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イスラエル軍 イエメンの反政府勢力 フーシ派拠点を空爆

2024年07月21日 | ニュース

2024年7月21日 NHKWEBNEWS

イスラエル軍は20日、中東イエメンの反政府勢力フーシ派の拠点を空爆したと発表しました。フーシ派が前の日にイスラエル最大の商業都市テルアビブに無人機による攻撃を行ったことなどへの対抗措置だとしていて、紛争のさらなる拡大が懸念されています。

イスラエル軍は、20日、イエメン西部の都市ホデイダにある反政府勢力フーシ派の軍事拠点を空爆したと発表しました。

イエメンのメディアは、石油の貯蔵施設が攻撃されたと伝えていて、海沿いの地区から大きな炎と煙が上がる様子をとらえた映像を伝えています。

イスラム組織ハマスとの連帯を示すフーシ派は前日の19日未明にイスラエル最大の商業都市テルアビブの中心部に無人機による攻撃を行ったほか、イスラエルへのミサイル攻撃や紅海周辺を航行する船舶への攻撃を続けていました。

イスラエル軍は今回の空爆は、ここ数か月間にフーシ派が行った数百回におよぶ攻撃への対抗措置だとしています。

イスラエルのネタニヤフ首相は「イスラエルの攻撃の手が届かない場所はない。イスラエルに危害を加えるものは誰であれ高い代償を払うことになる」と述べ、フーシ派をけん制しました。

イスラエルのメディアはイスラエル軍がイエメンを空爆したと明らかにしたのは初めてだと伝えていて、ガラント国防相は、「フーシ派がイスラエルの市民に危害を加えたため攻撃した。いかなる場所でも必要とあらば攻撃する」と述べています。

イスラエル軍がガザ地区への攻撃を続ける一方、20日には隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラなどが40発以上のロケット弾をイスラエル北部に撃ち込むなど中東各地の武装勢力との攻撃の応酬も激しくなっていて、紛争のさらなる拡大が懸念されています。

 

 

 

 

 

 

 

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「青磁」神農さん 人間国宝に<文化審答申>

2024年07月20日 | ニュース

2024/07/20 読売新聞オンライン

独自の技法を用いた作品が高い評価を得ている神農さん(大津市で)

「生命の根源」をテーマに神農さんが制作した「青磁堆磁線文壺」

国の文化審議会が19日に行った答申で、県内からは「青磁」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に陶芸家の 神農巌しんのういわお さん(67)(大津市)が認定される見通しとなった。「生命の根源」や「祈り」をテーマに、独自の技法で作り出した壺や鉢、香炉などで知られる。認定されれば県内の人間国宝は3人目となる。

神農さんは京都府福知山市出身で綾部市育ち。大学卒業後、京都市内の陶工職業訓練校などで技術を学び、製陶所で修業を重ねた。30歳で琵琶湖に臨む大津市の高台に窯を構え、独立。「工房から見える湖の 碧みどり や、空の青が青磁の色と重なる」と語る。

生命の根源となる水や女性、植物の種子などが制作のモチーフで、祈る人の合わせる手の形をイメージした作品もある。「40万年もの歴史を持ち、あらゆる生命を連綿とつないできた」と語る琵琶湖から感じられる「生命の根源」「祈り」を作品の大きなテーマに掲げている。

また、制作では原料となる磁土を 轆轤ろくろ などで成形した器に、同じ磁土をどろどろの状態にした 泥漿でいしょう を、筆で数十回は塗り重ねる「 堆磁ついじ 」という40歳代で独自に考案、命名した技法を導入。器の表面にカーブを描く堆磁による立体的な線文で水の波紋やDNAのらせん構造などを表現している。

堆磁技法を用いた作品は、日本伝統工芸展で優秀賞を2度受賞するなど、高い評価を得、2012年に紫綬褒章を受章、13年には県指定無形文化財「青磁」保持者にも認定された。

