ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

湯たんぽ

2021年01月13日 | ノンジャンル
ゆっくり過ごせた三が日。

その三日目に腰を痛めた。中腰から起き上がろうと
した時にビキッと電気のような痛みが走ったので
無理せずそのまま転がった。

前回は2年前になる。冬に向かう季節、春に向かう
季節は要注意なのだが、年末近くに軽く痛めて
から、大掃除などに張り切りすぎたか。
寒いお正月のせいもあるだろうが、今回は10日
ばかり痛みに悩まされ続けた。

毎回思うが、腰は要とはよく言ったもので、
日頃意識すらしていない何気ない動作にも、
腰が関わっていることが文字通り痛みと共に
よくわかる。

朝起きて、顔を洗おうにもかがめない。
食事でもかがめないので、食器を手に取り、
背筋を伸ばして食事する。

車の乗り降りも一苦労である。
自動販売機では、販売品を取るのも、お釣りを
取るのも、かがめないで、しゃがんで取る
ことになる。

情けないのは、靴下を履けない事だ。
寝転がって、足を上げ、何とか履けるといった
具合だ。
着替えひとつとっても、ズボンの脱ぎ履きが
歯がゆい。

以前に処方されていた強い鎮痛剤を服用すると、
痛みは和らぐものの、頭がボーッとして、
吐き気を伴うめまいがする。

痛みを我慢するか、吐き気を伴う倦怠感を
我慢するかのバランスをうまく取るという
10日間だった。

この連休では、今季最大の寒波で、夜中に寒くて
目が覚める事もあった。よほどホットラグなどを
買おうかと思ったが、ホームセンターなどでは、
すでに手ごろなサイズのものは売り切れていた。

基本的に平熱が高いので、初めは寒くても寝入って
しまえば、暖かいのだが、それでも目が覚める
ほどの寒気に、ふと思いついたのが湯たんぽである。

全身を温めるものだと、かえって寝汗をかいたり
するので、足下さえ暖かければよいと思い、
試してみた。

結果は効果てきめん、吐く息も白くなりそうな
寒気の中でも、ホカホカと暖かく、普段よりも
かなり長く眠りに落ちていた。

おかげで腰の痛みも楽になり、ほぼ普通の
状態にまで回復した。
朝になれば冷えているだろうと思いきや、
随分長い時間が経っても、まだまだ温かい。

これから大分寒さも和らぐようだが、まだまだ
油断はできない。
急に冷え込んだ日の夜などは、昔ながらの
湯たんぽがお薦めである。





初詣

2021年01月06日 | ノンジャンル
今年は例年とは打って変わって、初詣に出かける
人の数は激減し、節分までの期間に分散したり、
リモートで参拝したり、海上などから遠くの寺社に
向かっての参拝など、多様な光景が見られた。

我が家では恒例の元日お墓参りが雪で行けなく
なったが、何となく一年のスタートの気分が薄い。

4日に始業で、挨拶と新年の準備をした後は、
国内も海外も割合スローなスタートだったので、
昨日は一人でお墓参りに出掛けた。

実は3日にギックリ腰になりかけた。
12月にやったのと同じくらいのレベルで、
ヤバいと思った時に無理せず、コロンと転がった
のが幸いしたが、あのまま無理すれば、立てない
ほどのものになっていただろう。

高速は空いていたので、片道2時間弱、延べ4時間
ほどの運転だったが、これがまた堪えた。

年が明けてからは、最も穏やかな日であったが、
山間の墓園には雪も残っていて、刺すような
寒気が辺りを包んでいた。

今年一年、家内と子供達と、ついでに私の息災を
頼むよとお願いして、大阪に戻った。

またこの週末にはさらに厳しい寒気が日本を覆う。
感染者数に一喜一憂したところで仕方がないとは
思うが、感染拡大は未だピークには達して
いない様だ。

大寒の頃に生れた私は、厳しい寒さには強い方だが、
腰を患っている時に急な寒さはやはり堪える。

息災どころか、いきなりの痛みの日々に、
先が思いやられる。

週末の連休は、腰を冷やさないよう、しばしの
冬ごもりとするつもりだ。





三が日

2021年01月04日 | ノンジャンル
年末は、オフィスも家も、場所と日にちを分けて
大掃除を進め、ほぼ予定通りに終える事が出来た。

大晦日の夕刻ぐらいから、年越しの準備も終え、
何年振りかで、のんびりとした三が日を過ごした。

毎年、初詣代わりの墓参りも雪で行けなかったが、
おせちとお雑煮で過ごす元日は、ゆっくりと一年が
始まっていく気がして、穏やかな一日となった。

昔は、正月三が日と言えば、どの店も閉まっていて、
街は車もまばらな閑散とした雰囲気だったが、
それが二日から開店する店が多くなり、年中無休の
コンビニもあちこちにでき、遂には元日も営業する
店も増えて、静かなお正月という風情が無くなって
しまって久しい。

家族そろって近くの温泉に初湯に出掛けたくらいで、
随分と久し振りに正月らしい正月三が日だった。

ここ数年、年明けとともに、トップギアで始動し、
一年を駆け抜けるという事が多かったせいか、
正月気分というものをすっかり忘れていた。

やはり、ひとつの大きな節目である以上、再始動は
ローギアからゆっくりとギアアップする方が、
心身共の健康に良いと思える。

例年にはない状況下であるからこそ、例年にはない
穏やかさをもって、一年を始めたい。

そんな思いが叶った三が日だった。

これから徐々に、シフトアップしていきたい。







謹賀新年

2021年01月01日 | ノンジャンル
謹んで新春のお慶を申し上げます。

昨年、一昨年と、喪中にて年賀のない
新年だったが、ようやく今年は普通に祝える
新年を迎えた。

何年ぶりかで凍える様な寒いお正月で、
初詣代わりのお墓参りも雪で行けそうにない。

息子は大晦日前に帰省し、久し振りに
家族4人揃って、家でゆっくりする
正月となる。

何より、家族が皆元気に新年のスタートを
切れることが幸いであり、悦ばしい。

皆様においても、様々な困難は多くとも
それに負けない、健やかな一年で
あらんことを祈りつつ、しばしの寝正月を
楽しむことにする。

また一歩、死に近付く事を慶ぶのは、
今を生きるものの大転換の節目である。
願わくは、転苦換楽の一年としたいと
思う。