昼間は小雨の降る不安定な天気でしたが夕方から快晴になりました。
26日の夜は気流の状態がとても良く、撮影直前に望遠鏡で見た火星は
キムメリア人の海とチュレニーの海がはっきり見えました。
PCモニター上でもこれまでないほど模様がはっきり見えています。
この気流なら今夜はいい画像がたくさん取得できるぞ~と思ったのもつかの間
なんと気流が良かったのは撮影を開始した21時30分から21時40分までで…
21時40分過ぎからは火星が大きく揺れるようになりました。
10月26日 21時37分(JST)
2020.10.26 12h37m(UT) CM=250.7° Diameter=20.94"
ZWO ASI290MC Shutter=10.34ms Gain=189 (31%) Duration=120sec
AS!3 Noise Robust6 50% of 11599frame AP1
空は雲量0の快星で見た目は何も変わりませんが、上空の気流は常に変化しています。
しばらく気流の良くない状態が続きましたが、22時30分過ぎに火星の揺れが突然収まり、
モニター上で火星の模様がくっきり見えてきました。
10月26日 22時41分(JST)
2020.10.26 13h41m(UT) CM=266.3° Diameter=20.94"
ZWO ASI290MC Shutter=3.085ms Gain=283 (47%) Duration=120sec
AS!3 Noise Robust6 50% of 28725frame AP1
10月26日 22時55分(JST)
2020.10.26 13h55m(UT) CM=269.9° Diameter=20.94"
ZWO ASI290MC Shutter=3.085ms Gain=298 (49%) Duration=120sec
AS!3 Noise Robust6 50% of 28725frame AP1
10月26日 23時00分(JST)
2020.10.26 14h08m(UT) CM=271.0° Diameter=20.94"
ZWO ASI290MC Shutter=3.085ms Gain=298 (49%) Duration=120sec
AS!3 Noise Robust6 50% of 28725frame AP1
気流が落ち着いていたのは23時過ぎまでで、その後はまたフルフル揺れる火星像
となりました。その時の画像が下記写真です。上記3枚と比べるとアルベド模様が
ボケていることが分かります。
10月26日 23時58分(JST)
2020.10.26 14h58m(UT) CM=285.3° Diameter=20.94"
ZWO ASI290MC Shutter=3.236ms Gain=294 (49%) Duration=120sec
AS!3 Noise Robust6 50% of 28726frame AP1
撮影は気流の回復が見られなかったので0時30分をもって終了です。
今回は気流の良かった時間に撮影した画像をWinJUPOSを使ってDe-rotation
してみました。1枚目は21時33分~21時43分までに撮影した6画像を南を下
にして重ねています。大きな差異はないようにも見えますが、詳細部分の
抽出は1枚画像より優れていると思います。
2枚目は22時43分~23時00分までの8画像をDe-rotationしました。
こちらはリムに不自然なリングが発生しているのでLDの数値を0.55まで下げましたが
完全には消えませんでした。今後の課題です。
今回の撮影で気流は短時間の周期で変化するので気流が落ち着く瞬間を逃さず
撮影することが重要だと感じました。週間天気を見ると今後も移動性高気圧が
周期的に来るようなので次回のチャンスを待つことにしましょう。
26日の夜は気流の状態がとても良く、撮影直前に望遠鏡で見た火星は
キムメリア人の海とチュレニーの海がはっきり見えました。
PCモニター上でもこれまでないほど模様がはっきり見えています。
この気流なら今夜はいい画像がたくさん取得できるぞ~と思ったのもつかの間
なんと気流が良かったのは撮影を開始した21時30分から21時40分までで…
21時40分過ぎからは火星が大きく揺れるようになりました。
10月26日 21時37分(JST)
2020.10.26 12h37m(UT) CM=250.7° Diameter=20.94"
ZWO ASI290MC Shutter=10.34ms Gain=189 (31%) Duration=120sec
AS!3 Noise Robust6 50% of 11599frame AP1
空は雲量0の快星で見た目は何も変わりませんが、上空の気流は常に変化しています。
しばらく気流の良くない状態が続きましたが、22時30分過ぎに火星の揺れが突然収まり、
モニター上で火星の模様がくっきり見えてきました。
10月26日 22時41分(JST)
2020.10.26 13h41m(UT) CM=266.3° Diameter=20.94"
ZWO ASI290MC Shutter=3.085ms Gain=283 (47%) Duration=120sec
AS!3 Noise Robust6 50% of 28725frame AP1
10月26日 22時55分(JST)
2020.10.26 13h55m(UT) CM=269.9° Diameter=20.94"
ZWO ASI290MC Shutter=3.085ms Gain=298 (49%) Duration=120sec
AS!3 Noise Robust6 50% of 28725frame AP1
10月26日 23時00分(JST)
2020.10.26 14h08m(UT) CM=271.0° Diameter=20.94"
ZWO ASI290MC Shutter=3.085ms Gain=298 (49%) Duration=120sec
AS!3 Noise Robust6 50% of 28725frame AP1
気流が落ち着いていたのは23時過ぎまでで、その後はまたフルフル揺れる火星像
となりました。その時の画像が下記写真です。上記3枚と比べるとアルベド模様が
ボケていることが分かります。
10月26日 23時58分(JST)
2020.10.26 14h58m(UT) CM=285.3° Diameter=20.94"
ZWO ASI290MC Shutter=3.236ms Gain=294 (49%) Duration=120sec
AS!3 Noise Robust6 50% of 28726frame AP1
撮影は気流の回復が見られなかったので0時30分をもって終了です。
今回は気流の良かった時間に撮影した画像をWinJUPOSを使ってDe-rotation
してみました。1枚目は21時33分~21時43分までに撮影した6画像を南を下
にして重ねています。大きな差異はないようにも見えますが、詳細部分の
抽出は1枚画像より優れていると思います。
2枚目は22時43分~23時00分までの8画像をDe-rotationしました。
こちらはリムに不自然なリングが発生しているのでLDの数値を0.55まで下げましたが
完全には消えませんでした。今後の課題です。
今回の撮影で気流は短時間の周期で変化するので気流が落ち着く瞬間を逃さず
撮影することが重要だと感じました。週間天気を見ると今後も移動性高気圧が
周期的に来るようなので次回のチャンスを待つことにしましょう。