答申の知らせに、「青磁に心を揺さぶられ、ひたすらに志してきた。光栄に思うが、その重責に身の引き締まる思い」と語り、「より自分らしい作品を作り、(ルーツとなる)朝鮮半島や中国大陸、そして世界の人々に見ていただけたら」と笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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NPO「丹波漆」 選定保存技術認定へ

2024年07月20日 | ニュース

2024/07/20 読売新聞オンライン

漆液を採取する漆掻きの作業を行う職人

文化審答申 植栽と後進育成評価

文化財保存のために国が伝承を支援する「選定保存技術」の一つ、「日本産漆生産・精製」に取り組む保存団体として、特定非営利活動(NPO)法人「 丹波漆たんばうるし 」(福知山市)が認定される見通しとなった。文化審議会が19日に文部科学相に行った答申を受けた。国産漆の拡大に向け、植栽と後継者の育成にセットで取り組む姿勢が評価された。

1976年に選定保存技術に選ばれた「日本産漆生産・精製」は、漆を植栽して保育管理し、成長した原木から漆液を採取する工程と、 攪拌かくはん や水分量の調整によって、原液から用途に適した漆を精製するまでの技術をいう。 

塗料の国産漆は、建造物や美術工芸品などの文化財の修理に欠かせない原材料だが、明治以降は外国産漆の輸入に依存した結果、国内消費量に占める国内産の割合は10%以下にまで減っている。文化庁は必要な生産量を年間2000キロ・グラムと試算し、建造物の修復には国産漆を使うように指導しているが、まかなえていないのが現状だ。

漆掻きができるのは10~15年の成木で、作業が行えるのは6~10月だけ。しかも掻けるのは1本で1度限り。切り倒しては植栽するというサイクルを繰り返し、環境を守りながら技術を伝えている。加えて、後継者の育成や発掘にも努め、地域の小学校での普及啓発活動や、漆塗りに関心を持ってもらうイベントや情報発信を重ねる。

理事長で漆掻き職人の高橋 治子はるこ さん(58)は「職人の技術を伝承し、生産量も高めるには、植栽本数の引き上げが欠かせない。目標は3000~4000本」と話し、「先人の努力を後世につなぐために頑張ります」と力を込める。

 

 

 

 

 

 

 

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戸田家住宅主屋など 国有形文化財に

2024年07月20日 | ニュース

2024/07/20 読売新聞オンライン

 

「戸田家住宅(旧服部家住宅)主屋」

文化審答申 府内3か所4件登録へ 

高い塀を構えた 大塀だいべい 造りの「戸田家住宅(旧服部家住宅)主屋」(大阪市東住吉区)など府内3か所4件の建造物が、新たに登録有形文化財になる見通しとなった。国の文化審議会が19日、文部科学相に登録するよう答申した。登録されると、府内の登録有形文化財(建造物)は297か所881件となる。

他に登録が答申されたのは、「サントリー天満寮(旧久徳家住宅)」(同北区)の主屋と門・塀、商家の土蔵「後藤家住宅三階蔵」(同中央区)。

戸田家住宅主屋は2階建ての町家で、材木商で財をなした服部氏が1938年、隠居用に建てたとされる。80年に書家・俳人の戸田 尋牛じんぎゅう の手に渡った。

大塀造りは、町家の敷地の道路に面した部分などに塀を建てた、裕福な商人らの住宅に見られた様式。敷地の奥に建つ主屋は、屋根は入り母屋造りの 桟瓦葺さんがわらぶき 。1階は、中廊下東西の和室や表庭に面した主座敷が配置されている。床柱には杉の絞り丸太などが使われる。2階は6畳の洋室がある。「昭和前期、近畿地方の富裕層などに広まった住宅の姿を伝える」と評価された。

