2021年2月28日 20:23 京都新聞
参照記事
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/518005
梅の名所として知られる北野天満宮(京都市上京区)で、境内の梅苑を約700個のろうそくで照らし出すライトアップが行われている。見頃を迎えた紅白の花が夜に映え、幻想的な景色が広がっている。
祭神の菅原道真が梅を愛したとされ、天満宮には50種約1500本が植わる。開花が進む毎年2~3月に梅苑を一般公開し、週末の夜間にライトアップを企画している。
苑内では、ろうそくを入れたガラスの器を木の枝につるし、柔らかな光が一重や八重などのさまざまな花を演出。新たに整備された展望台からは梅林が一望でき、多くの人が写真撮影を楽しんでいた。友人と2人で訪れた左京区のパートの女性(55)は「紅白のグラデーションが圧巻で香りも楽しめました」と話していた。
ライトアップは3月14日までの金土日曜のみ。日没から午後8時。有料。新型コロナウイルス対策で入場制限を行う場合がある。