ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

冬戻り

2021年01月29日 | ノンジャンル
例年なら、最も寒い時期なのに、暖かい日が
続いている。

正月とその後の3連休の厳しい寒さが嘘のように
時には春のような汗ばむ日もあった。

日差しの温かい小春日和。日が沈むと途端に
冷え込みだした。同じ日の気温とは思えない、
極端な寒暖差だ。

こういう時に思い出すのが、山の天気である。
雲一つない青空が広がっていても、日暮れと共に
急に吹雪いたりする。

汗ばむほどだったのが、骨の芯まで凍てつく
ような寒気になり、時に命に係わる。

ともあれ、年明けの一月は、天候のせいも
あるだろうが、久し振りに長く感じている。
正月からもう随分と時間が経過したような
気がするが、ようやく来週、2月に入る。

忙しければ時間の経つのが早く感じられ、
閑であれば、長く感じるのと同じだろう。

年明け早々、弛緩した心身を引き締める
意味では良いかもしれない。

長く感じる一日ならば、その長さに予定を
詰め込むのではなく、長さそのものを
楽しもうとも思うのである。