サントリー天満寮は、大阪天満宮の北側、神職らの住宅が集まる 社家しゃけ 町のあった場所に立地する。自動車修理用工具などの製造会社を経営する久徳氏が39年に建てた。戦後はサントリーの所有となり、福利厚生施設に活用されている。主屋は大塀造りの2階建てで、屋根は切り妻造りの桟瓦葺。2階外壁の一部を 漆喰しっくい 壁とした。1、2階とも縁側に張り出した 付つけ 書院のある座敷を設け、床柱や天井板などに高級木材を用いた数寄屋調になっている。南側に門や高さ3・1メートルの塀があり、社家町の風情を残す。

後藤家住宅三階蔵は、洋服の製造、販売、卸売業を営んだ商家が11年に建造した3階建ての土蔵。屋根は寄せ棟造りの桟瓦葺、外壁は白漆喰で1階部分は 竪板たていた 張りとなっている。戸口は両開きの土戸があり、各階の窓に漆喰で塗り固めたひさしが付く。「服飾業で栄えた地域の歴史を物語る」と価値が認められた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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牛谷家住宅主屋 文化財に  奈良県

2024年07月20日 | ニュース

2024/07/20 読売新聞オンライン

牛谷家住宅主屋

主屋の方形屋根

国文化審答申 東孝光が設計 評価

国の文化審議会による文部科学相への答申で19日、県内からは、宇陀市の「牛谷家住宅 主屋おもや 」が、新たに登録有形文化財(建造物)になる見通しになった。県内の登録有形文化財は330件となる。

牛谷家住宅主屋は、1968年築の木造2階建て一部鉄筋コンクリート造半地下。近鉄榛原駅北方の斜面に立地している。設計は、ドアや間仕切りのない都市型の狭小住宅「塔の家」の代表作で知られる建築家・東孝光。東が坂倉準三建築研究所に所属していた若手時代に、設計を担当した住宅として、貴重だと評価された。

坂倉が師事した近代建築の巨匠ル・コルビュジエの系譜に連なり、住宅には大きな窓や直線的な造形が取り入れられつつ、周りの自然の風景にも溶け込む。また、屋根の部材が放射状に配置され、社寺建築にも用いられる「 方形ほうぎょう 屋根」が特徴的という。

 

 

 

 

 

 

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名古屋城天守閣 窓を再現 焼失前の姿に

2024年07月20日 | ニュース

2024/07/19  読売新聞オンライン

名古屋市は、名古屋城天守閣最上階の窓にパネルを設置し、1945年に空襲で焼失する前の姿に似せた外観を再現した。天守閣は耐震性不足などで入場できないため、外からの眺めを楽しんでもらう試みだ。天守閣は1612年の完成で、空襲で焼失後、1959年に鉄骨鉄筋コンクリート造で再建された。この際、城内からの眺めを楽しめるよう、最上階の展望室には焼失前の倍の大きさの窓ガラスが取り付けられた。今回、窓の一部を白いパネルで覆い、窓枠に白い養生テープを貼ることで、消失前の窓の大きさに近づけた。費用は十数万円。名古屋城総合事務所は「往時の城に思いをはせてほしい」としている。市は2018年に天守閣への立ち入りを禁止。22年12月を目標にしていた木造復元は、石垣の保全方針の見直しやバリアフリー対策などで大幅に遅れている。一方で来場者数はコロナ禍前の水準に回復しており、城の有効活用策が検討されてきた。

 

 

 

 

 

 

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斜里町「しれとこ斜里ねぷた」開幕 観客を魅了 20日も

2024年07月20日 | ニュース

2024/07/20 読売新聞オンライン

「しれとこ斜里ねぷた」が開幕し、次々に役場前を出発するねぷた(19日、斜里町で)

斜里町の「しれとこ斜里ねぷた」が19日開幕し、三国志や水滸伝を題材にした武者絵などの大小9基のねぷたが「ヤーヤードー」のかけ声とともに夜の闇に浮かび、短い夏を演出した。

