駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

年金不祥事を徹底追求せよ

2015年06月04日 | 政治経済

                  

 未だ梅雨入りではないだろうなと書いたら、昨日近畿地方は梅雨入りしたと報じられている。例年より四、五日早いらしい。梅雨が早く来てもあんまり嬉しくない。

 尤も、生活や農業に水は欠かせなく、好みではなく死活の問題で、子供の時はお百姓さんには雨が必要だと一喝された記憶がある。ヨーロッパは梅雨がないらしく、ジューンブライドなどと言う。何となく雨が少なそうな印象があるが、アルプスの雪解け水でまかなっているのだろうか。

 事故のない日はないようで長江で船が転覆したくさんの犠牲者が出ているようだ。事故への対応はお粗末としか言いようがなく溜息が出る。国内でも年金情報が漏れて大騒ぎになっている。漏れるのは当たり前、対策を怠っていたのだからあきれるばかりだ。「申し訳ない」では済まない。ここにお役所の無責任体制と無保証体質が典型的に現れている。漏らした本人を特定し罰するべきだし、損害の補償は役人の年金からお願いしたい。

 これだけ複雑不確かで難しい医療に事故はあっても、不祥事は少ない。医師のモラルの高さ?もあるだろうが、訴訟や罰則が効いている側面もあると思う。医療は相手の顔が見え個別に行われることも、不祥事を少なくしているのだろう。

 国民に背番号を付けるなら、支払った税金年金にも番号を付けて行方を追えるようにしてほしい。無駄遣いや、今回のような弛んだ扱いはうんと減るだろう。

 

コメント
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