ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

変化

2013年01月23日 | ノンジャンル
久し振りに、のんびりと正月休みを過ごせたと思ったら、
何のことはない、始業と同時にこれでもかと問題発生。
また今年一年も、駆け足のスタートとなった。

年の初めに、運転免許の更新に行ってきた。
無事故、無違反、無傷のゴールド免許である。

昔は、飲んで運転することなど日常であった。
少し擦ったりするだけで、対人事故がなかったことに
本当に感謝するべきである。

酔った頭で運転していたことに変わりはない。
事故につながらなかったのは、本当に幸運としか
言えないのである。

さて、また5年間の有効期限となったが、新しい
免許証を見て、自分の顔の変化に驚いた。

5年前といえば、断酒2年を過ぎた頃か。

自分ではそれなりに頑張って、そろそろ落ち着いて
きた頃かと思っていたが、免許証の写真はやつれた
病人のように写っていた。

あの頃に比べれば、目まぐるしく忙しい毎日を過ごして
きた中、余計にひどい写りになっているかと思いきや、
逆に比べ物にならないほど元気な姿であった。

何というか、肌つやといい、顔写真の印象というか、
オーラがまるで違う。

日々をともかく飲まずに積み重ねていくというのは、
気が遠くなる時もあったし、劇的に何かが変わる
わけでもなく、その意味さえ分からなくなる時もあった。

だが、長い年月の後に、これだけ変わったんだと
実感できたのは幸せなことである。

一言でいえば、生気を取り戻したかのような違いである。

忙しさに疲労困憊な日々であっても、飲んだくれて
無為に過ごす日々にはない、生きる力が生まれて
いるのだと思う。

ともかくも、できることを精いっぱいで、生きられるだけ
生きていくしかない。

そのことを、自身の写真で、まざまざと見せつけられた
ような気がしたのである。