午後7時、小雨が降る中、9基は「しれとこ大太鼓」を先導役に町役場を出発。道の駅までの約2キロを進み、沿道の観客を魅了した。札幌から父親の実家に来た男児(8)は「きれいで一緒に歩くと楽しそう」と見とれていた。

ねぷたは、江戸時代後期、北方警護のため斜里に派遣された津軽藩士の殉難者を慰霊してきた縁で1983年、町が青森県弘前市と友好都市となった際に伝授された。20日も行われる。

 

 

 

 

 

 

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札幌に夏が来た! 大通公園でビアガーデン開幕 8月14日まで

2024年07月20日 | ニュース

2024/07/20  読売新聞オンライン

ビールで乾杯する来場者たち(19日、札幌市中央区の大通公園で)

札幌市中央区の大通公園で19日、夏恒例のビアガーデンが開幕した。国内大手4社や世界各国のビールが提供されており、初日からジョッキを傾ける観光客らでにぎわった。

大通西5~8、10、11丁目の会場には、国内最大規模の約9000席を用意。知人と訪れた同区の女性(29)は「過ごしやすい気温でビールもおいしい。夏が始まったと感じる」と笑顔で話していた。

営業は8月14日までの正午~午後9時。昨年は88万6000人が来場した。

 

 

 

 

 

 

 

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目指せ上流 「さくらの滝」でサクラマスの遡上

2024年07月20日 | ニュース

2024/07/20  読売新聞オンライン

上流の産卵場所を目指し、斜里川を遡上するサクラマス(清里町で)

清里町を流れる斜里川上流の景勝地「さくらの滝」で、産卵のため落差約3メートルの滝を 遡上そじょう するサクラマスが見られるようになった。懸命に滝を登ろうとする姿が、観光客の人気となっている。

きよさと観光協会によると、水温が上がる午後から夕方に多く見られ7、8月頃にピークを迎え、婚姻色で魚体がうっすらとピンク色になっているのが特徴。

例年約3000匹が遡上に挑むものの、上流の産卵場所には約1割しかたどり着けないという。

 

 

 

 

 

 

 

 

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北陸新幹線「小浜・京都ルート」建設費 従来の2倍近く想定に

2024年07月20日 | ニュース

07月18日 京都NHKNEWSWEB

北陸新幹線の新大阪までの延伸をめぐり、予定されている「小浜・京都ルート」の建設費を国土交通省が精査したところ、従来の想定の2倍近くに膨らむ可能性があることが分かり、今後、財源や費用対効果についての議論が進められる見通しです。

 

北陸新幹線の新大阪までの延伸をめぐっては、与党のプロジェクトチームが福井県小浜市を通って京都駅に南下する「小浜・京都ルート」で建設する方針を決め、来年度(2025年度)中の着工を目指しています。

関係者によりますと、国土交通省はこの建設費について精査を進めていますが、資材や人件費の高騰などから、これまで見込んでいた2兆1000億円程度の2倍近くに膨らむ可能性があるということです。

北陸新幹線の新大阪への延伸は、京都府内での環境影響評価が遅れていることなどから、早期の延伸を求めて滋賀県の米原駅を経由するルートへの見直しを求める声もあり、この場合も同様の理由で従来の5900億円程度から大きく増える可能性があるということです。

建設費が増えると費用対効果が低下することになりますが、これについても訪日外国人の急増といった最近の情勢を踏まえて経済効果をどう見込むかなどを検討するということです。

今後、与党や国土交通省などで財源や費用対効果についての議論が進められる見通しです。

 

 

 

 

 

 

 

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“かるたの甲子園”全国58校参加し開幕 大津 近江神宮

2024年07月20日 | ニュース

07月20日 滋賀NHKNEWSWEB

高校生たちが、競技かるたの日本一をかけて争う全国大会が、“かるたの聖地”大津市の近江神宮で開幕し、選手たちが熱戦を繰り広げています。

 

