11月1日、中国初の実験モジュール「天宮1号」が仙台上空を好条件で通過しました。
以下、その撮影記録です。
イベント・データはこちら
光度は-0.4等級と発表されています。
通過条件は天頂横断コースです。
おひつじ座で地球の影を抜け出し、ふたご座で天頂となります。
Ground Track Plotはこちら(*)
4時に起床して夜空を見ると…、
ふむ、雲ひとつない快星です。星が瞬いています。
ということは、気流が良くないということです。今日は拡大撮影にも挑戦します。
天宮1号の全長は10mです。HTV2やきぼうモジュールとほぼ同じ大きさです。
拡大撮影の難易度としてはかなりハイレベルですがHTV2撮影(*)の経験を生かして
挑戦してみましょう。
Tiangong-1
打上げ日時 2011年9月29日
発射台 酒泉衛星発射センター
質量 8,506 kg
全長 10.4 m
直径 3.35 m
今日のピン合せはベテルギウス…
撮影システムはいつもと同じです。
さて、時間です。ティアンゴン1号はどの程度の明るさで見えるのでしょうか?
予測では ‐0.4等級です。これはカペラ(0.04等級)より明るいことになります。
おっと、見えました。
2011.11.1 5:10:48 NikonD50 f28mm ISO800 F2.8 10sec
肉眼ではっきり見えますが、明るさは2等級程度です。
2011.11.1 5:11:05 NikonD50 f28mm ISO800 F2.8 10sec
では、拡大撮影開始です。
近づいてきました。
2011.11.1 5:11:35 NIKON D90 ISO1250 1/640
むむ…、コースが良すぎます。仰角81°は至難の技です。
こちらは、天頂付近で撮影できた唯一の写真。
2011.11.1 5:11:46 NIKON D90 ISO1250 1/640
天頂をすぎると逆光で暗くなります。最大光度は天頂付近で
カストルとほぼ同じ明るさ、1.5等級程度でした。
ティアンゴン1号は太陽電池パネルを展開(*)しているはずですが
写っていませんでした。反射率の低い素材なのでしょうか?
この撮影直後、神舟8号がリフトオフしました。現在ドッキングに向けて順調に
飛行中のようです。ドッキング゛は11月3日、アンドックが11月16日です。
その間に好条件の通過があったら撮影を試みることにしましょう。
以下、その撮影記録です。
イベント・データはこちら
光度は-0.4等級と発表されています。
通過条件は天頂横断コースです。
おひつじ座で地球の影を抜け出し、ふたご座で天頂となります。
Ground Track Plotはこちら(*)
4時に起床して夜空を見ると…、
ふむ、雲ひとつない快星です。星が瞬いています。
ということは、気流が良くないということです。今日は拡大撮影にも挑戦します。
天宮1号の全長は10mです。HTV2やきぼうモジュールとほぼ同じ大きさです。
拡大撮影の難易度としてはかなりハイレベルですがHTV2撮影(*)の経験を生かして
挑戦してみましょう。
Tiangong-1
打上げ日時 2011年9月29日
発射台 酒泉衛星発射センター
質量 8,506 kg
全長 10.4 m
直径 3.35 m
今日のピン合せはベテルギウス…
撮影システムはいつもと同じです。
さて、時間です。ティアンゴン1号はどの程度の明るさで見えるのでしょうか?
予測では ‐0.4等級です。これはカペラ(0.04等級)より明るいことになります。
おっと、見えました。
2011.11.1 5:10:48 NikonD50 f28mm ISO800 F2.8 10sec
肉眼ではっきり見えますが、明るさは2等級程度です。
2011.11.1 5:11:05 NikonD50 f28mm ISO800 F2.8 10sec
では、拡大撮影開始です。
近づいてきました。
2011.11.1 5:11:35 NIKON D90 ISO1250 1/640
むむ…、コースが良すぎます。仰角81°は至難の技です。
こちらは、天頂付近で撮影できた唯一の写真。
2011.11.1 5:11:46 NIKON D90 ISO1250 1/640
天頂をすぎると逆光で暗くなります。最大光度は天頂付近で
カストルとほぼ同じ明るさ、1.5等級程度でした。
ティアンゴン1号は太陽電池パネルを展開(*)しているはずですが
写っていませんでした。反射率の低い素材なのでしょうか?
この撮影直後、神舟8号がリフトオフしました。現在ドッキングに向けて順調に
飛行中のようです。ドッキング゛は11月3日、アンドックが11月16日です。
その間に好条件の通過があったら撮影を試みることにしましょう。