駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

もう一つの天気の変化

2020年05月07日 | 小考

      

 

 今日から仕事だ。四日間街中には出かけなかったが山小屋には行った。友人達四人と小生特製のカレーを食べ、大分ぼろくなってきた小屋を片付け幾つか補修をした。G氏が居なくなって寂しいが、カレーを辛めに作ることが出来る。G氏は猫舌ではないが辛さに弱く辛口だとフーフー食べていた。やせ我慢ではないと思うが辛いけど美味しいとは言ってくださった。

 午前中、内と外に別れ、私は小屋周りの草を刈ったのだが、午後一時から雨の予報がピタリと当たり、作業をやめて昼飯にしようと声を掛け合った12時45分から降り出した。

 この半世紀で随分天候が変わった。地球温暖化を計測値だけでなく肌で感じるのだが、天候に関して大きく変わったことがもう一つある。それは昔は外れるのは当たり前だった天気予報が二十一世紀になりよく当たるようになったことだ。勿論、一週間先の天気は二三日前になると変更になることはあるが、二三日先の天気はまず外れない。これは凄いことで、この頃はまるでダイヤを見るように天気予報を見て、外出の計画と立てるようになった。

 今の若い人は天気予報が当たるのに大して驚きを感じていないかもしれないが、外れが多かった時代を知っている年代には科学技術の進歩を如実に感じさせる最たるものの一つだ。

 作業を終え腰を上げようとして、斜面で転んでしまった。平衡感覚の劣化、これは加齢現象の最たるものの一つだ。やれやれ。

コメント
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