大会は、「かるたの甲子園」とも呼ばれ、ことしは、団体戦と個人戦に1700人以上が参加します。

初日の20日は団体戦が行われ、各都道府県の予選で優勝または準優勝した58校が熱い戦いを繰り広げています。

団体戦はトーナメント方式で、5人のメンバー同士が対戦して3人が勝ったほうのチームが勝ち上がります。

選手たちは畳に並べた50枚の下の句の札を15分間見つめて覚えたあと、上の句が読み上げられた瞬間、素早く手を伸ばし、札を取り合っていました。

試合が終わると、勝利したチームの選手たちは抱き合って喜びを分かち合い、敗れたチームの選手の中には涙を流す選手の姿も見られました。

初戦を突破した大阪府代表、茨木高校3年の亀谷絢汰主将は「危ない場面もありましたが、1勝することができてうれしいです。せっかくかるたの聖地に来ることができたので、決勝まで勝ち進みたいです」と話していました。

団体戦の優勝校は20日の夜7時すぎに決定する見込みで、21日は個人戦が行われる予定です。

 

 

 

 

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JR湖西線 開通50周年 滋賀 高島で記念列車運行

2024年07月20日 | ニュース

07月20日 滋賀NHKNEWSWEB

滋賀県西部を走るJR湖西線が20日、開通50周年を迎え、記念の列車が運行されました。

 

JR湖西線は昭和49年に当時の国鉄によって旧江若鉄道に代わる路線として整備され、20日、開通から50周年を迎えました。

これにあわせて滋賀県や沿線の自治体、JR西日本は、20日、記念列車を運行しました。

停車駅となる高島市の近江今津駅では、県の観光大使を務めるミュージシャンの西川貴教さんが一日駅長に任命され、「湖西線50周年おめでとうございます」と駅に集まった人たちにあいさつしていました。

このあとホームにびわ湖のイラストなどが描かれたヘッドマークをつけた記念列車が到着し、西川さんが出発の合図をして列車は福井県の敦賀方面に向かいました。

大津市の中学1年生は「記念の乗車証をもらえてうれしい。びわ湖や山並みがとてもきれいだった」と話していました。

また、地元の60代の男性は「高校生のころ、湖西線で毎日、通学していたのでとても思い入れがある。景色が素晴らしいので、いつまでも残してほしい」と話していました。

20日は、駅前の商店街でイベントも開かれ、訪れた親子連れが鉄道会社の職員と同じ服を着て写真をとったり、ミニ列車に乗ったりして楽しんでいました。

 

 

 

 

 

 

 

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子どもたちに日本の神さまの展示会 20日から奈良国立博物館

2024年07月20日 | ニュース

07月19日   奈良NHKNEWSWEB

夏休み中の子どもたちに向けて、日本の神さまにまつわる文化財や美術品などを紹介する展示会が、20日から奈良市で始まります。

 

この展示会は、日本の神さまにまつわる文化財や美術品について子どもたちにわかりやすく紹介するもので、20日から奈良市の奈良国立博物館で始まり、19日、報道関係者向けの内覧会が開かれました。

会場には、国宝や国の重要文化財を含む37件が展示されていて、このうち、桜井市の神社に伝わる国の重要文化財の「天神像」は、鎌倉時代に作られた高さ90センチ余りの像で、昔の貴族の男性の姿をしています。

像は、眉を上げ、正面を鋭く見据えていて、これには魔よけの意味が込められているということです。

また、「富士参詣曼荼羅(ふじさんけいまんだら)」は、17世紀から18世紀の江戸時代のものとされていて、山頂には、富士山に宿るとされる神の姿が、山のふもとには水浴びをして体を清めてから山に登る人々の姿が生き生きと描かれています。

このほか、頭は老人で体は蛇という不思議な姿をした神の像なども展示されています。

奈良国立博物館の翁みほり 研究員は、「展示を通してあまり知られていない神さまについて親しんでもらいたい」と話しています。

展示会は9月1日まで開かれます。

 

 

 

 

 

