ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

流されつつある

2008年03月01日 | ノンジャンル
「逃げる」ともいわれる2月も終わり、桃の節句となるが、
いきなり中国出張となり、またまた慌しく新しい月のスタート
となる。

1月の終わりから、心境としては浮き足立ったような中で、
忙しさに翻弄されながら、ここまでに至っている様な気がする。
悪く言えば流されつつあるということで、この辺で地に足を
つけ直す気構えも必要かと考えている。

多忙の中に埋没していると、暇であるよりは安心できる面が
あるが、日々をしっかりと送るという面では、実感が置いてけ
ぼりにされてしまう。
この状態は必ず惰性や、精神的に漫然とした日常へと
繋がってしまう。

特に私の場合は、断酒前と断酒後の生活においては、
こと仕事に関しては何も変わっていない。
家では飲まない分、時間の過ごし方が違っているが、忙しいと
それさえもあまり変わり映えしないものとなってしまう。

やはり基本は規則正しい生活があって、初めて一日一日を
弛みなく生きていくことが出来るのであって、不規則な
生活が半分以上を占めてくると要注意である。

止むを得ない場合を除いて、極力生活リズムを崩さないことが
今は難しいことではあるが、肝要であろうと思う。

断酒3年の節目を前に、流されつつある気持ちも生活も今一度
見直して、自分自身の原点を改めて見つめ直す時であるの
かもしれない。

飲まないのが自然になってきた時期であるからこそ、初診の
頃の原点に立ち返ることが必要であり、これからもその繰り返し
によって、仕切り直しをしていかねばならないと感じている。

家族を基本として、日々の生活も仕事も頑張るのみである。
ともかく、何事も決意して、自分が具体的に動くしかない。
考えることが先に立つ自分にとっては、その具体的な動きの
中において考えるのが、丁度良いくらいであろう。

スピードは遥かに及ばないが、日々成長を続ける子供達と同様、
親として、大人として、流されるのではなく、自らの前進の
毎日でありたいと思うのである。