞オンライン

日本で初めて妊娠が確認されたマルミミゾウの「メイ」=広島市安佐動物

広島市安佐動物公園(広島市安佐北区)は21日、飼育している雌のマルミミゾウ「メイ」(推定25歳)が妊娠したと発表した。マルミミゾウの繁殖は前例がほぼなく、国内の動物園では2頭しか飼育されていない希少種。日本で妊娠が確認されるのは初めてという。

同園によると、マルミミゾウはIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧種に分類されている。メイは2001年5月に西アフリカのブルキナファソから来園。繁殖に取り組むため、22年に秋吉台自然動物公園サファリランド(山口県 美祢みね 市)から雄の「ダイ」(推定25歳)を借り受けた。メイの発情期に合わせて同年11月から同じ空間で過ごす「同居」を繰り返してきた。

昨年6月に初めて雌の背中に雄が覆いかぶさる「マウント」と呼ばれる発情行動が見られ、同年12月に交尾を確認。血液検査で本来は発情周期に合わせて変動するホルモンが連続して高値を保つ妊娠の兆候が見られたため、今月14日に腹部エコー検査を行い、妊娠がわかった。出産は来年8~10月頃の見通しという。

阿部勝彦園長(57)は「1回目の交尾が妊娠につながるという奇跡的なことが起きた。世界的にも事例がないチャレンジになるが、メイにストレスがかからないよう飼育方法は変えず、無事に出産できるまで慎重に状態を見守っていきたい」と話す。

 

 

 

 

 

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診断書を改ざんの京大職員が停職…病気休暇を長く取得しようと書きかえ

2024年08月22日 | 事  件

2024/08/22 読売新聞オンライン

京都大学

 京都大は21日、医師の診断書を不正に書きかえ、病気休暇を長く取得しようとした50歳代の職員を、停職10日の懲戒処分にしたと発表した。処分は20日付。

発表によると、職員は2023年12月、病気のため2日間の療養が必要とされたが、医師の名字と同じ訂正印を入手して診断書の記載を5日間に書きかえ、病気休暇を申請した。内容に違和感を覚えた上司が医師に確かめ、不正が分かった。職員は「有給休暇が残っておらず、追い詰められて行った」と話しているという。

 

 

 

 

 

 

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広報誌イラスト無断使用で賠償金支払いへ…大津市、フリー素材と思い込み

2024年08月22日 | 事  件

2024/08/22 読売新聞オンライン

大津市役所

大津市は21日、公民館の広報誌に使用したイラストに著作権侵害があったとして、著作物を管理する京都市の事業者に損害賠償金29万4250円を支払うと発表した。一般会計補正予算案に計上し、28日に市議会に提案する。

発表によると、担当者が著作権のないフリー素材と思い込み、インターネット上にあったイラスト計3点を2019年9月、20年5月、22年7月に発行した滋賀公民館などの広報誌「四季のたより」にそれぞれ転用。学区自治連合会のホームページにも掲載した。

今年4月、著作物を管理する事業者から指摘があり、判明した。

 

 

 

 

 

 

 

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一服の涼 工事現場でかき氷 名古屋

2024年08月22日 | ニュース

2024/08/21  読売新聞オンライン

愛知県体育館の老朽化に伴い、2025年夏の完成を目指して名城公園(名古屋市北区)に建設中の「IGアリーナ」の工事現場で、厳しい暑さに耐えながら働く作業員にかき氷が振る舞われている。現場では1日約600人が働いており、作業員に涼を取ってもらうため、工事の参加企業が7月から週2回、かき氷を提供している。

 

工事に携わる女性は「水分補給だけでなく、仕事のやる気向上にもつながっている」と喜んでいた。同市は21日も最高気温が37・3度と猛暑日となり、名古屋地方気象台によると、2018年の年間最多記録の36日に並んだ。東海3県では、あと数日は最高気温が35度に迫る暑さが続く見込みという。

 

 

 

 

 

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屋上で「楽しむ」ホテル続々…たき火を囲み飲食、お月見プランも人気

2024年08月22日 | ニュース

2024/08/22 読売新聞オンライン

目前に「さっぽろテレビ塔」がある屋上で、たき火を囲んでくつろぐ利用客

(7月10日、札幌市中央区の「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」で)

屋上を活用したサービスで集客を図るホテルが、札幌の中心市街地などで増えている。立地の良さだけでなく、ホテル滞在そのものを「魅力」として売り出そうというもので、専門家は「中心街でホテル新設が相次ぐ中、付加価値づくりが一層活発になっていくのではないか」とみている。

