駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

いつか見た悪い夢

2015年06月17日 | スポーツ

                

 今日は何点取れるかなと見始めたシンガポール戦だったが終わってみれば0対0の引き分けという情けない結果だった。ドイツやブラジルでのワールドカップ本番で経験した日本病が出た。

 相手が専守防衛に徹し意外と優れた身体能力技術を見せたため、慣れない日本選手が戸惑い脳が痺れ、どう動いたらいいか分からなくなってしまった。宇佐見柴崎は落第。酒井宏太田も合格点はやれない。

 ハリルホジッチは間違っていないが、日本病を知らなかった。病気が出たのが緒戦でよかった。日本病というのは予想外の展開に戸惑い一種のパニック状態に陥ることで、脳が痺れ自分で考え素早く対処することができなくなる病だ。

 永世名人羽生大山に教えを請えと言いたくなる。ホジッチ監督も日本選手の隠れ持つ問題点がよく分かったと思う。両サイドバックと中盤の底長谷部の相方が課題だ。

 がっかりだが、問題が緒戦に明らかになってよかったと思う。

コメント
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