駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

変わる米どころ

2015年06月14日 | 旨い物

                                  

  近所に僅かだが水田が残っている。一か月前は草ぼうぼうだったので、もう稲作はやめたのかと思っていたが、先日通りがかったら田植えが済んでいた。数日前のことらしく苗がまだよれよれである。こんなまばらでと思うのは素人で、収穫時期になるとこの間隔でも密集になる。

 先日料亭で懐石を戴く機会があったのだが、炊き上がったご飯を「北海道のユメピリカ」でございますと、得意げに披露された。えっコシヒカリでないのと思いながら食べたのだが、これが旨かった。五十五年前には冷害に悩む北海道の米作と習った記憶がある。この変化は世の中の変化ではなく、気候変動によるものだろう。今や旨い米は北海道ということになった。赤塚不二夫ありせば「ホッカイドウノピリカちゃん」の吹き出しが見られただろう。

 米飯大好きの方に一言、最近は何万円もする炊飯器が米がおいしく炊けると売られていますが、そんなに高いものを買うことはありません。小振りの土釜で、最高においしいご飯が簡単に炊けます。

 録画でなでしこジャパンのカメルーン戦を見た。前半を見終わり、楽勝と思いきや後半一点返されるのが10分早ければ、どうなるか分からない辛勝だった。勝負の怖さを感じさせられた一戦だった。やはり、喜び過ぎるのはよくない。下駄を履くまで、緊張を切らしてはいかん。褌ではなかった、ブラを締め直して次に備えて呉れえ。

コメント (2)
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