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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

言葉を拾う

2011年02月18日 | 町医者診言

 民主党は連合赤軍化していると国民新党の亀井静香氏が、一刀両断に菅政権を酷評している。これに菅首相が烈火の如く怒ったという報道がない。なぜだろうか?

 自分もそう思っているから?あるいは亀井氏の発言だから?。これ以外の理由を思い付かない。いずれにしても、それを聞き出すのが政治記者の仕事だと思う。

 田中秀征氏の政権ウオッチから学生達の言葉を引用する。

 「最大の問題は、菅首相が何のために首相になったのか全く見えてこないことです。言葉だけでは私はもう信じようとは思いません」

 さらに、大半とも言える学生が同趣旨のことを書いていると続く、

「首相が自分のことばかり考えていた結果が人々の信頼を失うことになってしまったのだろう」

「正直な話、頼りがいがなく自分の利益のためにだけしか行動しないような総理にしか見えない」
 

 「自分が弱い人間だと思われたくない、意地でも続けたい、と心の声が聞こえてくるようで本当に国民の声に耳を傾けているとは思えません」。

 学生達は私以上に厳しく鋭い。亀井氏の如く政権の至近距離の人もきちんと見ている。やがて崩壊するのは菅政権だけでなく、事実を伝えようとしないマスコミもではないかと思う。

コメント
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