ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

サーチライト

2013年12月18日 | ノンジャンル
普段、テレビを見ることが本当に少なくなった。

帰宅して見ると言えばニュース番組くらいで、
トレンディドラマなど、話題にはついて行けるものの、
内容をじっくり見たことはない。

倍返し? じぇじぇじぇ? 
反映されている流行語大賞も、じぇじぇじぇはともかく、
あとはごくありふれた言葉である。

おもてなしなど、言葉の説明ならともかく、
普段、口に出して使う言葉ではない。

話がそれた。休日にはたまに、見るとはなしに
ドラマを斜め見することもある。

私の中では、「LOVEだね」と、
「○○が死ぬことは禁じられている」がお気に入りだ。

特に、ドラマのエンディングが心地良いと感じ、
耳を澄ませば、玉置の曲だった。

いろいろと表面的なことばかり言われるが、
彼の音楽は薄っぺらい感傷を超えて、
凄みを感じるほどの優しさに溢れている。

人はここまで優しくなれるのかという驚きと、
そこまで強くなれるんだという感動がいつも
彼を見るたびに起こる。

この曲も、スポットライトではなく、サーチライトという
タイトルに、それが表れている。

自身を照らしてもらい、そして自分も照らしていく。

あのとき、私は彼女を照らしてあげることが
できなかったのかと思うと、今なお悔しさに涙がにじむ。

今年も残りわずかになって、いい曲に出会えた。

もうどこを照らせばいいのかわからなくなってしまったが、
灯りをつけている限りは、いつか照らすこともできるだろう。

そう信じ続けている。