駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

半井小絵さん

2011年02月25日 | 人物、女

 半井小絵さんは半井と書いて何と読むのだろうと思ったのがきっかけで注目した気象予報士さんだ。長い手足で感じが良く、わかりやすい予報説明で高く評価している。女性気象予報士の嚆矢で、気象予報士の地位を確立した人のように思う。

 ところが先般、意趣漂う不倫報道がされ、眉を顰めていた。見出ししか見ないので詳しいことは知らない(中身を読んでも粗雑で針小棒大な作話と推測する)のだが、感じの良い報道ではない。お二人共否定されており、マスコミの嫌らしさが露呈した。それに、何があってもプライベイトなこと、大きなお世話だ。週刊誌記者の大半は目が濁っているのではないか。人の不幸は密の味が人間の本性のある部分を占めるにせよ、それに取り入るのが初心だったとは思えない。悪事、例えば権力に取り入り私利私欲を肥やす輩の仕業、を暴くというのなら多少の踏みこみも理解できなくはないのだが。

 半井さんを気象予報以外では見たことがない(文章は読んだことはある)が、その印象(利発で飾らず自由闊達)が全てで、恐らく本物もさほど違わぬとの感触がある。ブラウン管の人はそうしたものだ。だから 彼女の違いますの一言で十分、変わらぬ活躍を願う。

コメント
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