札幌市の大通公園沿いに2021年にオープンしたホテル「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」(中央区大通西1)は、真向かいにさっぽろテレビ塔が立つ景色が魅力だ。「キャンバスルーフトップ」と呼ぶ屋上は、ウッドデッキの床面でたき火を囲んでくつろげるスペースになっており、春の大型連休から9月までは、酒類や軽食も楽しめる。宿泊客以外も利用可能で、映画を上映したり、たき火を囲んだ語り合いをしたりといった催しも開いている。

地上11階の同ホテルは、9階より上が純木造で、高層部の荷重を減らすため大型の設備機器を地下などに設置している。屋上がすっきりと空いてテレビ塔を間近に望む空間になったことから、滞在スペースとして有効活用を決めたという。

屋上の出入り口は冬場も開け、札幌の雪や冷えた空気を味わってもらう狙いがある。塩川典子・総支配人は「『北海道を体感する』がホテルのコンセプト。道外からの宿泊客だけでなく、市民の立ち寄りスペースとしても浸透してきている」と話す。

 

 

 

 

 

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釧路でミンククジラ今季初水揚げ 

2024年08月22日 | ニュース

2024/08/22 読売新聞オンライン

今季初水揚げとなったミンククジラ(21日夕、釧路港で)

釧路沖で21日、今季の商業捕鯨が始まり、ミンククジラ1頭が釧路港に水揚げされた。

21日は、早朝に日本小型捕鯨協会に所属する3事業者の計4隻が出漁。このうち、第51純友丸(千葉県南房総市)が83キロ沖合で体長7・2メートル、重さ3・9トンの雄を捕獲し、夕方にクレーンでつり上げて水揚げした。

クジラは23日頃に釧路市内の店頭に並ぶ予定。協会の貝良文会長(64)は「高水温で厳しかった昨年に比べると水温が安定しており、イワシなどの餌も豊富なので期待が持てる」と話す。 

商業捕鯨は、日本が国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、2019年7月に再開。水産庁によると、今年の日本沿岸のミンククジラの捕獲枠は142頭で、残る枠は62頭となる。協会は10月頃まで釧路沖での漁を続け、より大型のニタリクジラも狙うという。

 

 

 

 

 

 

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楽して持続スマート農業 古賀・小野地区で実証実験 遠隔から「指先だけで草刈り」

2024年08月22日 | ニュース

2024/08/22 読売新聞オンライン

草刈り機を操作する村山さん

畑に設置された気象用センサー

タブレットに表示された、温度や湿度、照度などの最新データ

農作業に先端技術を取り入れることで負担軽減を図るスマート農業の実証実験が、古賀市小野地区で行われている。深刻な暑さが続く中、隣接する地区では今月、高齢男性が田んぼで倒れて死亡しているのが見つかったばかり。過酷な作業を省力化、効率化して農業者を守りながら、高齢になっても農業を続けられる環境づくりや新規参入を促す狙いがある。

「指先だけで草刈りができる。子どもでも扱えるほど簡単」。同市 米多比ねたび の山林で、無線操縦の送信機を手にした村山行秀さん(68)が笑顔を見せた。

村山さんが実証の一環で無償でレンタルしているのは、遠隔で操作できる草刈り機。元は農地だったでこぼこの荒れ地を自在に走行し、高く茂ったシダを刈り取る。無限軌道で傾斜もお手の物だ。

東京から古里にUターンし、先祖代々の約1万平方メートルの土地を守る村山さんは「これだけの広さを、この暑さの中で草刈りをするのは無理。死んでしまう」と話す。ヤブにはハチの巣が隠れている恐れもあり、「電波と目さえ届けば、日陰やエアコンが利いた車内にいても作業ができる」と喜ぶ。

山あいに広がり、約250世帯が農業に携わる小野地区。高齢化が進む中、持続可能な農業を目指し、地元農家や九州産業大の研究者などで任意団体「スマートアグリビレッジおの推進協議会」を2023年3月に設立した。農林水産省の事業を活用し、NTTコミュニケーションズの協力を得てスマート農業技術の普及や買い物支援などの実証に3年計画で取り組む。

同市薬王寺の農地に立つのは、気温や湿度、照度、降雨量、風向きなどを測定するセンサー。15分に1度、データが更新され、農業者は猛暑や豪雨の中を農地まで足を運ばなくても、手元のスマートフォンやタブレットで最新の状況を把握できる。積算温度のデータから、最適な収穫のタイミングも判断できるという。

このほか、営農支援アプリで作業を記録し、情報を共有。9月にはドローンによる農薬の空中散布も予定する。

農業に携わって半世紀ほどの力丸廣己さん(75)は「朝から草刈りを始めても、10時頃には続けられないほどの暑さになる。農家も年を取っているので、少しでも楽できればありがたい」と話し、村山さんも「次世代の農家を助けることにつながる」と期待する。

 

 

 

 

 

 

 

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