1月31日に近日点を通過して明け方の東空に現われた96P/マックホルツ第1周期彗星を探してほうき星捜索隊が出動しました~。その1回目の記録です。
2023/1/31.2:02UTCに0.12395AUの近日点距離をMax speed 118km/sで通過した96P/Machholz 1 は急速に太陽から離れて東の空にやって来ているはずですが、太陽に近すぎると見えないのでいつから見えるかをデータから推測してみると…
ふむふむ、日ごとのデータはざっとこんな感じなので捜索できる時期は2月4日~2月8日までかな…と思って計画を立てたのですが、2/4と2/5は曇りで断念、もうあとがない本日はダメ元で決行!
日付 太陽離角 等級 日心距離 彗星高度2°の太陽高度
2月1日 4° 1.8等 0.12AU
2月2日 7° 2.7等 0.15AU
2月3日 10° 3.8等 0.18AU -7°(市民薄明)
2月4日 12° 4.8等 0.21AU -10°(航海薄明)←曇でプチ遠征断念
2月5日 14° 5.7等 0.25AU -11°(航海薄明)←曇でプチ遠征断念
2月6日 16° 6.4等 0.28AU -13°(天文薄明)←雲はあるがダメ元で決行!
2月7日 17° 7.1等 0.31AU -14°(天文薄明)
2月8日 18° 7.6等 0.35AU -16°(天文薄明)
2月9日 19° 8.1等 0.38AU -17°(天文薄明)
2月10日 21° 8.6等 0.41AU -18°(天文薄明)
しか~し、結局、雲に阻まれ撃沈でした~。(_ _)
こちらが本日のファーストショットです。雲量はこんな感じでした~。
2023/2/6 05h31m46s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f185mm ISO1600 f5.3 1.3sec
こちらはラストショット。ずっと変わらずの雲量でした…トホホ
2023/2/6 05h42m08s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f185mm ISO1600 f5 1.6sec
家に戻ってから、そういえば一瞬だけ明るい星が見えてカメラを向けて撮影した写真があったなぁ~と思い出して画像を確認すると…
ありました。一瞬だったので飛行機かなとも思ったのですが…、水星でした。
2023/2/6 05h40m08s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f340mm ISO1600 f5.6 1sec(Photo)
この10秒後に撮影した写真にも雲に隠れる直前の水星が写っていたのですが、よく見るともう一つ星が写っています。ステラナビで調べてみると… なんと、いて座の恒星で明るさが4.87等級です。
2023/2/6 05h40m18s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f420mm ISO1600 f6 1sec(Photo)
恒星はどこにも写っていないと思っていたのですが、カメラは星の光をしっかり捉えていたようです。ということは、写っている星を同定すればマックホルツ彗星の位置を特定できるはずです。
ということで、写っている星の同定をすること数十分… おお、うわ~、6.68等級の恒星も写っています。ということは、雲さえなければ96Pマックホルツ1彗星を捉えることができたかもしれません。
2023/2/6 05h41m56s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO1600 f5 1sec(Photo)
う~む、ざんねんです。明日は天気が悪いので捜索隊の出動はないと思いますが、まだ2~3日はマックホルツ1彗星観望のチャンスはあるので天気の具合を見ながらチャレンジしてみることにしましょう。
2023/1/31.2:02UTCに0.12395AUの近日点距離をMax speed 118km/sで通過した96P/Machholz 1 は急速に太陽から離れて東の空にやって来ているはずですが、太陽に近すぎると見えないのでいつから見えるかをデータから推測してみると…
ふむふむ、日ごとのデータはざっとこんな感じなので捜索できる時期は2月4日~2月8日までかな…と思って計画を立てたのですが、2/4と2/5は曇りで断念、もうあとがない本日はダメ元で決行!
日付 太陽離角 等級 日心距離 彗星高度2°の太陽高度
2月1日 4° 1.8等 0.12AU
2月2日 7° 2.7等 0.15AU
2月3日 10° 3.8等 0.18AU -7°(市民薄明)
2月4日 12° 4.8等 0.21AU -10°(航海薄明)←曇でプチ遠征断念
2月5日 14° 5.7等 0.25AU -11°(航海薄明)←曇でプチ遠征断念
2月6日 16° 6.4等 0.28AU -13°(天文薄明)←雲はあるがダメ元で決行!
2月7日 17° 7.1等 0.31AU -14°(天文薄明)
2月8日 18° 7.6等 0.35AU -16°(天文薄明)
2月9日 19° 8.1等 0.38AU -17°(天文薄明)
2月10日 21° 8.6等 0.41AU -18°(天文薄明)
しか~し、結局、雲に阻まれ撃沈でした~。(_ _)
こちらが本日のファーストショットです。雲量はこんな感じでした~。
2023/2/6 05h31m46s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f185mm ISO1600 f5.3 1.3sec
こちらはラストショット。ずっと変わらずの雲量でした…トホホ
2023/2/6 05h42m08s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f185mm ISO1600 f5 1.6sec
家に戻ってから、そういえば一瞬だけ明るい星が見えてカメラを向けて撮影した写真があったなぁ~と思い出して画像を確認すると…
ありました。一瞬だったので飛行機かなとも思ったのですが…、水星でした。
2023/2/6 05h40m08s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f340mm ISO1600 f5.6 1sec(Photo)
この10秒後に撮影した写真にも雲に隠れる直前の水星が写っていたのですが、よく見るともう一つ星が写っています。ステラナビで調べてみると… なんと、いて座の恒星で明るさが4.87等級です。
2023/2/6 05h40m18s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f420mm ISO1600 f6 1sec(Photo)
恒星はどこにも写っていないと思っていたのですが、カメラは星の光をしっかり捉えていたようです。ということは、写っている星を同定すればマックホルツ彗星の位置を特定できるはずです。
ということで、写っている星の同定をすること数十分… おお、うわ~、6.68等級の恒星も写っています。ということは、雲さえなければ96Pマックホルツ1彗星を捉えることができたかもしれません。
2023/2/6 05h41m56s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO1600 f5 1sec(Photo)
う~む、ざんねんです。明日は天気が悪いので捜索隊の出動はないと思いますが、まだ2~3日はマックホルツ1彗星観望のチャンスはあるので天気の具合を見ながらチャレンジしてみることにしましょう。