駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

アドレナリンで王様の耳

2010年09月03日 | 身辺記
 どうもこの一週間ほどアドレナリンの分泌が多いようだ。元はと言えば常識に欠けるS医師が自分が担当だった医師会史の原稿を突然私に書いてくれと頼んできたことから始まる。締め切りを2カ月も過ぎ、一枚も書いていない原稿を突然お願いしますとしつこく頼むので、ついうっかりどうしてもというならと返事をして、よく聞けば一週間でお願いしますだと、どういう神経の持ち主なのだろうか。「どういうことだ」。と聞けば編集長が私を推薦していると逃げ口上を言う。編集長に聞けば否私でなくS医師が先生が適任だと言っているからと、まったく違う話。嘘つきは精神科医の始まりと知った。催促を受けながら二か月も先延ばしにして挙句の果ては、猿芝居で人に押し付ける。
 あとこれだけなんですと泣き顔の医師会事務のY子さんに免じて土日を潰して書きあげた。Y子さんが潤んだ目で頼まなければ書かなかっただろう。
 えーっと、これは先日の会合で親しい友人に聞いた話です。
コメント
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