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国の登録有形文化財 和歌山県内から新たに15件登録へ

2024年07月20日 | ニュース

07月19日 読売新聞オンライン

密厳院苅萱堂

世界遺産の高野山にある寺院の仏堂や仏塔など、県内の15件の建造物が、新たに国の登録有形文化財に登録されることになりました。

 

このうち、世界遺産の高野山にある「密厳院苅萱堂(みつごんいん・かるかやどう)」は、昭和元年に建設されたとされる、仏堂です。

出家した父を探す「石童丸(いしどうまる)」と、父であることを明かさない「苅萱道心(かるかやどうしん)」の親子の悲話を描いた彫刻が並ぶ回廊で知られていて、高野山を参拝する多くの人々の信仰を支えてきた点が評価されました。

また、同じく高野山にある「光臺院(こうだいいん)」の「多宝塔」は、大正6年に建設されたもので、垂木が放射状に配置された軒など、小ぶりながらも凝った造りが特徴で、庭園の歴史的な景観に寄与しています。

このほか、▽明治から昭和中頃まで線香の原料の製粉に使われていたすさみ町の「線香水車小屋」や、▽昭和12年に建設され多いときは年間400人が学んだ新宮市の「旧熊野高等経理学校」の校舎なども登録されます。

県内では、今回8か所15件が新たに登録されこれで、県内にある国の登録有形文化財の建造物は、合わせて140か所、372件になります。

 

 

 

 

 

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都知事選で物議の「R」シール、127枚剥がした詩人の渡辺八畳さん「私利私欲のアート」

2024年07月20日 | ニュース

2024/7/19  産経ニュース

 東京都渋谷区の公共物に貼り付けられた「R」シールを剥がす詩人の渡辺八畳さん

先の東京都知事選の選挙期間中、都内の公共物に「R」のロゴのシールが多数貼り付けられた。都知事選で3位になった蓮舫前参院議員側は支援者らに「原状回復」を求めているが、政治的立場と一線を画して「R」シールを剥がしているのが、詩人の渡辺八畳さん(28)だ。18日までに計127枚を剥がし、映像やインスタレーションの芸術作品に「昇華」させるという。渡辺さんに思いを聞いた。

──なぜ「R」シールを剥がしているのか

「私利私欲のアート活動だ。私にとって『R』シールはていのいい素材でしかない。草野心平は詩『春殖』で『るるるるる─』と『る』を縦一列に並べた。それにならって私も『R』シールを見つけた瞬間に『る!』と発音する映像を撮影しており、一連を芸術作品にしていく予定だ」

──いつから剥がし始めたのか

「SNSで『R』シールが貼られている問題を知り、9日の夜に新宿駅周辺で始めた。その日は午後8時から終電まで30枚を剥がした。主に新宿駅や渋谷駅、池袋駅、原宿駅の周辺をまわっており、新大久保駅周辺でも1枚剥がした。阿佐ヶ谷駅周辺は7枚あった。ステッカーを剥がすための市販の道具を使っている」

──最近はどうか

「『R』シールの数は減っているようで、最近は一晩で一桁しか見つけられていない。ほかにも剥がしている人がいるようだが、三桁剥がしたのは私だけではないか。150枚を目指しているので、貼られている場所があれば教えてほしい」

──X(旧ツイッター)で剥がす様子を紹介している。コメントの反応はどうか

「2通りある。清掃活動として感謝してくれた上で、蓮舫氏陣営に批判的なコメント。他方は『R』シールだけ剥がすのは意図的だとか、公共空間に貼られたシールはみんなのもので1人の感情で剥がすのかいかがか、みたいなコメントだ」

──批判的なコメントに対して思うこととは

「許可なく貼られたシールを、許可なく剥がすのも自由だろう。根っこは(映像作品を撮るという)私利私欲だが、町がきれいになることでお目こぼしをいただきたい。アーティストはどんな対象でもむさぼり食うものだ」

 

 

 

 

 

 

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