ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

余裕

2007年06月05日 | ノンジャンル
丸2年を迎えた後、少々中だるみとなっている。

さほどドラマティックでもなく、自分の中でも、感動的でもなく、
拍子抜けしたような感覚ではあったが、それなりの感慨はあった。

また新たな一年を頑張ろうという気持ちに変わりはないが、
どうやら、断酒という事に囚われる程度が、月日を追うごとに
低下している気がする。

これは、自分の中では、危険なシグナルとしては捉えていない。
飲酒欲求が風化して、飲まないのが当たり前というか、自然と
なってきていると感じている。
そんな中で、当然ながら、心身のエネルギー的に、余裕が出てきて
いる面もあるだろう。
今後は、そのエネルギーの余裕を、どこにどう消費していくか
という事も課題となってくるように思える。

全てを仕事に振り分けるのは、なんだかもったいない気がするし、
それ以上に、精神衛生上、あまり得策とは思えない。
力で抑え込んできた状態から、寝技へと持ち込む途上にいて、
初めの頃よりも、多少力を抜いた状態で、押さえ込みが続けられる
という状況になってきたのかもしれない。

余裕が無い時は、良い意味での緊張下にあるので、自分でも
小気味がいい、ピリッと感があるのだが、今の何となくピリッと
しない状況は、それまで無かった余裕の賜物であろう。

これからは、やりたい事を広げて、その余裕を有効に使いたい
とも思う。
ただ、性格的に、余裕の無い中で、緊張状態に置かれた時に、
力を発揮するタイプなので、無為な余裕は反って為にならない。

その意味でも、今後広がってくるであろう余裕を無駄にしない
コントロールが必要となってくる。
回復が終わりなき道であるとすれば、それは成長にも通ずる。
また新たな成長の機会を迎えられたようである。